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日本トライボロジー学会、第71期会長に佐々木信也氏(東京理科大学)が再任

8時間 18 分 ago
日本トライボロジー学会、第71期会長に佐々木信也氏(東京理科大学)が再任kat 2026年06日15日(月) in

 日本トライボロジー学会(JAST)は「トライボロジー会議 2026 春 東京」の会期中の5月26日、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで「第70期定時社員総会」を開催した。第71期役員の選任についても決議がなされ、第71期会長に東京理科大学 教授の佐々木信也氏が再任された。

 挨拶に立った佐々木JAST新会長は、「第69期の江上正樹会長(NTN)の任期中に、一般社団法人である当学会は会社組織と同様に考える必要があるとして、ガバナンスを企業並みに強化すべく、慣習を打破し定款等を改訂するなど強力なリーダーシップを発揮して、さまざまな改革を実施した。私が会長を務めた第70期もまた、村上元一副会長(トヨタ自動車)が企業人としての知見から無駄をなるべく排除する形で、財務体質の改善に取り組むなど、第69期の改革を継承・強化してきた。当学会もいよいよ設立70周年を迎え第71期に突入したわけだが、今後5年後、10年後、そして100周年に向けて、当学会が実社会・産業界にいかに貢献できるかを考えつつ、会員に対してはサービスの向上を図っていきたい。当学会はまさに、攻めのフェーズに入ったと認識している。各分野で活躍されている第71期の理事の方々の意見と知見を結集して、さらに社会に貢献する学会となるべく、当学会の活動を一層盛り上げていけるよう、尽力していく。会員各位の協力をお願いしたい」と力強く語った。

再任の挨拶を行う佐々木信也JAST第71期会長

 

kat

トライボコーティング技術研究会、会和岩8年度第一回研究会&総会を開催、大森 整会長(理化学研究所)が再任

2日 3時間 ago
トライボコーティング技術研究会、会和岩8年度第一回研究会&総会を開催、大森 整会長(理化学研究所)が再任

 トライボコーティング技術研究会は6月12日、埼玉県和光市の理化学研究所で「令和8年度第1回研究会(第161回研究会)・総会」をリアルおよびオンラインによるハイブリッド形式で開催した。

 当日はまず総会が開催され、令和7年度活動報告・会計報告がなされた後、令和8年度活動計画が報告され可決・承認された。役員改選では、会長に大森 整氏(理化学研究所 主任研究員)、副会長に熊谷 泰氏(ナノコート・ティーエス社長)と野村博郎氏(理化学研究所 大森素形材工学研究室 嘱託)がそれぞれ再任された。

再任された大森会長


 総会後は、以下のとおり2件の講演がなされた。

 「ナノサイズ二硫化モリブデンの技術とトライボ用途への応用」小寺史晃氏(DIC)…ナノサイズ二硫化モリブデン(nanoMoS2)は形状的に粒径D50=250nm、厚さ10nmと小さくて薄く比表面積が高いナノ材料で、構造的には層間距離が狭い3R結晶構造を大量に含有するため、層間へき開が起きやすく潤滑性能に優れることを説明。同社のインク分散技術・プロセスとnanoMoS2の粒子微細化によってより安定した分散性が得られることから、潤滑油添加剤として適用できるとした。nanoMoS2のアプリケーションとして、エンジンオイルに添加することで燃費改善率(FEI)が改善した例や、グリースに添加することで低摩擦・耐摩耗特性が改善する例、MoDTCと併用することでエンジンオイルとグリースにおいて機能が改善された例、さらには固体潤滑被膜に添加することで高荷重下での耐久性が改善した例などを紹介した。

講演する小寺氏

 

 「SiドープDLCと機能化コポリマーによる次世代潤滑システムの開発」大宮 尊氏(ダウ・ケミカル日本)…ポルトガルのコインブラ大学での自身の博士課程研究である「ドープDLCと機能化コポリマーを組み合わせた新規潤滑システム」について、話題提供を行った。エンジン油中のZnDTP(金属添加剤)の配合を低減させつつエンジン部品の境界潤滑領域での摩擦摩耗特性の向上を図ることを目的に、化学的に不活性であるDLCコーティングの表面に新たな反応性を付与すべくドーパントとしてシリコン(Si)を導入し直流マグネトロンスパッタリング(DCMS)で成膜したSiドープDLCと、SARA ATRP法によって自ら合成した機能化コポリマーPLMA-b-PDMAEMAを組み合わせた新規潤滑システムを開発した。トライボロジー試験の結果、摩擦・摩耗低減効果が認められ、機能化コポリマーの構成要素の分子吸着挙動の解析やトライボロジー試験後のToF-SIMSおよびシンクロトロンXPS、FIB-TEMによる表面分析の結果、機能化コポリマーがSi-DLC表面上でN-Si化学吸着を起点としたトライボフィルムが形成され、摩擦摩耗特性が改善されたと総括した。

講演する大宮氏

 

kat 2026年6月13日 (土曜日)
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