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日本トライボロジー学会、トライボロジー会議 2019 春 東京 開催、学会賞表彰式を実施

1年 3ヶ月 ago
日本トライボロジー学会、トライボロジー会議 2019 春 東京 開催、学会賞表彰式を実施

 日本トライボロジー学会(JAST)は5月20日~22日、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで、「トライボロジー会議 2019 春 東京」を開催した。機械要素や潤滑剤、表面処理・コーティングなどの関わる研究160件が、一般セッションとシンポジウムセッションで発表された。

 一般セッションは「トライボケミストリー」、「マイクロ・ナノメカニズム」、「表面形状・接触」、「機械要素」、「表面処理・コーティング」、「シミュレーション」、「摩擦材料」「摩耗」、「分析・評価・試験」、「境界潤滑」、「潤滑剤」、「摩擦」、「固体潤滑」、「メンテナンス」、「流体潤滑」の15テーマで、また、シンポジウムセッションは、「高分子材料のトライボロジー」、「境界潤滑下における固体表面の最適設計技術-機能性コーティングかトライボフィルムか?-」、「" 超" を目指す軸受技術の最前線」の3テーマで開催された。

 20日には「2018年度日本トライボロジー学会賞」表彰式が行われ、表面改質関連では、以下などが表彰された。

学会賞授賞式のようす

トライボロジーオンライン論文賞

「Effect of Electric Field on Adhesion of Thermoplastic Resin against Steel Plates」村島基之氏(名古屋大学)、梅原徳次氏(名古屋大学)、上坂裕之氏(岐阜大学)、Xingrui Den氏(リケン)…低燃費自動車への要求が高まる中、軽量な複合材である炭素繊維強化樹脂(CFRP)に注目が集まっている。しかし熱硬化性樹脂が用いられる従来のCFRPは製造時間・コストが高く大衆車への適用が進んでいない。そこで、熱可塑性CFRPに次世代の車体材料としての期待が高まっている。加熱により軟化する熱可塑性CFRPの製造には既存のプレス成型手法を用いることができ、製造時間・コストの低減が期待される。一方で,高温金型表面から離型する際に樹脂が金型へ付着するトラブルが報告されている。本研究は、電場印加という大面積に適用可能な新しい手法を用いた、高温金型表面への熱可塑性樹脂付着抑制手法の開発およびそのメカニズム解明のために実施された。本論文では、極性基を有するアクリル樹脂とガラス転移温度に達した金属表面との付着力を測定し、金型への電場印加の影響を明らかにした。直流電場を印加した場合は付着力の増加が観察され、これは極性基が電場により金属表面に引き付けられたためと考えられた。一方で、交流電場の場合には周波数の増加とともに付着力は減少し、電界強度10V/mm、1 MHzを印加した際には無印加と比較して44%の付着低減効果を示した。これは極性基の移動が分子の絡まりや慣性力などにより遅れる、位相遅れが生じたためと考察。本論文では、アクリル樹脂のガラス転移温度における誘電正接は周波数とともに増加することも実験的に確認し、位相遅れによる極性基と電場の反発力により付着力が抑制されたと示された。以上のように、本研究では電場を利用する従来にはなく、かつ大面積金型に適用可能な熱可塑性樹脂付着抑制手法を開発した。また、誘電正接などを実際に測定しそのメカニズムが示されたことで、付着抑制性に優れた分子構造の開発など今後の発展が期待できるとして評価された。

左から、梅原徳次氏、若林JAST会長、村島基之氏、Xingrui Den氏

技術賞

「耐焼付き性に優れるDLC被膜転がり軸受の開発」佐藤 努氏・伏見元紀氏・上光一郎氏(日本精工)…転がり軸受では使用条件が厳しくなると焼付きや摩耗などの表面損傷を生じ、軸受としての機能に支障をきたす場合がある。このような表面損傷を防止する方法として、金属接触を防止できる表面処理が有効で、特に低凝着性や耐摩耗性を有するダイヤモンドライクカーボン(DLC)被膜は大きな効果が期待できる。しかし、DLCは硬質膜のためにはく離しやすく、特に接触面圧が大きい転がり軸受の軌道面においては被膜はく離が生じやすく、適用が難しかった。高面圧転がり接触下における被膜はく離の抑制には、被膜内部に発生する応力の低減が必須として検討・改良を行った。転がり接触下では母材である鋼が大きな弾性変形を繰り返すため、中間層を含めた各層のヤング率を鋼に近づけることで、接触により被膜内部に発生する応力を低減した。加えて成膜時に発生する被膜の残留応力を被膜組成や成膜条件の最適化により低減した。これらの改良により、高面圧下においてもはく離しにくい高耐久のDLC被膜を得た。開発した耐はく離性に優れるDLC被膜を転がり軸受に適用することで、過酷な使用環境においても長期にわたって焼付きや摩耗を防止することが可能となった。大規模空調設備用ターボ冷凍機においては、本技術を圧縮機支持軸受に採用することで軸受列数の削減と小型化が可能となり、従来機から軸受損失を約50%低減させCO2排出量削減が期待される。また、製紙機械においては抄紙工程のロール支持用の自動調心ころ軸受で問題となるスミアリング損傷(表面の微小焼付き)を実機環境下において長期にわたって防止する効果が確認されており、今後、生産設備の安定稼働ならびにメンテナンス軽減に貢献していくことが期待できるとして評価された。

左から、上光一郎氏(日本精工)、若林JAST会長、佐藤 努氏・伏見元紀氏(日本精工)

「テクスチャ付与による自動変速機用低トルクシールリングの開発」関 真利氏・石岡克敏氏・吉田勇介氏(NOK)、細江 猛氏・徳永雄一郎氏(イーグル工業)…近年の世界的な温暖化対策を背景に自動車のCO2排出規制が厳しさを増す中で、自動変速機(AT)内のシール部品においてもさらなるトルク低減が求められている。AT内のシール部品の機械損失は全体の約25%を占めており、中でも高圧・高速しゅう動環境で複数個使用される回転用シールリングについては、低トルク化のニーズが非常に高い。従来のシールリングはシール幅低減によって油圧による押付け荷重を低減し低トルク化を図ってきたが、過度な油漏れを防ぐためにはさらなるシール幅の低減は困難である。そこでシールリングのしゅう動面に動圧すべり軸受機構を発現する溝形状(テクスチャ)を配置し、流体潤滑状態で作動させることを試みた。シールリングしゅう動面のテクスチャ形状は、流体潤滑を仮定した数値解析をもとに形状を設定した。数値解析では、しゅう動面のみを対象とし、有限差分法によるレイノルズ方程式によって荷重と釣り合う油膜厚さを求めた。また、検証評価として、LIF法を用いたしゅう動面の油膜計測を行い、軸受特性数Gの増加に伴い油膜厚さが増加する傾向は実験も解析も同様であることを確認した。テクスチャシールリングは、従来のシールリングに対し最大で70%のトルク低減効果を確認、すでに量産車に適用されている。今後、自動変速機用シールリング以外の分野においても採用可能な技術で、他樹脂しゅう動部品への展開も期待できるとして評価された。

左から、関 真利氏(NOK)、若林JAST会長、徳永雄一郎氏(イーグル工業)

kat 2019年6月6日 (木曜日)
kat

日本アイ・ティ・エフ、耐焼付き性と耐摩耗性を向上したDLC膜を開発

1年 3ヶ月 ago
日本アイ・ティ・エフ、耐焼付き性と耐摩耗性を向上したDLC膜を開発

 日本アイ・ティ・エフ( www.nippon-itf.co.jp/ )は、自動車エンジン部品のピストンピンの表面コーティングに適したなDLC膜「HC-DLC」を開発、2019年7月より販売を開始する。

 この被膜は、グラファイトや金属などの固体を原料としてプラズマ化し蒸着する「PVD法」とメタンやアセチレンなどの気体を原料としてプラズマ化し蒸着する「CVD法」を組み合わせたもの。耐焼付き性を従来のCVD法によるDLC膜に対して1.6倍、耐摩耗性を2.4倍以上に向上した。

 新開発の被膜を成膜したピストンピンは大型ディーゼルエンジンに採用され、今夏から量産予定だという。今後はエンジン部品だけでなく、焼付きや摩耗がより厳しくなるギアや駆動系部品、燃料系部品にも適用、自動車以外の機械部品や金型などに対しても広く展開を図る。

 自動車の電動化は今後急速に進む見通しだが、2050年時点でもエンジンとバッテリーを組み合わせた車両が大多数を占め、エンジンを搭載する車両は現在よりも増えることが予想されている。このためエンジンの小型化・高効率化はますます加速している。エンジンの効率化のため、過給圧を上げようとすると、DLCをコーティングしたピストンピンに過大な圧力がかかり、焼付きが生じやすくなる。また最近では、ディーゼルエンジンのほかにガソリンエンジンのピストンピンにもDLC膜が採用されており、オイルに使用される添加剤のMoDTCと反応して異常摩耗するなどの課題もあった。これらに対応するため、同社ではHC-DLCを開発した。

admin 2019年6月5日 (水曜日)
admin

トライボコーティング技術研究会、第1回研究会・総会を開催

1年 3ヶ月 ago
トライボコーティング技術研究会、第1回研究会・総会を開催

 トライボコーティング技術研究会は5月31日、埼玉県和光市の理化学研究所 和光本所で、「令和元年度 第1回トライボ研究会・総会」を開催した。

開催のようす

 当日はまず、研究会が開催され、以下のとおり講演が行われた。

・「DLC膜の国際標準化動向と最新成膜技術」平塚 傑工 氏(ナノテック)…DLC膜の構造と分類、さらにはDLCの国際標準化の動向について解説。2016年3月15日に発行されたDLCの摩擦摩耗試験ISO規格(ISO 18535)について摩擦係数の変化に影響する湿度管理等の基準規定などを紹介したほか、日本製のDLC分類用簡易光学評価試験機(堀場製作所製エリプソメータ)を用いた光学的評価法の規格原案(新規再提案)について、分光エリプソメトリー測定・解析手順や、各種DLC膜の光学定数と硬さの相関性などから光学定数がDLC膜の分類・検査の指針として使うことが可能であることを示した。さらに現在進めている、振動式マイクロスクラッチ試験機(レスカ製)を用いた300nm以下のDLC膜の密着性試験の標準化作業など、標準化活動の母体となるDLC工業会の取組みを紹介した。また、30GPa以上の高硬度水素フリーDLC膜を660nm/minの高速で成膜できるナノテックの大電力マグネトロンパルススパッタリング(HiPIMS)技術について、燃料電池セパレータ用導電性・耐腐食性カーボン保護膜などへの適用事例を紹介した。

講演を行う平塚氏

・「DLC膜の密着性評価法」馬渕 豊 氏(宇都宮大学)…ボールオンディスク摩擦摩耗試験機にアコースティックエミッション(AE)センサーを加えることで、実機と相関のある簡易的なDLC膜の密着力試験を行うことができ、DLC膜の研究開発に有効なことから、同試験法のISO化を検討していくこと、また、規格化にあたってはデータの整合性が重要なことから、影響の大きい潤滑油、相手ボール材、試験条件の詳細を試験に織り込んでいく方向性を示した。一方、AEの周波数解析によるはく離要因の解析では、AEの振幅を時系列で整理することで膜の微小はく離の段階で検知できることや、異なる仕様のDLC膜を評価することで、はく離発生の周波数が350~600kHz、表面突起の脱落が8kHzおよび30kHzであることを確認。その他の要因についてはモデルサンプルの作りこみの改善、センサー感度の向上など解決する課題が多いが、上記ISO規格案の付加価値要素として研究を継続していくと述べた。

講演を行う馬渕氏

 講演に続いて「令和元年度総会」が行われ、平成30年度活動報告・会計報告がなされ、令和元年度活動計画が発表された。役員改選では、会長に大森 整 氏(理化学研究所 主任研究員)、副会長に熊谷 泰 氏(ナノコート・ティーエス社長)と野村博郎 氏(理化学研究所 大森素形材工学研究室 嘱託)が再任された。

大森会長

熊谷副会長

野村副会長

 また大森会長より、2020年2月28日に砥粒加工学会ATF(先進テクノフェア)との合同開催を予定している第22回シンポジウム「トライボコーティングの現状と将来」に関する説明と「第12回岩木賞」の募集がなされた。

 総会終了後は、理化学研究所 光量子工学研究センター 中性子ビーム技術開発チーム 中性子工学施設の見学会が行われ、陽子線ライナック小型中性子源RANSなどが披露された。

kat 2019年6月3日 (月曜日)
kat

不二WPC、食品関連分野の課題解決・環境負荷低減で新会社「サーフテクノロジー」を設立

1年 3ヶ月 ago
不二WPC、食品関連分野の課題解決・環境負荷低減で新会社「サーフテクノロジー」を設立

 不二WPC( https://www.fujiwpc.co.jp/ )では1997年4月の設立以来、一般産業部門、モータースポーツ部門、食品関連部門の三部門体制で、表面改質による様々な機能性向上を迅速・安価に提供してきたが、本年6月より食品関連部門を分離して新会社「株式会社サーフテクノロジー」を設立する。

 不二WPCでは食品関連部門については、小麦粉やコーンスターチなど食品粉体のホッパーなどへの付着やフルイなどでの目詰まりといった顧客の様々な問題を表面改質によって解決してきたが、食品関連事業についてより深い知見を蓄積すると同時に、問題解決における食品関連特有の表面改質処理力の一層の向上を目指すべく、新会社設立を決めたもの。

 多様な表面形状の形成によって食品粉体や粘性食品、食用液体などの付着防止や滑り性向上を実現する表面改質技術「マイクロディンプル処理®」をキーテクノロジーとして、その技術を常に進化・発展させることによって、安心・安全に食品ロスや生産性の悪化(エネルギーロス)といった問題を解決することで、さらなる環境負荷低減につなげ、社会の発展に貢献していく狙いだ。

®のロゴ" align="center" width="412" height="160" />特許技術マイクロディンプル処理®のロゴ

 小麦粉、コーンスターチをはじめカレー粉、調味料など様々な食品用粉体は、ホッパー、シューターやコンベヤーさらに分粒用のフルイ、分包用計量器、充填機を経由して製品化される。それら搬送機器類では、ブリッジなどの排出不良(ホッパー)、目詰まり(フルイ)などのトラブルが発生し、生産効率低下や不良品増加の原因となっている。その主な要因は、搬送機器類の表面と粉体との付着や摺動特性の不良によるものである。

 それら搬送機器類ではPTFE系樹脂のコーティング、いわゆるテフロン®加工が施されているものも多いが、PTFE加工は摩耗やはく離が起きやすく摩耗粉やはく離片が発生するほか、近年はPTFEそのものの毒性に関するいくつかの報告がなされ、PTFE加工品の食品用部材への使用に関する懸念が高まっている。また、食品製造産業では、食の安全を確保するために異物混入に対する対策が喫緊の課題となっており、食品搬送用機器の脱PTFE(脱コーティング)化が急速に進められている。

 こうした問題に対し新会社サーフテクノロジーでは、コーティングではないため食品製造分野で安心して使用できる特許技術である「マイクロディンプル処理®(MÐ処理®)」を引き続き提案していく。

 マイクロディンプル処理®ではメディアをホッパーやフルイなどの金属系基材に投射することによって凹凸(テクスチャリング)を形成し、接触面積を減らし滑り性を向上させることで、粉の通過性が1.2~2倍に向上、粉落ちが良くなるため、網の目詰まりによるメンテナンスや交換の手間を軽減できる。また、付着が少なくなり廃棄量を減少でき歩留まり向上につながるほか、付着した粉もエアーで簡単に吹き飛ばせるため洗浄時間を短縮、さらには濾すための人件費(人手不足対策)や洗浄時間短縮による光熱費の削減につながる。タッピングボールを使わなくても付着が抑制できる場合は、タッピングボールの破片といった異物混入の対策にもなる。

 下図に未処理のフルイとマイクロディンプル処理®によるテクスチャリングを形成したフルイへの、小麦粉の付着状況(と拡大写真)を示すが、未処理のフルイでは付着が多く、部分的に目詰まりが起きているのが観察される。一方、マイクロディンプル処理®を施したフルイでは付着量が大幅に低減されており、テクスチャリングによる粉体の付着低減の効果が確認される。

 日本国内における食品粉末の消費量は、小麦粉が600万t、コーンスターチ等の澱粉が300万tなど、総量で1000万tを超える。そのうち、0.1%が付着して洗浄等により除去された場合、1万tの不良粉末が生成される。それらは捕集、分別され再利用されるか廃棄物とされる。そのためのエネルギーや環境負荷は膨大なものであり、エネルギー対策や環境対策の上でも、食品業界において、マイクロディンプル処理®による食品用粉体の付着防止と滑り性向上が注目されてきている。


®面(b)の小麦粉の付着・目詰まりの様子" align="center" width="600" height="450" />フルイの未処理面(a)ならびにマイクロディンプル処理®面(b)の小麦粉の付着・目詰まりの様子

 マイクロディンプル処理®とその特徴を活かした食品分野での適用事例については、本年7月9日〜7月12日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開催される「FOOMA JAPAN 2019(国際食品工業展)」の不二WPC/サーフテクノロジー ブースで披露される予定。

FOOMA JAPAN 2018での出展のようす

kat 2019年5月31日 (金曜日)
kat

第15回中日国際超精密加工会議(CJUMP)が9/26~28に前橋市で開催

1年 4ヶ月 ago
第15回中日国際超精密加工会議(CJUMP)が9/26~28に前橋市で開催

 The 15th CJUMP(China-Japan International Conference on Ultra-Precision Machining Process:中日国際超精密加工会議)( http://www.flx.ne.jp/15thCJUMP/ )が、9月26日~28日、群馬県前橋市で開催される。主催は精密工学会(JSPE)ナノ精度機械加工専門委員会と中国机械工程学会(CPEI)。

 今回は議長団を務める群馬大学 林 偉民氏、理化学研究所 大森素形材工学研究室 大森 整氏と前橋商工会議所ものづくり指南塾との連携により、前橋商工会議所において行われる。会期中に、群馬大学 重粒子線医学研究センターの見学も予定されている。

 CJUMPは、生産加工分野における超精密加工に関わる国際会議で、本分野において中国では最も重要な国際会議の地位を占め、例年、重鎮から若手研究者まで活発に最新の研究報告が行われている。

 1987年から日本と中国の共催でスタート、中断していた時期があったが、2008年度から活動が再開され、昨年度開催された第14回CJUMPで30周年を迎えた。主に中国で開催されていたが、2013年は韓国・済州で、2015年は東京・板橋区内で開催され、以後は2回中国で開催された後は1回日本で開催されるというルールが確立している。

 会議の主なトピックスは、シングルポイントダイヤモンドターニング、超精密研削技術、高速・高効率加工、超精密加工機のデザイン、加工工具およびシステム、クーラントおよび冷却、インプロセス計測・モニタリング、超精密表面のための計測・評価、仕上げ加工、ラッピングおよびポリッシング、マイクロ/ナノ機械加工・成形加工、ビーム支援ポリッシングプロセス、超精密位置決めの制御、光学・電子部品の成形プロセス、CMPおよびシリコンウェハの加工、など。

 参加申込はThe 15th CJUMPホームページ( http://www.flx.ne.jp/15thCJUMP/ )から行える。

kat 2019年5月14日 (火曜日)
kat

理研シンポジウム:第44回マイクロファブリケーション研究の最新動向が5/24に開催

1年 4ヶ月 ago
理研シンポジウム:第44回マイクロファブリケーション研究の最新動向が5/24に開催

 理化学研究所 大森素形材工学研究室は5月24日14:30~17:20に、理化学研究所 和光研究所 研究交流棟3階会議室で、「理研シンポジウム:第44回マイクロファブリケーション研究の最新動向」を開催する。協賛は、日本機械学会、精密工学会、砥粒加工学会、電気加工学会、日本塑性加工学会、日本セラミックス協会。

 当日の内容は以下のとおり。

・14:30~14:50 開催の挨拶、趣旨説明:理化学研究所 大森素形材工学研究室 大森 整氏

・14:50~15:40 「超精密切削およびレーザ照射による撥水性表面の創成」慶應義塾大学 理工学部 機械工学科 閻 紀旺氏

・16:00~16:30 「LED用サファイア基板への微細溝加工と表面粗さ」理化学研究所 大森素形材工学研究室 春日 博氏

・16:30~17:00 「ジルコニアインプラント表面のナノ秒パルスレーザ改質:熱影響および硬組織適合性に関する基礎的検討」東北大学大学院医工学研究科/理化学研究所 原田智広氏

・17:00~17:15 総括:理化学研究所 大森素形材工学研究室 春日 博氏、大森 整氏

・17:15~17:20 次回予定、閉会の挨拶:理化学研究所 大森素形材工学研究室 春日 博氏

 参加申し込みは、所属、住所、氏名、連絡先(電話番号、FAX番号、メールアドレス)を記載の上、以下まで。
 FAX: 03-5918-7624
 E-Mail: micro_mold@micro.ne.jp

kat 2019年5月14日 (火曜日)
kat

第12回MIRAI会議が8/2に九州大学で開催

1年 4ヶ月 ago
第12回MIRAI会議が8/2に九州大学で開催

 MIRAI(Manufacturing institute for Research on Advanced Initiatives)とNPS(未来生産システム学協会)は8月2 日、九州大学伊都キャンパスで「第12回MIRAI会議(The 12nd MIRAI Conference on Microfabrication and Green Technology)」( http://2019.e-mirai.xyz )を開催する。

 MIRAI会議は、微細加工とグリーンテクノロジーを主たる分野とした国際会議で、環太平洋地域の国々としては主に日本、韓国、台湾、中国、米国、シンガポールの各国から第一線の研究者等が参加し、継続的に開催している。

 開催場所は毎年移動するが、2017年は韓国慶州で韓国精密工学会(KSPE)の国際会議ISGMA2017と同時開催され、2018年は札幌でPRESM2018(ISGMAが2018年から改称)と同時開催されている。第12回目となる今回は、福岡市の九州大学伊都キャンパス ウエストゾーン ウエスト4号館で開催されることとなった。

 今回のトピックスは、マイクロファブリケーションと精密加工、アディティブ・マニュファクチャリング、塑性加工/射出成形加工、研削加工、物理・化学プロセス、グリーンテクノロジー、グリーンイノベーション/ライフイノベーション、光学および医療機器、環境配慮型テクノロジー、など。

 受付は以下のURLで実施できる。
http://www.flx.ne.jp/12ndmirai/registration/

kat 2019年5月13日 (月曜日)
kat

島津製作所、ISO規格に標準で対応可能なマイクロビッカース硬度計

1年 4ヶ月 ago
島津製作所、ISO規格に標準で対応可能なマイクロビッカース硬度計

 島津製作所( https://www.shimadzu.co.jp/ )は、データの信頼性を向上させる新機能を搭載し、ビッカース硬さ試験に関するISO規格に標準で対応可能なマイクロビッカース硬度計「HMV-G30/HMV-G31シリーズ」の販売を開始した。

 マイクロビッカース硬度計は、微小な試験力でビッカース硬さを測定する装置。圧子と呼ばれる正四角錐のダイヤモンドで試料に力を加え、表面にできたくぼみを計測することで、試料の硬さを算出できる。鉄鋼材料や金属素材、機械部品の検査、めっきや熱処理などの表面改質の評価のために国内外の幅広い業界で使用されていることから、近年は、データ管理機能の強化や操作性の向上、用途に合わせた各種機能の充実が必要とされている。

 同シリーズは、試験実施者を自動的に記録し、再測定時にパスワード入力を必須にする新機能を標準搭載した。これにより不要なデータ編集を抑え、データの信頼性を高める。また、ビッカース硬さ試験に関する規格であるISO6507-1およびISO6507-2に従った1gの低試験力での測定に標準で対応している。さらに、500万画素カラーカメラ搭載モデルをシリーズに追加したことに加え、ステージの位置を電動で調整するマイクロメータをオプションで導入可能。用途や使用者に合わせたシステムを構築できる。

admin 2019年5月9日 (木曜日)
admin

協和界面科学、接触角や摩擦・摩耗解析など受託測定サービスを開始

1年 4ヶ月 ago
協和界面科学、接触角や摩擦・摩耗解析など受託測定サービスを開始

 協和界面科学( https://www.face-kyowa.co.jp/ )は、自社が製造・販売する測定機器を用いて接触角、表面・界面張力、摩擦・摩耗解析、粘着・皮膜はく離解析、ゼータ電位、防曇性評価などの受託測定サービスを開始した。クレームの原因調査や取引先から測定データの提示を求められたりした場合など、一時的に各種測定結果の必要性が生じたケースに対応する。

 受託測定サービスは、同社の専任測定員が測定から報告まで対応。素材評価のための判定指標となる信頼性の高いデータを提供する。主な測定項目は以下のとおり。
・静的/動的/接触角(ぬれ性、撥液性、洗浄評価、表面自由エネルギー解析など)
・静的/動的表面・界面張力(浸透性、乳化性、溶けやすさ、ぬれやすさ、泡立ちなど)
・ラメラ長(泡沫安定性、塗膜のピックアップ性、液切れ性、ワキ性評価など)
・粉体ぬれ(粉体のぬれ性、粉体の表面処理・表面粗さによるぬれ性、粉体浸透速度による湿潤性評価など)
・静/動摩擦 摩耗解析(摩擦摩耗、潤滑性、ベタつき、滑り性など)
・引張試験(粘着、角度依存、軽はく離、高速はく離など)
・ゼータ電位(粒度分布,分散安定,凝集,沈降性など)
・防曇性評価(くもり度合,透け具合,結露など)

  また、受託測定サービスの詳細はこちらから確認できる。

admin 2019年5月9日 (木曜日)
admin

メカニカル・サーフェス・テック2019年4月号「特集:切削工具の表面改質」、「キーテク特集:浸炭処理」が4/25に発行

1年 5ヶ月 ago
メカニカル・サーフェス・テック2019年4月号「特集:切削工具の表面改質」、「キーテク特集:浸炭処理」が4/25に発行

 表面改質&表面試験・評価技術の情報誌「メカニカル・サーフェス・テック」の2019年4月号「特集:切削工具の表面改質」、「キーテク特集:浸炭処理」が当社より4月25日に発行される。

 今回の特集「切削工具の表面改質」では、ドライ環境で使用できるホブに成膜される被膜の概要について、穴あけ・めねじ加工用切削工具の長寿命化を実現するCr、Si系被膜について、汎用性に優れた切削性能を示す被膜の機能性向上を図った事例について、これまで金型で適用されることが多かった炭化バナジウムコーティングを切削工具に適用した事例について紹介する。

 また、キーテク特集「浸炭処理」では、量産型真空浸炭装置の概要と特徴について、超高速浸炭処理において熱処理歪の抑制を図った事例について紹介する。

特集:切削工具の表面改質

◇歯車加工における耐摩耗性に優れた被膜の適用事例・・・三菱重工工作機械 加藤 拓真
◇穴あけ・めねじ加工用切削工具におけるドライコーティングの適用・・・オーエスジーコーティングサービス 権田 英修
◇切削工具用汎用被膜の機能性向上・・・日本コーティングセンター 斉藤 邦夫
◇炭化バナジウムコーティング工具の開発と適用状況・・・鳥取県産業技術センター 加藤 明、今岡 睦明

キーテク特集:浸炭処理

◇量産型真空浸炭装置の概要と適応状況・・・中外炉工業 大下 修
◇超高速浸炭処理を用いた熱処理歪の抑制技術・・・光洋サーモシステム 山本亮介、戸田一寿

連載

トップインタビュー・・・ジュリアン・ベイショア 氏(マクダーミッド・パフォーマンス・ソリューションズ・ジャパン) 
注目技術:住宅における表面技術・・・LIXIL 井須 紀文
Dr.クマガイののんび~り地球紀行 第3回 トルコ編・・・不二WPC 熊谷 正夫

トピックス

振動摩擦摩耗試験機「SRVR」ユーザーズミーティングが開催
第11回岩木賞贈呈式、第21回シンポジウムを開催
表面技術協会、第70回通常総会・協会賞など各賞授与式を開催
ハノーバーメッセ2019が開催、燃料電池向けコーティングなど新技術が披露

admin 2019年4月22日 (月曜日)
admin

三洋貿易、高速振動摩擦試験機の販売を開始

1年 5ヶ月 ago
三洋貿易、高速振動摩擦試験機の販売を開始

 三洋貿易( https://www.sanyo-si.com/ )は米・Rtec-instruments製で、最大500Hzの高速往復振動でもボイスコイルストロークをリアルタイムに監視して制御が行える高速振動摩擦試験機「FFT-1」の販売を開始した。

 同試験機は、仕様によりボイスコイルをミニ(0.05~10N)、シングル(10N~1000N)、ダブル(1000~2500N)から選択できるため最大摩擦力2500N、最大荷重5000Nで試験が可能。また、~180℃、~500℃、~1000℃と幅広い温度コントロールが可能であり、必要な範囲のヒーターを選択できる。さらに、最速200000Hzでデータ収集が可能なため試験データの波形がはっきりと確認できる。試験はレシピが作成可能なため保存後は誰でも同じ試験を繰り返すことができる。

 筐体はフロアスタンドフレームを採用しており低重心・鉄骨構造によりテストの振動を低減する。またコントローラー、データ収集ボックス、電気制御ボックスは筐体下部に取り付けられており、将来のアップグレードが容易となっている。

admin 2019年4月5日 (金曜日)
admin

東レリサーチセンター、示差走査型熱量測定とラマン分光測定を接続した新規手法を開発

1年 5ヶ月 ago
東レリサーチセンター、示差走査型熱量測定とラマン分光測定を接続した新規手法を開発

 東レリサーチセンター( https://www.toray-research.co.jp/ )は、示差走査型熱量測定とラマン分光測定が可能な新規手法(DSC-Raman)を堀場製作所と共同で開発、同手法の受託分析サービスを開始した。

 示差走査型熱量測定法(DSC)は、試料を加熱した際の熱の出入りを調べることでガラス転移や融解・結晶化等の相転移についての情報を得る分析手法。東レリサーチセンターの前身である東レ 中央研究は、1965年に他社に先駆けていち早く同装置を導入し、高分子材料を中心に熱分析技術の開発を続けてきた。

 東レリサーチセンターは1978年の設立以降、各種材料で熱分析技術の開発を継続してきたが、今回DSC装置内に光学系を導入することで、DSC曲線とラマンスペクトルを同時に取得することが可能となった。DSC-Ramanの装置はすでに分析装置メーカーから販売されているが、同社では光学系に偏光測定機能を付加することで、高分子の加熱時配向変化の解析を実現した。この技術により、熱処理中の高分子材料の熱的特性と分子構造の変化を追跡することが可能となった。

admin 2019年4月5日 (金曜日)
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神戸製鋼所、高機能抗菌めっき技術のサブライセンス権を高秋化学に供与

1年 5ヶ月 ago
神戸製鋼所、高機能抗菌めっき技術のサブライセンス権を高秋化学に供与

 神戸製鋼所は、2001年に開発した高機能抗菌めっき技術「KENIFINE(ケニファイン)」について、ライセンシーの1社である高秋化学に、4月よりサブライセンス権(第三者にケニファインの再実施を許諾する権利)を供与した。気相方式を用いた加工は除外する。

 今回供与した背景として、高秋化学は2002年にライセンシーとなって以来、ケニファインの技術を用いて、2015年には抗菌力を強化した新たな柔道畳用抗菌粉末や、昨年には水耕栽培用資材の開発など本分野における豊富な知識・経験を有しており、供与により同技術のさらなる発展が期待されること。また、他社から神戸製鋼所へケニファイン技術導入のニーズが多く寄せられており、供与元を2社とすることで、より円滑に対応していくことを目的としたもの。

 ケニファインは、他の抗菌技術(抗菌塗装・抗菌ステンレスなど)と比較し、10倍以上の滅菌スピードとその後の菌の増殖を抑制する効果があり、また、かびの生育を抑制する作用は銀系抗菌剤の50倍以上の効果を有する神戸製鋼所独自の高機能ニッケル系合金めっき技術。2001年に開発して以来、抗菌への関心の高まりもあり、食品や医療、家電などの産業分野、台所用品やグルーミンググッズなどの民生分野、さらに最近では粉末も開発し、塗装・スプレー、印刷分野など適用分野を大きく広げている。それに伴いライセンシーも14社まで拡大している。

admin 2019年4月5日 (金曜日)
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メカニカル・サーフェス・テック2019年2月号「特集:自動車の表面改質」、「キーテク特集:表面観察」が2/25に発行

1年 6ヶ月 ago
メカニカル・サーフェス・テック2019年2月号「特集:自動車の表面改質」、「キーテク特集:表面観察」が2/25に発行

 表面改質&表面試験・評価技術の情報誌「メカニカル・サーフェス・テック」の2019年2月号「特集:自動車の表面改質」、「キーテク特集:表面観察」が当社より2月25日に発行された。

 今回の特集「自動車の表面改質」では、自動車の内燃機関において熱効率向上を目的として用いられている各種コーティング技術について、自動車メーカー各社とアカデミーとの連携によるエンジンの摩擦損失低減の取組み、ピストンスカートの表面粗さを低減し内燃機関の機械的損失を低減する平滑2層構造固体潤滑被膜について、自動車の軽量化により多用されるアルミニウム合金と陽極酸化処理の課題と技術開発例について紹介する。

 また、キーテク特集「表面観察」では、顕微分光膜厚計を用いてDLC膜の膜質や物性値を非破壊・非接触で測定した事例について、イオンミリングを用いた断面加工による金属表面のコーティング膜解析の事例について紹介する。

特集:自動車の表面改質

◇自動車の内燃機関で用いられるコーティング技術・・・トヨタ自動車 眞鍋 和幹
◇SIP「革新的燃焼技術」における乗用車用内燃機関の摩擦損失低減の研究成果・・・東京都市大学 三原 雄司
◇ピストンスカートにおける平滑2層構造固体潤滑被膜の適用・・・日立オートモーティブシステムズ 佐々木 正登
◇陽極酸化処理技術による自動車部品の軽量化・・・ジェイテクト 齊藤 利幸

キーテク特集:表面観察

◇顕微分光膜厚計におけるDLC膜の計測評価技術・・・大塚電子 岡本 宗大
◇イオンミリングを用いた断面加工による金属表面のコーティング膜解析・・・東芝ナノアナリシス 内田 博 氏、池田 誠 氏、小林勇太 氏に聞く

連載

注目技術:CO2レーザーを用いたナノスケール金属加工技術・・・インド パデュー大学
Dr.クマガイの のんび~り地球紀行 第2回 インドネシア編・・・不二WPC 熊谷 正夫

トピックス

ASTEC/SURTECH2019など開催、コーティングや表面試験・評価技術が集結

admin 2019年2月26日 (火曜日)
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58 分 46 秒 ago
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