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日本ベアリングなど小千谷市の7社、JIMTOF 2024でスタンプラリーを開催

3日 1時間 ago
日本ベアリングなど小千谷市の7社、JIMTOF 2024でスタンプラリーを開催kat 2024年10日04日(金) in

 日本ベアリングなど新潟県小千谷市に本社を置く7社からなる「JIMTOF 2024 おぢやスタンプラリー実行委員会」(実行委員長:ユキワ精工・酒巻弘和社長)は、11月5日~11月10日の「第32 回日本国際工作機械見本市JIMTOF 2024」の開催期間中、JIMTOF 2024で出展の同7社のブースをめぐる「JIMTOF 2024 おぢやスタンプラリー」を開催する。新潟県中越大震災から20年の復興と感謝の思いを込めて企画されたもの。後援は、ニュースダイジェスト社と小千谷鉄工電子協同組合。

 今回の企画は、人口33000人の新潟県小千谷市が、自社ブランドを持つ7社もの企業がJIMTOF 2024に出展するほどの工作機械・工作機器のメーカー集積地であることや、小千谷市内のメーカー名をより深く認識してもらうことを目的に実施されるもの。

 参加企業(50音順)は、エヌ・エス・エス(小間番号:東5ホール E5024)、オヂヤセイキ(小間番号:東7ホールE7016)、第一測範製作所(小間番号:東7ホールE7017)、タカハシキカイ(小間番号:東1ホールE1048)、日本ベアリング(小間番号:西2ホールW2058)、 ユキワ精工(小間番号: 西2ホールW2053)、理研精機(小間番号: 西2 ホールW2007)の7社。

 JIMTOF 2024 おぢやスタンプラリーの実施概要は以下のとおり。

1.実施期間:11月5日~11月10日のJIMTOF 2024開催期間中

2.実施内容:上記7社すべてのブースを訪問して各ブースに設置されたスタンプ台で応募ハガキに押印、会場の7社いずれかのブースで7個のスタンプが押された応募ハガキを直接渡す、あるいは7個のスタンプが押された応募ハガキを投函。抽選で“小千谷の名産品”が当たる

3.景品
・特賞:魚沼産新米コシヒカリ60kg 1名
・A賞:小千谷の地酒 20名
・B賞:小千谷そば・うどんセット 20名
・C賞:小千谷おかき詰め合わせ 20名
・復興感謝賞 7名

4.スタンプラリーの注意事項
・応募は、一人1 通
・各社ブースで来場登録を行う
・応募締切は11月22日消印有効
・主催7社の社員は応募不可
・当選は商品の発送をもって代える
・発送先は、日本国内に限る
 

 

kat

イグス、樹脂製すべり軸受の独創的でサステナブルな使用事例を募集開始

4日 18時間 ago
イグス、樹脂製すべり軸受の独創的でサステナブルな使用事例を募集開始kat 2024年10日02日(水) in

 イグスは、自社のエンジニアリングプラスチック製すべり軸受の使用事例を表彰するコンテスト「マヌス(manus)賞」の募集を開始した。

 今回で第12回目の開催となるマヌス賞は、イグスのエンジニアリングプラスチック製すべり軸受の独創的かつサステナブルな使用事例を募集し、表彰するコンテスト。マヌス賞は隔年で開催しており、前回の2023年度は36カ国から480件の応募があった。受賞者は、ドイツの研究機関や製造業界専門誌から選出された審査員に選ばれ、最大5000€の賞金が授与される。

第12回 マヌス賞 募集要項

応募対象:樹脂が含まれるイグスのすべり軸受、リニアベアリング、球面ベアリングを使った事例

賞金:マヌス金賞5000€、マヌス銀賞2500€、マヌス銅賞1000€、グリーンマヌス賞3000€

応募締め切り:2025年1月17日

応募フォーム:https://registration.manus-award.com/en/manus-award-registration/

マヌス賞2025に関する詳細:https://www.igus.co.jp/info/manus-award

金属製すべり軸受からイグスのすべり軸受への置き換えにより、環境負荷の低減やコスト削減、技術改善などを達成した事例が対象となり、前回2023年度の第11回マヌス賞では以下の事例が受賞した。

・マヌス金賞:液体窒素肥料を農地に供給するパラリンケージコールター/J&M Manufacturing社(アメリカ)

 イグリデュール(潤滑剤不要の樹脂製すべり軸受)を使った、サステナブルかつ経済的な新型の農業機械が受賞した。地中への潤滑剤混入がなくなると同時に、潤滑剤コストの削減に成功した事例となる。

・マヌス銀賞:スリムなデザインの高圧洗浄機ユーザー向けパワードスーツ/Aufratech社(フランス)

 高圧洗浄機を扱う作業員が着用するパワードスーツ「EXO N」の事例が受賞した。作業員の腰にかかる大きな負担を軽減させる機構に、イグリデュールとドライリン(リニアガイド)が採用された事例となる。

・マヌス銅賞:自治体車両向けの伸縮式高圧洗浄機/Fiedler Maschinenbau und Technikvertrieb社(ドイツ)

 汚れた道路や広場を清掃する自治体車両向け高圧洗浄機の事例が受賞した。この高圧洗浄機の特長である拡幅可能な洗浄ノズルにドライリンが使われている。

・グリーンマヌス賞:ローダーワゴンや堆肥散布機などに使用される無潤滑ボール式連結装置/Rockinger Agriculture社(ドイツ)

 ローダーワゴンや堆肥散布機、ダンプカー、農業用噴霧機用の無潤滑ボール式連結装置「KS80」の事例が受賞した。同社では、ドイツにあるトラクターの1/3が「KS80」と耐摩耗性インサートを搭載すると、約8300個分のボール式連結装置で潤滑剤カットが可能となり、年間8tのグリースを節約できると試算した。

kat

THK、高加減速対応・低しゅう動のミニチュア直動転がり案内の受注を開始

4日 19時間 ago
THK、高加減速対応・低しゅう動のミニチュア直動転がり案内の受注を開始kat 2024年10日02日(水) in

 THKは、高加減速対応・低しゅう動のミニチュアLM ガイド「AHR」の受注を開始する。

高加減速対応・低しゅう動のミニチュアLMガイド「AHR」

 

 高加減速対応・低しゅう動のミニチュアLMガイドAHRは、半導体チップの生産能力向上に役立つ高加減速に対応した性能を持つLMガイド。ミニチュアLMガイドの高速・高加減速動作における耐久性と低しゅう動性を兼ね備え、なおかつ既存の2列ゴシックアーチ溝を採用したミニチュアLMガイドとの取付寸法互換を実現した。

 新開発したボール循環部品により最高速度5m/s、最高加減速度300m/s2を実現しており、生産性向上が求められる半導体製造装置に最適で、特に高い生産性能を要求されるダイボンダーやテストハンドラーといった半導体製造の後工程設備、さらにはチップマウンターなどの主軸案内部の使用に最適化されている。

 特長は以下のとおり。

・高速・高加減速対応:新開発のボール循環部品の採用により、高強度・強靭化を実現。高速・高加減速動作時のロバスト性を向上し、生産性向上に貢献する

・低しゅう動抵抗:コア技術である理想的な4列サーキュラーアーク溝2点接触構造により、低しゅう動化を実現。これによりサーボ制御性向上に貢献する

4列サーキュラーアーク溝2点接触構造による低しゅう動抵抗

 

・取付寸法互換:既存のゴシックアーチ溝を採用したミニチュアLMガイドと取付寸法互換があるため、置き換えが可能

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イグス、PFAS規制に対応し、食品・包装業界向けにPTFEフリー&FDA準拠の新製品を提供開始

4日 20時間 ago
イグス、PFAS規制に対応し、食品・包装業界向けにPTFEフリー&FDA準拠の新製品を提供開始kat 2024年10日02日(水) in

 イグスは、食品製造・包装業界向けの粉状コーティング材やリニアガイドに新しいバージョンを追加した。将来的なPFAS(有機フッ素化合物)規制の影響を受けないPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)フリー素材を採用するなど、これまでよりさらに環境負荷が低く、衛生的な製造現場に寄与する製品が提供可能になっている。

 イグスは、10月23日~25日に東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2024(2024東京国際包装展)」において、PFAS規制対応の新製品を含めた食品業界向けのラインアップを幅広く紹介する予定だ。

 PFASは、工業製品や消費財などあらゆる分野で欠かすことのできない化学物質だが、近年人体や環境への有害性から欧州や米国を中心に規制が強化されてきており、企業にはPFAS規制への対応が求められている。

 これに対しイグスでは、包装機械のしゅう動部分など、さまざまな用途で使用されている食品業界向け粉状コーティング材に、新しくPTFEフリーの「イグリデュールIC-05PF」を追加した。PTFEを使用したコーティング材からの置き換えにより、将来のPFAS規制の影響を受けることなく、高いしゅう動性・耐摩耗性を実現できる。また、リーズナブルな価格のため、コストを削減できるケースもある。

 イグリデュールIC-05PFの特長は以下のとおり。

・導電性部品へのコーティングに適用可能
・PTFEフリー
・FDA(アメリカ食品医薬品局)およびEU 10/2011準拠
・DIN EN ISO 9227に準拠した塩水噴霧試験で耐性を確認済み

 また、食品製造現場での使用を想定し、FDA準拠およびPTFEフリーの素材を使用したリニアガイドが新しいデザインになり、「ドライリンW-HYD」として追加された。EHEDG(欧州衛生工学・設計グループ)が示す食品製造機械の衛生設計ガイドラインに則り、隙間を極力なくすデザインにすることで、残留物や雑菌・バクテリアが付着しにくく、洗浄作業がより簡単になる。また、キャリッジのしゅう動部分に溝を設けているため、水や洗浄剤が速やかに排出されやすくなる。

 ドライリンW-HYDの特長は以下のとおり。

・洗浄を伴う食品製造工程に適用可能
・PTFEフリー
・FDAおよびEU 10/2011に準拠
・EHEDGガイドラインまたはDIN EN 1672-2に準拠した設計

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NTN、ベトナム・ホーチミンに販売・技術サービスの支店を設立

4日 20時間 ago
NTN、ベトナム・ホーチミンに販売・技術サービスの支店を設立kat 2024年10日02日(水) in

 NTNはベトナム・ホーチミンに、同社グループの販売会社「NTN BEARING VIET NAM」(NTNベトナム販売)のホーチミン支店を新たに設立した。今後さらなる市場の成長が期待されるアセアン地域の中でも中核を担っていく同国最大の商業都市・ホーチミンに新たな販売拠点を構え、積極的な販売活動や技術サービスの提供を通じて、より一層アフターマーケットビジネスの拡大に取り組んでいく。
 

「NTNベトナム販売 ホーチミン支店」が入居するビル

 

 ベトナムは、近年、自動車をはじめ各種産業のグローバルメーカーによる市場参入や地場メーカーの成長などにより、安定した経済成長を続けている。NTNは、2016年にベトナムの首都ハノイに販売会社であるNTNベトナム販売を設立し、自動車や産業機械メーカーであるベアリングユーザーと販売代理店への販売や技術サービスを提供してきた。

 ベトナム南部のユーザーと販売代理店については、これまでハノイ本社や近隣の「NTN BEARING-SINGAPORE」(NTNシンガポール販売)が出張などにより対応してきたが、アフターマーケットビジネスのさらなる拡大を図るため、同国最大の産業の集積地であるホーチミンおよびその近郊のユーザーや販売代理店に向けた販売体制を整えることが必要だと判断し、今回新たに販売拠点を設立することを決定したもの。

 ホーチミン支店におけるユーザーや販売代理店への積極的なアプローチやきめ細かな技術サービスの提供を通じて、ベトナムおよびアセアン地域におけるアフターマーケットビジネスの拡大およびNTNブランド力の向上に取り組んでいく。

 NTNでは、稼ぐ力の向上を目指し、事業ポートフォリオの変革に取り組む中、特に利益率が高いアフターマーケットビジネスの拡大に注力している。生産委託や外部購入を活用した商品ラインアップの充実、売れ筋在庫管理システム「FIRST」の拡充などにより製品供給力を強化するほか、異常検知や状態監視により適切なメンテナンス計画の立案につなげるなど、ベアリングユーザーの機械を止めないエンジニアリング・サービスの提供を通じて、アフターマーケットビジネスの拡大およびNTNブランド力の強化を図っていく考えだ。

kat

ジェイテクト、高圧水素関連製品がポータブル水素カートリッジに採用

4日 20時間 ago
ジェイテクト、高圧水素関連製品がポータブル水素カートリッジに採用kat 2024年10日02日(水) in

 ジェイテクトは、カーボンニュートラル達成に向けて注目を集める水素社会への貢献を目指し、トヨタ自動車が手掛けるポータブル水素カートリッジに「カートリッジバルブ」を提供した。

 

(左から)ポータブル水素カートリッジ(提供:トヨタ自動車)、カートリッジバルブ

 

 ジェイテクトグループは、製品と製造設備に関する要素技術や知見であるコンピタンスを一堂に集約したテクノロジープラットフォーム(テクプラ)を活用し、これらのコンピタンスを掛け合わせて社内や社会の困りごとの解決策を提案するソリューション共創センター(ソリセン)の開設を進めている。

  このカートリッジバブルは、より安全で快適な水素社会を実現するソリューションとして、ユーザーと仕入先との共創によって開発されたもの。

ソリセンとテクプラの紹介

 

 水素は使用時にCO2を排出しない次世代のエネルギーとして、脱炭素社会の実現に向けて普及が期待されており、ジェイテクトでは2002年より高圧水素事業に着手している。

 今回、これまで20年以上培ってきた技術開発と、2世代にわたる燃料電池車向け「高圧水素供給バルブ」と「高圧水素減圧弁」の世界トップレベルの量産実績(2022年12月末時点のジェイテクト独自試算で、高圧水素供給バルブの量産実績5.4万個以上、量産延べ走行距離7.9億㎞以上(≒地球2万周分相当))を生かして、ポータブル水素カートリッジに適応する高圧水素製品を開発したもの。

 開発したカートリッジバルブは、高圧水素が貯蔵されているタンクに装着され、高圧水素を燃料電池へ供給する製品で、水素を外部に漏らさない安全性と、ワンタッチ着脱を可能とするユーザーの操作性を両立している。

 手軽に水素を持ち運びできるポータブル水素カートリッジは、燃料電池と組み合わせた電源としての活用や水素を燃焼させる調理器など生活圏の幅広い用途の使用が期待される小型の高圧水素タンク。今後、モビリティや工場、生活圏内など、さまざまなシーンでの安全な水素利活用の実証が進められ、水素が日々の生活で気軽に使用されるエネルギーとなることが目指されている。

 ジェイテクトは今後も、「ジェイテクトの基本理念」の最上位に掲げる「地球のため、世の中のため、お客様のため」を実践し、カーボンニュートラル達成の一つの大きな手段である水素社会実現に向けて、トヨタグループとの共創により、高圧水素製品の開発を推進していく考えだ。

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ジェイテクト、低トルク円すいころ軸受LFT-Vの量産開始、いすゞ自動車の新型「MU-X」に採用

4日 20時間 ago
ジェイテクト、低トルク円すいころ軸受LFT-Vの量産開始、いすゞ自動車の新型「MU-X」に採用kat 2024年10日02日(水) in in

 ジェイテクトは、2020年5月に開発を発表した、低トルク円すいころ軸受「LFT-V」の量産を開始した。本製品は、いすゞ自動車の新型「MU-X(ミュー・エックス)」に採用され、リアデファレンシャルに搭載される。

LFT-V

 

 本製品は、大型乗用車の燃費向上を実現し、CO2排出量の削減によるカーボンニュートラル達成への一助となるソリューションとしてユーザーに提案し、採用されたもの。

 ジェイテクトは、自動車のトランスミッションやデファレンシャルのピニオン支持などに使用される低トルク円すいころ軸受LFT(Low Friction Torque)®を1983年に開発。その後も内外輪軌道に特殊クラウニング形状を施したり、軸受内部に流入する潤滑油量を抑制したりするなど改良を重ね、低トルクニーズへのソリューションを提供してきた。

 そして2020年に開発したシリーズ最新のLFT-Vは、樹脂保持器形状の最適化で潤滑油の流入量を最適制御し、損失トルクをLFT-Ⅳ比で最大15%減を達成。加えて低昇温性の向上(最大10℃低減)、さらにはシリーズ最軽量も実現し、モビリティ産業に一層のソリューションを提供する軸受となっている。

 いすゞ自動車のMU-Xは、1t積みピックアップトラックD-MAXの派生車で、PPV(Pick-up Passenger Vehicle)セグメントに属する7人乗りの乗用ユースモデル。フレーム付きボディならではの悪路走破性と耐久性、牽引性能が高く評価され、タイやオーストラリア、南アフリカ、中東、中米など、世界60以上の国や地域で販売されている。

 今回の新型モデルは「Bold and Dynamic」をコンセプトにエクステリアデザインを変更、高級感とスポーティーさを強調した最上級グレード「RS(アールエス)」が新たに設定された。

 LFT-Vは、当該新型モデルのリアデファレンシャル用軸受として採用、その低トルク性能で、新型MU-Xの低燃費化とCO2排出量削減に貢献していく。

MU-X

 

デファレンシャル内のLFT-V搭載位置(イメージ)

 

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NTN、競技用車いす向け軸受を提供

4日 20時間 ago
NTN、競技用車いす向け軸受を提供kat 2024年10日02日(水) in

 NTNは、車いす陸上競技の伊藤智也選手(バイエル薬品株式会社所属)と上与那原寛和選手(SMBC日興証券株式会社所属)に、これまで培ってきた自転車用軸受の技術やノウハウを活用し、競技用車いす向けに特別仕様に開発した軸受を提供する。

競技用車いす向けに特別仕様に開発した軸受

 

 同社は、自動車や各種産業機械のほか、電動アシスト自転車の駆動ユニット、ホイール、ボトムブラケット用に軸受を開発・提供し、環境に優しく、安全で快適な移動手段である自転車市場の発展を通じて環境負荷の低減にも貢献してきた。今回提供する軸受は、自転車の安全でなめらかな走行に貢献する当社の軸受技術やノウハウを活用し、両選手のために特別に開発したもの。

 同社は、2021年にも両選手に競技用車いすに使用されるホイール用軸受を提供しており、選手の走行姿勢やフィーリング、レース戦略などに基づき転動体や潤滑方法を選定し、何度も調整を経て、最適な仕様に改良することで、なめらかで安定した走行に貢献してきた。

 今回提供する軸受は、前回と同様、転動体をセラミックボールとし、潤滑方法をグリースから油に変更することで高いレベルで回転性能および低トルク性を実現した深溝玉軸受。軸受のホイールへの組み込みは、同社陸上競技部に所属し、長距離ランナーとしても活躍する若手エンジニアが担当し、同じアスリートとしてレースに臨む姿勢や1/100秒にかける思いなどを両選手と共有しながらチューニング作業を行った。

 NTNでは、軸受の提供を通じて長年数々の国際大会で輝かしい戦績を残しつつ、さらなる高みを目指す両選手のパフォーマンスを支え、誰もが生き生きとスポーツを楽しめる社会づくりに貢献していく。

伊藤智也選手(写真左)と上与那原寛和選手(写真右)

 

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エボニック ジャパン筑波工場、連続無災害記録35年を達成

4日 21時間 ago
エボニック ジャパン筑波工場、連続無災害記録35年を達成kat 2024年10日02日(水) in

 エボニック ジャパンの筑波工場(茨城県稲敷郡)が、9月28日付で連続無災害記録35年を達成した。

 エボニック ジャパン筑波工場では、貴金属材料触媒を製造し、ファインケミカル、医薬中間体など、多岐にわたるアプリケーションに対応している。

 また、併設されている触媒とヘルスケア部門のテクノロジーセンターでは、世界各地にあるエボニックグループと連携を取りながら研究開発を行っている。
筑波工場は1989年9月に操業を開始して以来、環境・安全衛生・品質(ESHQ)に配慮した生産活動を実施し、連続無災害記録を継続している。

 筑波工場長の杉田芳博氏は、「工場設立以来、35年間にわたり無災害を継続できたのは、これまで業務・運営に携わってきた関係者の、長年にわたるたゆみない努力の賜物であると確信している。筑波工場では、従業員全員参加型のTPM活動を通して、不安全な個所の点検、その改善に継続的に取り組むことで、安全意識の向上を図ってきた。さらに、毎朝始業前に危険予知訓練(KYT)を行うなど、より安全な職場環境を実現するための活動を日々行っている。これらの活動を更に推進し、まずは来年、さらに40年の記録へ向かって、この安全文化を連綿と紡いでいきたい」とコメントしている。

 また、内藤吾朗社長は、「化学会社として、安全はすべてにおいて優先される。今回の長年にわたる無災害は、従業員一同の高い安全意識と、日々の積み重ねによって成し遂げることができた。このマイルストーンを通過点とし、改めて気を引き締め、次の記録達成に向けて安全活動に取り組んでほしい」と述べている。

エボニック ジャパン 筑波工場・テクノロジーセンター

 

kat

新東工業、“運びながら量る”で食品工場の省人化・省スペース化に貢献する技術

4日 22時間 ago
新東工業、“運びながら量る”で食品工場の省人化・省スペース化に貢献する技術admin 2024年10日02日(水) in in

 新東工業( https://www.sinto.co.jp/ )は、食品工場の省人化・省スペース化を推進する独自技術「ダイナミック重量測定 by ZYXer🄬」の販売を開始した。

ダイナミック重量測定 by ZYXer イメージ。ロボットに力覚センサを搭載することで三次元動作中の重量測定が可能

 同品は業界初の力覚センサによる重量測定専用のシステムで、ロボットに業界最高水準の高精度「6軸力覚センサZYXer🄬」と独自に開発したプログラムを搭載することで、ロボットの三次元動作中でも高精度な重量測定が可能。これにより、これまで別々であった、ウェイトチェッカーによる計量工程と箱詰め・パレタイジング工程とを一つの工程に集約し、食品工場の出荷不良の低減、省人化、動線を短くすることによる省スペース化を実現する。

 また、6軸力覚センサZYXer🄬シリーズは、0.5gの分解能(1円硬貨(1g)の半分の重さが測定できる)をもつ高精度センサをはじめ多彩なラインナップを揃え、繊細な重量検知から重量物の測定まで多種多様なワークや用途への応用が可能。製品の箱詰めやパレタイジング時の欠品検知以外にも、選果や調味料の秤量などの用途での活用も見込んでいる。

 同社はロボットの計画選定から製造現場への導入まで一気通貫でのサポートもしており、アルミ包装対応の金属検出器「Tecnoeye®」との接続、前後の搬入出システムを含めたトータルソリューションでの提供も可能。また、産業用ロボット10台以上を取り揃えた同社テストセンターにおいて、顧客ごとに異なる被測定物に対する測定の精度や動作範囲の試験を実施し、ZYXerを搭載したシステムの導入を支援する。

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東京理科大学・佐々木研究室、第23回トライボサロンをハイブリッド開催

1週 1日 ago
東京理科大学・佐々木研究室、第23回トライボサロンをハイブリッド開催kat 2024年09日28日(土) in

 東京理科大学・佐々木研究室(主宰:佐々木信也 教授)が主催する「トライボサロン」(https://tribo-science.com/salon)の第23回目が9月28日、東京都葛飾区の葛飾キャンパスでのオンサイト参加とオンライン参加からなる、ハイブリッド形式によって開催された。

開催のようす

 
 トライボサロンは、トライボロジーに関係する情報・意見交換の場として、毎月1回のペースで開催されている。もともとは佐々木研究室の博士課程学生の勉強会として発足し研究成果の発表や最新の研究動向などに関する意見や情報交換を重ねてきたが、2022年9月からは佐々木研究室に限らず広く参加の戸を開き、関係者のネットワーク作りも目的の一つとして活動している。トライボロジーに関する情報交換、人材交流等を通し、関連技術の向上と発展に資することを目的に、次の活動を円滑に行えるよう運営に努めている。

 第23回目となる今回のトライボサロンでは、「HiPIMSを用いた水素フリーDLC膜の成膜技術に関する研究」のタイトルで、東京都立産業技術研究センター・徳田祐樹氏を講師に話題提供が行われた。

 講演では、高硬度・高平滑性の両立が求められるDLCコーティングの成膜技術として、大電力インパルスマグネトロンスパッタリング(HiPIMS)に着目。最適な磁場強度の制御による母材へのカーボン粒子のイオン化率向上による高硬度化などの研究を紹介し、HiPIMSを用いた水素フリーDLCの高硬度・高平滑性の両立の可能性を示した。

 なお、トライボサロンに関心のある方は、以下のURLを参照されたい。
 https://tribo-science.com/salon

kat

bmt2024年9月号「特集1:工作機械」、「特集2:モビリティー」発行!

1週 6日 ago
bmt2024年9月号「特集1:工作機械」、「特集2:モビリティー」発行!admin 2024年09日24日(火) in in

 ベアリング&モーション技術の総合情報誌「bmt(ベアリング&モーション・テック)」の第50号となる2024年9月号が9月25日に小社より発行される。

 今号は「特集1:工作機械」、「特集2:モビリティー」で構成。特集1「工作機械」では、JIMTOF2024の見どころを紹介しつつ、高速、高精度加工とともに省エネ・CO2排出量削減などが求められる工作機械とその可動を支えるベアリング&モーション技術(bmt)関連技術を紹介する。
 
 また、特集2「モビリティー」では、自動車の電動化を支えるオイル技術や、鉄道車両の運行の信頼性を支える軸受用グリース技術、モビリティーの可動を支える軸受技術などのbmt関連技術を紹介する。

特集1:工作機械

◇高精度・高生産性と省エネを両立するGreen-Smart Machineの提案・・・オークマ 久保 自然

◇工作機械における直動製品・システムの最近の話題・・・THK 星出 薫 氏に聞く

◇転がり軸受をベースとする高性能・環境対応の工作機械向けソリューション・・・日本エスケイエフ 新井 聡史 氏に聞く

◇11月5日~10日開催、JIMTOF2024(第32回日本国際工作機械見本市)の見どころ・・・編集部

特集2:モビリティー

◇電動車用超低粘度トランスアクスルオイルの開発 ・・・トヨタ自動車 床桜 大輔

◇鉄道車両用潤滑グリースの最近の話題・・・鉄道総合技術研究所 鈴村 淳一 氏に聞く

◇鉄道産業におけるブッシュ・表面改質などトライボロジー手法の適用・・・HEF DURFERRIT JAPAN オリヴィエ モルヴァン 氏に聞く

連載

トップインタビュー・・・黒田 浩史 氏(黒田精工)

注目技術:第44回 表面改質の複合処理技術による表面課題の解決・・・表面設計コンソーシアム

あるコスモポリタンの区区之心 第20回 死海と微生物と鞭毛モーター・・・紺野 大介

トピックス

小船 昭氏(協同油脂 元社長・会長)のお別れの会が開催

TECHNO-FRONTIER 2024が開催

潤滑油協会、2024年度 潤滑油研究会を開催

雑誌ご購入

定期購読はこちらから

単号のみのご購入はこちらから(外部サイト)

 

admin

JIMTOF2024 アカデミックエリアのコンテンツ情報を公開

2週 2日 ago
JIMTOF2024 アカデミックエリアのコンテンツ情報を公開kat 2024年09日20日(金) in

 世界最大級の工作機械見本市「JIMTOF2024(第32回日本国際工作機械見本市)」(主催:日本工作機械工業会/東京ビッグサイト)が、11月5日~10日までの6日間、東京ビッグサイト全館を利用し、総展示場面積11万8540㎡で開催される。このほど、「アカデミックエリア」のコンテンツ情報の詳細を公開した。

 JIMTOF2024では、南4ホールに学生を対象とした「アカデミックエリア」を新設、ものづくり業界の次世代を担う学生と出展者をつなぐことで、ものづくりの世界に興味を持ってもらうとともに、将来の進路選択の参考や就職活動に役立つ情報提供を行う。出展企業の総務・人事担当者と直接交流できる「キャリアマッチングスクエア」や、工作機械業界への知見を深められる体験型コンテンツをはじめとした「企画展示」、工業系の大学をはじめ53機関の研究発表が一堂に集まる「IMEC ポスターセッション」、そして、多目的ステージに併催された「オープンカフェ」は、ドリンクサービスと高速Wi-Fiを完備し、リラックス空間として活用することができる。


 アカデミックエリアの各コンテンツの詳細については、JIMTOF2024公式HP(https://jimtof.org/jp/evt_stu.html#academic)に公開する。

 各コンテンツの概要は以下のとおり。

 

キャリアマッチングスクエア

 JIMTOF2024出展企業の総務・人事担当者と直接交流し、最新の業界動向や就職情報を得ることができる。理系文系を問わず参加可能。

 

学生ブースツアー

 工作機械業界に関心を持つ学生を招き、ツアー形式で会場内の各ブースを順番に案内する(事前予約制)。
※詳細は別途公式HPで案内

 

企画展示

 「MACHINE TOOLS INFINITY」と題し、工作機械業界やものづくりの知見を深める四つのテーマで構成。業界の可能性を肌で感じ取ることができる体験型コンテンツも用意。

 

オープンカフェ

 高速Wi-Fiやドリンクサービスを用意したユーティリティスペースで、来場者であれば誰でも利用することができる。

 

多目的ステージ

 オープンカフェ内に設置されており、学生に加え、業界関係者や一般来場者も対象に、出展企業や工作機械関連業界のミニセミナー、著名講師やユーチューバーによるスペシャルトークショーなど、多彩なプログラムを用意。

 

EPA相談デスク

 経産省から「EPA相談デスク」業務を委託されている東京共同会計事務所がブースに常駐。出展者・来場者からのEPAに関する悩みごとに対応する。

 

国際ICブース

 世界各国の工作機械工業団体が集結し、海外の工作機械業界の研究に役立てることができる。

 

IMECポスターセッション

 国内外の大学などの研究成果をポスター形式で見学することができる。

kat

11月5日~10日開催、JIMTOF2024(第32回日本国際工作機械見本市)の見どころ紹介

2週 3日 ago
11月5日~10日開催、JIMTOF2024(第32回日本国際工作機械見本市)の見どころ紹介 in kat 2024年09日20日(金) in JIMTOF2024の概要

 世界最大級の工作機械見本市「JIMTOF2024(第32 回日本国際工作機械見本市)、」(主催:日本工作機械工業会/東京ビッグサイト)が11月5日~10日の6 日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで、全館を利用し総展示場面積11万8540m2の規模で開催される。今回のコンセプトは「技術のタスキで未来へつなぐ」。

 JIMTOFは、工作機械やそのあらゆる周辺機器が一堂に会する、ものづくりの総合見本市であり、かつ最先端の技術・製品が世界中から集結する、世界最大級の国際技術ショー。1962年の初開催以降、2年に一度開催され、今年で32回目を迎えるJIMTOF2024では、工作機械、鍛圧機械、工作機器、機械工具(切削工具、耐摩耗工具)、ダイヤモンド・CBN 工具、研削砥石、歯車・歯車装置、油圧・空気圧・水圧機器、精密測定機器、光学測定機器、試験機器、CAD/CAMなど、広範囲の製品分野において、各出展者のさまざまな最新の製品、技術が紹介される。JIMTOFは、製造業で活用される各種製品分野の最新情報を入手できる展示会として定評がある。

 ここでは、JIMTOF2024開催期間中に実施される、講演会やセミナー、トークセッション、企画展示などの主要なプログラムの概要を紹介する。
 

「技術のタスキで未来へつなぐ」のコンセプトをデザインしたJIMTOF2024バナー

 

アカデミックエリア

 JIMTOF2024では、南4ホールに学生を対象とした「アカデミックエリア」を新設する。ものづくり業界の次世代を担う学生と出展者をつなぐことで、ものづくりの世界に興味を持ってもらうとともに、将来の進路選択の参考や就職活動に役立つ情報提供を行う。また、楽しみながら、工作機械業界への知見を深められる体験型コンテンツを提供する企画展示やステージイベントなどの各種企画を実施する予定となっている。

 

講演会・セミナー 基調講演

11月5日

会議棟7階 国際会議場

「ものづくりに夢を!THKが挑戦する新発想EV」講演者:THK 代表取締役会長CEO 寺町 彰博 氏、SN DESIGN PLATFORM(SNDP) 代表取締役CEO 中村史郎 氏…THKが世界で初めて開発した工作機械の重要な構成要素である直動転がり案内LM ガイド。このLMガイドやボールねじの技術を磨き上げ、独自開発のEV向け先進技術を搭載したEV プロトタイプ「LSR-05」をジャパンモビリティショー2023で公開しているが、ここでは、元日産自動車、現SNDPの中村史郎氏とともに、これまでの道のりや今後の展望を語る。


特別講演

11月6日

会議棟1階 レセプションホール

「モノづくりは 人づくり」講演者:トヨタ自動車 Executive Fellow 河合 満氏…カーボンニュートラルやデジタル変革で激動の時代を迎えている製造業。そのような中、我々が常に大切にすべきことは「いつの時代も人を磨いておくこと」。現場一筋、常に現場と向き合ってきた経験から、ものづくりにおける人材育成の大切さについて発信する。

11月8日

会議棟7階 国際会議場

「前田建設ファンタジー営業部における異業種共創の具体例~JSOLと共にオープンイノベーションのマネジメントを考える~」講演者:前田建設工業 執行役員 ICI総合センター長/日本大学理工学部交通システム工学科 客員教授 岩坂照之氏、JSOL エンジニアリング事業本部 課長 小田穂高氏、JSOL エンジニアリング事業本部 天野 慎一氏…前田建設ファンタジー営業部は2003年に異業種共創の広報活動として始まり、舞台や映画になる成果を上げた。そのマネジメント手法を共創相手のJSOL社員とともに無から有を生む発想法の具体例として語る。

11月10日

会議棟1階 レセプションホール

「宇宙ロボットのものづくり」講演者:宇宙航空研究開発機構(JAXA) 有人宇宙技術センター 技術領域主幹 大塚聡子氏…月や火星開拓を目標に人類の宇宙活動領域が広がり、これらの有人宇宙活動を支える宇宙ロボットが、軌道上で活躍している。これらの宇宙ロボットの概要や開発の流れなどを含めて、宇宙機器のものづくりについて紹介する。

「Women in STEMの日常」講演者:宇宙航空研究開発機構(JAXA) 有人宇宙技術センター 技術領域主幹 大塚聡子氏、IHI 航空・宇宙・防衛事業領域 ロケット開発事業推進部 主査 石原咲子氏、アストロスケール 航法誘導制御エンジニア 岩澤ありあ氏、日本大学 理工学部航空宇宙工学科 准教授 高橋晶世氏、山口大学 講師 坂野文菜氏、IHIエアロスペース 経営企画部 事業開発グループ 主幹 福永美保子氏…ものづくりに関わる女性技術者・研究者は、いかにしてその道を選択したのか、日々、どのような生活を送っているのか、何を目指しているのか。大学/企業/ベンチャー/研究機関などに所属するパネリストの討論を通じて、ものづくりに関わる手がかりを掴んでもらいたい。
 

JIMTOF2022での講演会のようす企画展示

南展示棟4階 南4ホール

「マシンツール・インフィニティ∞ ~無限の可能性を切り拓く工作機械の世界へようこそ~」…今回は、「アカデミックエリア」とコラボする形で、楽しみながら、工作機械業界への知見を深め、業界の可能性を肌で感じ取れる体感型コンテンツを多数用意している。
展示・体感コンテンツの一例

・「工作機械 × 未来のMobility」、「工作機械×安心安全」:独自開発のEV プロトタイプ「LSR-04」、免震体験車(協力:THK)

・「工作機械 × 動かす」:汎用旋盤による加工体験(協力:都立職業能力開発センター)、CAMプログラミング体験(協力:松浦機械製作所)

・「工作機械 × リアル下町ロケット」:ものづくりZ ―固い意志と柔軟発想が生み出したプロジェクト秘話―(協力:社由紀精密)
 

JIMTOF2022での企画展示のようす

 

IMEC2024(第20回国際工作機械技術者会議)

オーラルセッション

11月7日12:30~18:00

11月8日13:00~18:00

会議棟1階 レセプションホールA

総合テーマ:未来の社会を拓く製造技術

「持続可能な社会に向けた製造業の課題と将来」、「デジタル技術で変わる製造現場の未来」、「たゆみなく進化する自動化技術」、「新しい価値を創成する加工技術」の計4セクションにて、国内外の多彩な講師陣より最新技術動向について講演がなされる。

ポスターセッション

11月5日~11月10日

南展示棟4階 南4ホール

 国内外の大学・研究機関等のエ作機械関連研究成果について、ポスター形式にて発表する「ポスターセッション」を南展示棟4階 南4ホール内にて実施する。11月7日、8日、9日の9:00~12:00 の予定で、参加機関の説明員が常駐する。

学生向けセミナー

会議棟7階 国際会議場

11月9日12:30~15:30

 学生向けセミナーとして、「工作機械トップセミナー」を開催する。工作機械メーカーの経営者や若手エンジニアより、ものづくりの最先端で活躍する工作機械の重要性と魅力、工作機械産業で働くことの素晴らしさを分かりやすく紹介する。セミナー終了後に懇談会を実施する予定。

 

Additive Manufacturing Area in JIMTOF2024

 JIMTOF2024の特別併催展として、AM/3D プリンティング関連製品・技術が一堂に会する「Additive Manufacturing Area in JIMTOF2024」を南展示棟1階で開催する。主催者セミナー会場では、日替わりでAM/3D プリンティングに関するさまざまなセミナーが実施される(図4)。その他にも、出展者ワークショップや主催者企画の展示が行われる。
 

JIMTOF2022でのAM/3D プリンティング関連のセミナーのようす

 

YouTube チャンネル「JIMTOF INSIGHTS(ジムトフ・インサイツ)」

 JIMTOFでは工作機械業界を中心としたものづくりに関するテーマを広く取り上げるYouTube サイト「JIMTOF INSIGHTS」(https://www.youtube.com/@JIMTOF-INSIGHTS)を公開している。JIMTOFへの来場誘致に加え、ものづくり業界の次代を担う学生に対しても、広く認知度向上を図る。
すでに、第1回目として公開する動画「超精密から超大型まで 芝浦機械工場見学(前編)」では、「超精密」をテーマに、JIMTOF2024出展者である芝浦機械の工場を紹介。また、第2回目としては「超大型」をテーマとした芝浦機械工場見学の後編動画をはじめ、ものづくりの楽しさを伝える動画の継続的な掲載を予定している。

 またJIMTOF2024の会期中には、南4ホールに新設されるアカデミックエリアの多目的ステージにおいて、動画コンテンツと連動した企画が実施される。
 

JIMTOF INSIGHTS

 

JIMTOF2024 技術のタスキで未来へつなぐ

 今回のJIMTOF2024では上述のとおり、ものづくりの世界をさまざまな角度から紹介する多彩な併催イベントを開催するが、特に南4 ホールに、文系・理系を問わず学生を幅広く対象とした「アカデミックエリア」を新設する。ものづくり業界に興味・関心がある次世代を担う学生と出展者をつなぎ、ダイレクトなコミュニケーションを図れる場などを提供する。加えて、南展示棟1 階において、特別併催展「Additive Manufacturing Area in JIMTOF2024」を実施する。

 すでに9月2日から公式ウェブサイト(https://jimtof.org/)において事前入場登録の受付を開始しているので、早めに登録していただき、要素技術を含めた工作機械の最新技術に触れていただくとともに、今回のコンセプトである「技術のタスキで未来へつなぐ」を象徴する次世代につなぐさまざまな取り組みをご覧いただきたい。

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ブルカージャパン、大阪でAFMミーティング「AFMを用いた電池特性評価技術」を開催

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ブルカージャパン、大阪でAFMミーティング「AFMを用いた電池特性評価技術」を開催kat 2024年09日13日(金) in

 ブルカージャパン ナノ表面計測事業部は10月17日13:00~17:00、大阪市淀川区のアットビジネスセンターPREMIUM新大阪(正面口駅前)905号室で、AFMミーティング2024<関西>を開催する。テーマは「AFMを用いた電池特性評価」。

 AFMユーザーによる最新の研究成果や、測定のための技術など、特に電池関連の研究者に役立つプログラムとして企画。トークセッションでは、周りに相談できないさまざまな疑問や質問などトピックスを募集しており、測定のヒントやコツなど、参加者の困りごとに答える機会としている。トークセッションの準備として、事前に参加予定者からの質問を、登録フォームへのご記載にて受け付けている。

 概要とプログラムは以下のとおり。

定員:60名

対象:ブルカーに限らずAFMを使用している、または検討しているユーザー、測定技術に興味のある方、これから携わりたい方など

申込み:こちらから

プログラム:13:00開始 (12:30受付開始)

・13:00~13:05    開催挨拶 ブルカージャパン ナノ表面計測事業部 統括部長 鈴木大輔 氏

・13:05~13:35 「原子間力顕微鏡を用いた蓄電池の電極と電解液の界面における物性と反応機構のin-situ解析」自然科学研究機構分子科学研究所 主任研究員 湊 丈俊 氏…蓄電池の開発において、材料の物性の理解は重要であるが、充放電中の蓄電池内部における材料の状態を解析することは容易ではない。原子間力顕微鏡は、充放電中の蓄電池内部の材料物性や反応機構を直接解析できる手法で、高い空間分解能を持つことから、これまで不明であった物性や反応機構を解析できる。本講演では、原子間力顕微鏡を用いた蓄電池の解析における最近の展開などを紹介する。

・13:35~14:05 「Liイオン電池合材電極の電子伝導解析」産業技術総合研究所 電池技術研究部門 研究グループ長 前田 泰 氏、研究員 蒲生浩忠 氏…Liイオン電池では、個々の活物質粒子までの電子・イオン経路が重要だが、従来のマクロスコピックな解析だけでは、これを評価することが困難。産総研では、AFMベースの電気伝導測定により、電極内部の導電ネットワークの評価を試みている。本講演では、液系Liイオン電池や全固体電池の合材電極を対象とした測定例を紹介するほか、三次元シミュレーションとの組み合わせによる電極内部の導電パスに関する解析事例についても紹介する。

・14:05~14:35 「走査型拡がり抵抗顕微鏡法を用いたLIB電極の電子伝導性解析」コベルコ科研 物理解析センター 解析部 主任部員 常石英雅 氏…リチウムイオン電池の電極は活物質、導電助剤、バインダー、電解質で構成されており、電池特性向上のために非常に複雑に設計されている。SPMはそれぞれの部材の通電状態を評価できる唯一の分析手法であり、設計に対する効果を直接的に可視化することが可能となる。今回は主に液系リチウムイオン電池の電極シートを題材に、SSRMによって得られた抵抗マッピング像を用い、その定量値や位置情報を活かした解析事例を紹介する。

・14:35~14:55 「原子間力顕微鏡を用いた二次電池の局所領域の特性評価 ~基礎から応用~」ブルカージャパン ナノ表面計測事業部 アプリケーション部 
アプリケーションエンジニア 寺山剛司 氏…現在、液系リチウムイオン電池のエネルギー密度の向上や課題に対応するため、全固体電池、次世代二次電池、革新型蓄電池の研究開発が進められている。しかしながら、各種次世代二次電池にも克服すべき課題が存在し、解析のために原子間力顕微鏡が用いられている。本講演では二次電池向けの原子間力顕微鏡の測定モードの原理から最新の事例などを紹介する。

・14:55~15:30 休憩:情報交換(お茶とお菓子を用意)

・15:30~16:20 座談会「みんなで話そう電池特性評価」AFMを用いた電池特性評価の課題や期待をパネリストと意見交換できるプログラム。質問・相談を登録フォームより受付中。
モデレーター:自然科学研究機構分子科学研究所 湊 丈俊 氏
パネリスト:各講演者

・16:20~16:40 「ブルカー製品の案内とお知らせ」ブルカージャパン ナノ表面計測事業部 営業部

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小船 昭氏(協同油脂 元社長・会長)のお別れの会が開催

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小船 昭氏(協同油脂 元社長・会長)のお別れの会が開催kat 2024年09日13日(金) in

 協同油脂は8月30日、東京都千代田区の東京會舘で、本年7月2日に逝去した小船 昭氏(協同油脂 元社長・会長、享年87歳)のお別れの会を執り行った。産業界および学界から多くの関係者が参列して祭壇で献花を行い、また、会場で投影された小船 昭氏の思い出の写真を見つめながら、氏の人柄や功績を偲んだ。
 
 

祭壇での献花のようす

 

 小船 昭氏は1937年、協同油脂初代社長である小船惣四郎氏の弟で二代目社長の小船伊助氏の長男として出生、1960年に同社に入社し、1987年~2006年まで18年間にわたり社長を、2006年~は会長を務め、同社の発展に大きく貢献した。

 社長就任後に『トライボロジー精神の実践』を具体化し、創業の原点に立ち戻るため、社員一人ひとりが日々取るべき行動や心構えとして『行動規範』(人間として取り組む、心と足と頭の行動、誠意と熱意、素直に謙虚に)を制定し、浸透させた。

 事業活動においては、辻堂工場、伊丹工場から亀山・笠岡両工場への移転を進め、最新鋭のクリーンな生産体制を整備した。また、シンガポールの拠点設立を皮切りに、米国、欧州、アジアに海外拠点を設立し、グローバル化に対応した。

 1970年に開催され1983年に一時中断していた「トライボロジー研究会」をトライボロジカルな情報交換の場として1989年に再開し、産業界の発展に貢献した。

 業界団体での活動では、日本グリース協会会長(1994年~2006年)、全国工作油剤工業組合副理事長(1990年~2007年)、潤滑油協会理事(1997年~2007年)を長く務めた。日本グリース協会会長としては、環境問題対策活動、グリース業界のグローバル化に尽力し、特にNLGI(米国潤滑グリース協会)との連携強化については、NLGI功労賞を授与されている。
これらの功績から、2007年には旭日双光章を受章し、2024年に従六位を追叙された。
 

会場では小船 昭氏の数々の思い出の写真が投影された

 
 

旭日双光章の勲章(中央)と従六位の位記(右)

 

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イグス、クリーンルームの狭小スペースに対応するケーブル保護管に3形状を追加、計6種の提供を開始

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イグス、クリーンルームの狭小スペースに対応するケーブル保護管に3形状を追加、計6種の提供を開始kat 2024年09日10日(火) in

イグスは、クリーンルーム向けの耐摩耗性に優れたケーブル保護管「e-skin flat single pods(e-skin flat)シリーズ」について、コンパクト設計や開閉式への需要に対応するため、e-skin flatに三つのバージョンを追加し、計6種類での提供を開始した。これまでよりさらに柔軟に、設置スペースや環境に合わせたケーブルガイドシステムが利用できるようになる。

6種類に拡充されたe-skin flatシリーズ

 

 e-skin flatのラインアップはこれまで、非開閉式2サイズ(内高さ12mmおよび15mm)、開閉式1サイズ(内高さ12mm)の3種類だったが、精密機器製造装置内での使用を見込み、従来よりも細いサイズを中心に6種類へ拡充させた。従来もっとも細いサイズは内高さ12mmだったが、今回、内高さ10mmの開閉式・非開閉式をラインアップに加えた。また、内高さ15mmのサイズに開閉式を追加した。種類が増えたことにより、設計のコンパクト化や、より多くの装置へのe-skin flat使用が可能となる。

 e-skin flatは、半導体製造装置など摩耗による微粒子の発生を嫌う環境で使用するために開発された、フラット型のケーブルガイドシステムで、イグスではクリーンルーム試験室での製品試験を実施しており、e-skin flatがISO 14644-1に準拠した空気清浄度クラス1(※)環境での使用に適合していることを確認している。優れた耐久性、柔軟性、静音性(騒音レベルはわずか29dB(A))についても検証試験で証明されている。

※ ISO 14644-1に準拠した空気清浄度クラス1:ISO 14644は空気中の粒子濃度に焦点を置き、空気1立方メートルあたりの最大許容粒子濃度の限界値を規定している。クラス1は最も高い清浄度クラスで、これを達成するには空気1立方メートルあたり0.1μmの粒子数が10を超えないことが求められる

 また、e-skin flatはチャンバー同士の連結・取り外しが容易で、開閉式はケーブルの交換や目視点検が手軽にできる。

 イグスは今後も、耐摩耗性に優れたエンジニアリングプラスチック素材を活用したクリーンルーム向け製品のラインアップを拡充させていく。

 e-skin flatの特長は以下のとおり。

・開閉式(SKF.O)は、数分でケーブルの交換が可能

・非開閉式(SKF.C)は、粒子の放出をより抑えることができる

・3種類のサポートチェーンが提供可能

・最大3mのストロークに対応

・6pod連結、6段構成が可能

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世界ベアリング協会、新会長に鵜飼英一NTN社長

3週 5日 ago
世界ベアリング協会、新会長に鵜飼英一NTN社長kat 2024年09日10日(火) in

 世界ベアリング協会(World Bearing Association、WBA)は、市井明俊前会長(日本精工社長CEO)の任期満了に伴い、鵜飼英一NTN社長を新会長に選出した。任期は2024年9月から2年間。

 信頼性を確保しながら健全に発展することを目指し、偽造品対策などさまざまな課題の解決に向けた
活動をグローバルで行っている。鵜飼氏は、WBA の構成団体である日本ベアリング工業会の会長も務めており、今回の就任により、日本だけでなくグローバルにおけるベアリング市場の健全な発展に、より一層寄与していく考えだ。

 WBAは、日本ベアリング工業会(JBIA)、欧州ベアリング製造業者協会連合(FEBMA)、米国ベアリング製造業者協会(ABMA)の3団体が協業する非営利団体で、2006年に創設された。

 ベアリング大手が所属する日米欧の3団体が連携し、開かれた経済活動、持続可能な開発、法的権利の保護など世界のベアリング産業の共通目的のための活動を行っている。

 近年は、グローバルで横行する偽造品対策に特に注力しており、ウェブサイトによる啓発・教育活動や、取締当局をはじめとする各国政府との連携などを通じて、健全な市場づくりに業界全体で取り組んでいる。

WBAウェブサイトStop fake bearings:https://www.stopfakebearings.com/

 

鵜飼英一氏
1957年生まれ。1980 年エヌ・テー・エヌ東洋ベアリング(現NTN)入社。入社後は、国内外の製作所において品質保証・製造部門などで経験を積み、2011年に執行役員、2014年より常務執行役員、アセアン・大洋州地区総支配人を経験。2017年に取締役、2021年4月より現職(代表執行役 執行役社長)。

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イグス、学生フォーミュラ日本大会2024に協賛

3週 5日 ago
イグス、学生フォーミュラ日本大会2024に協賛kat 2024年09日10日(火) in in

 イグスは、9月9日~14日(競技走行:9月12日~14日)に愛知県常滑市のAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催される「学生フォーミュラ日本大会2024」に協賛し、大会会場において企業ブースを出展する。

 

 学生フォーミュラ日本大会は、学生が自ら構想・設計・製作したレーシングカーでものづくりの総合力を競い合う大会。イグスはスポンサーとして17の学生チームに対し、樹脂すべり軸受などの多岐にわたる部品を提供することで大会を応援している。

 同社が無償提供する部品の抜粋としては、ペダル類やステアリング関連部品、スタビライザー軸、シフトレバー、シフトパドル、アンチロールバー、ステー、ギヤボックス、各種軸受などがある。

 提供先チーム(抜粋・五十音順)は、愛知工業大学、大阪大学、金沢大学、金沢工業大学、群馬大学、国士舘大学、埼玉大学、静岡大学、上智大学、東京都市大学、名古屋工業大学、新潟大学、北海道大学、など。

 イグスでは、大会会場において9月12日~14日、企業展示スペースにブースを出展、ドイツ車をはじめとした世界の主要自動車メーカーが採用するさまざまなエンジニアリングプラスチック機能部品を紹介する。

 イグスでは、「自動車をはじめとしたモビリティの将来に寄与する同大会を今後も応援していく」とコメントしている。

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イグス、長ストローク対応で取り付けが簡単な歯付きベルト式リニアアクチュエータを提供開始

3週 6日 ago
イグス、長ストローク対応で取り付けが簡単な歯付きベルト式リニアアクチュエータを提供開始kat 2024年09日10日(火) in

 イグスは、ベルト式リニアアクチュエータのラインアップに新形状の「ドライリンZLX 歯付きベルト式リニアアクチュエータ(ZLX-8060-16)」を追加し、提供を開始した。コンパクトタイプのドライリンZLXは、イグスの従来品と比べてより長いストロークに対応可能、また、機械や設備への取り付けが容易な形状となっている。手軽で機能的な機械設計を可能とする。

 

 ドライリンZLX歯付きベルト式リニアアクチュエータは、頑丈で耐腐食性に優れたリニアガイド「ドライリンW」サイズ16と歯付きベルト、しゅう動性に優れた高機能プラスチック「イグリデュールJ200」を使用したキャリッジで構成されたリニアアクチュエータ。

 コンパクトなドライリンWサイズ16を使用することにより、狭い設置スペースでの機械設計が可能なほか、市販のスロットナットやブラケットなどで機械や設備に取り付けられるため、設計と組み立てが簡易で、工数削減につながる。

 イグスの他のリニアアクチュエータと異なり、キャリッジと歯付きベルトがリニアガイド内部を走行する形状で、キャリッジではベルトのテンション調整が可能となる。

従来品との形状比較

 

 他のイグス製リニアアクチュエータと同様に、キャリッジのしゅう動部に固体潤滑剤を含んだ高機能プラスチックを使用することで、走行にすべりの原理を採用。イグリデュールJ200に配合された固体潤滑剤がリニアアクチュエータの走行時に摩擦抵抗を抑制するため、給油メンテナンスの必要がない。また、イグリデュールを使用することにより設計が軽量化され、非常に静かな走行が可能になる。アルミニウム製のリニアガイドはアルマイト処理されており、頑丈で耐食性に優れている。

 本リニアアクチュエータは、最大150Nの荷重に対応し、ストローク長は3500mmまでカスタマイズが可能。検証試験では、水平荷重5kg、速度0.5m/sの条件で、メンテナンスなしで最大20000kmの走行が可能であることを確認されている。

 本リニアアクチュエータはまた、単体でも、組み合わせてガントリーとしても使用可能で、狭いスペースや高トルクにも対応。リニアガイドにはアクセサリを取り付けるための多数の溝があるため、センサーや、キャリッジの保護具などを付けることができる。

 また、電動モーターの取り付けが可能で、ステッピングモーター、EC/BLDCモーター、DCモーターの三つのモーターから選択可能。このモーターはすべて、D1ユニバーサル制御システムや、D3、D5、D7、D8、D9のような費用効果の高いドライブで操作できる。接続部は取付けに柔軟に対応できるよう設計されているため、要望に応じて他メーカーのモーターを取り付けることも可能。

 使用例としては、コンパクトな設計を活かした機械のビルトインや、自動生産ライン、ピック&プレースシステム、3Dプリントなどが挙げられる。イグスのオンラインツール・ドライリン リニアガイド エキスパートを使用すれば、わずか数分で本リニアアクチュエータを構成することができる。

kat
Checked
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