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2/28にトライボコーティングシンポジウム・ATF合同技術展示会を開催、共創に向け参加者を募集

2日 16時間 ago
2/28にトライボコーティングシンポジウム・ATF合同技術展示会を開催、共創に向け参加者を募集

 トライボコーティング技術研究会(会長:大森 整 理化学研究所 主任研究員)の主催する第22回トライボコーティングシンポジウムと、砥粒加工学会の主催する先進テクノフェア(Advanced Technology Fair、ATF)は2月28日、東京都板橋区の板橋区立グリーンホールで、合同イベント「技術展示会」を開催する。トライボコーティング技術研究会(tribo@tribocoati.st)では、出展者との共創に向け、参加を呼び掛けている。

技術展示会 ショートプレゼンテーションのようす

 

 今回の合同イベントの狙いとしては、表面改質技術を扱うトライボコーティング技術研究会が、砥粒加工技術を中心とした金型・工具技術、研削・研磨技術、工作機械、計測・評価、マイクロ・ナノ加工技術を扱う砥粒加工学会と連携して、生産現場に直結する新技術創成や協業化を目指した交流の場を設けるもの。

 先進テクノフェア(ATF)は砥粒加工学会が毎年開催するイベントであり、今回、トライボコーティング技術研究会との合同により、異分野連携による新しいものづくり技術の交流と協業発掘の場を目指す。

 技術展示会では、パネルやサンプル展示、ショートプレゼンテーションによって,自社の技術をアピールするとともに、異分野への進出、医工連携、高付加価値な表面創製に向け共創していく。投票によって優秀な技術展示に対して「技術展示賞」が選ばれ、同日17時30分から開催される「岩木賞記念パーティー・技術交流会」の場で贈呈される。

 今回出展する技術展示企業は以下のとおり。

・ケーエンジニアリング https://www.k-engi.com/

・神港精機 http://www.shinko-seiki.com/

・オプトスター http://www14.plala.or.jp/optostar/indexjpn.html

・ジーフロイデ https://www.g-freude.co.jp/

・日本特殊光学樹脂 https://www.ntkj.co.jp/

・新東工業 https://www.sinto.co.jp/

・ナガセインテグレックス http://www.nagase-i.jp/

・池上金型工業 https://www.sinto.co.jp/

・メカニカル・テック社 https://softmatter.mechanical-tech.co.jp/

・システムズエンジニアリング https://www.systems-eng.co.jp/

・ラップマスター・ウォルターズ・ジャパン http://lap-japan.co.jp/

・東京電子 https://toel.co.jp/

・島貿易 https://www.shima-tra.co.jp/products/measurement

 いずれも独自の技術・製品を有する企業のため、トライボコーティング技術研究会では、高付加価値製品の創出や新分野への進出などを目指す企業に共創の機会・アイデアを得てもらうよう、参加を呼び掛けている。

 問合せ先は以下のとおり。

・トライボコーティング技術研究会事務局
E-Mail:tribo@tribocoati.st
TEL:03-5918-7613 FAX:03-5918-7624(理化学研究所 大森素形材工学研究室内)

admin 2020年2月18日 (火曜日)
admin

テクニカルショウ ヨコハマ 2020開催

1週 3日 ago
テクニカルショウ ヨコハマ 2020開催

 第41回工業技術見本市 「テクニカルショウ ヨコハマ 2020」が2月5日~7日、横浜市西区のパシフィコ横浜で開催された。表面改質関連では、以下の展示があった。

会場のようす

 

 サーフテクノロジー/不二WPCブースでは、小麦粉やコーンスターチなど食品粉体のホッパーやフルイなどへの付着を抑制する効果があり採用実績の多いショットピーニング技術「マイクロディンプル処理®」をベースに、より細かい粉体の付着抑制効果を実現しつつ、食中毒の原因となる大腸菌や黄色ブドウ球菌などの繁殖を抑制、さらには死滅させる技術を紹介した。マイクロディンプル処理による食品粉体の付着抑制(食品ロスの防止)・滑り性向上(生産性向上)の提案に加えて、新たに抗菌性付与という点を謳っていくことで、ユーザーである食品加工工場でのコーティング不使用による異物混入防止に加えて、煩雑なサニテーション作業の低減が可能になることを訴求していく。今回は来場者に、抗菌処理「マイクロディンプル処理®Anti-Bac」を吸い口に施した携帯ステンレスストローをプレゼントした。

サーフテクノロジー/不二WPC 「マイクロディンプル処理Anti-Bac」を施した携帯ステンレスストロー

 

 パーカー熱処理工業 加工事業本部は、アルミシリンダーの摺動性能を飛躍的に高める「PNTプロセス」や全自動低圧浸炭・真空熱処理加工「ICBP」、環境にやさしい高性能のシアンフリー塩浴軟窒化処理「イソナイト®LS」などの受託加工サービスのほか、振動摩擦摩耗試験機「SRV®5」による受託試験サービスの紹介があった。また、同社グループ企業のパーカーS・N工業で行っているDLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングの受託成膜サービスについても紹介した。PNTプロセスは、ニッケル素地に高硬度を有するSiCを分散させた複合電解めっき「PNTめっき」とホーニング加工との組み合わせによってアルミニウム合金の摺動性能を飛躍的に向上させる技術で、展示会では、過酷な条件下に晒される二輪/四輪車レース用アルミシリンダーにおいて同プロセスがハイレベルな耐摩耗・耐焼付き性を安定的に実現できることをアピールした。

パーカー熱処理工業「PNTプロセス」の処理サンプル例

 

kat 2020年2月10日 (月曜日)
kat

ASTEC/SURTECH2020など開催、表面改質や表面試験・評価技術が一堂に会す

1週 3日 ago
ASTEC/SURTECH2020など開催、表面改質や表面試験・評価技術が一堂に会す

 「ASTEC2020 第15回先端表面技術展・会議」や「SURTECH2020 表面技術要素展」、「nano tech2020 第19回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」など13の展示会が、1月29~31日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開催、47692名が来場した。

 ASTECとSURTECHでは、DLCコーティングやセラミックコーティング、めっきなどの表面改質技術、摩擦摩耗試験機やスクラッチ試験機、表面張力・形状・粗さ測定機などの表面試験・評価機器などの展示が見られ、各分野における最先端技術の展示を行った。このほか、3Dプリンタやアディティブマニュファクチャリング(AM技術)の最新技術や周辺技術が一堂に会した「TCT Japan2020」、「脱炭素社会を目指したエネルギーマネジメント」をテーマに開催された「ENEX2020」、「Smart Energy Japan2020」、「電力・ガス新ビジネスEXPO 2020」、IoTビジネスを加速するセンシング・ネットワークの最新テクノロジーを集めた「MEMSセンシング&ネットワークシステム展 2020」など多彩なイベントが同時開催された。これら展示会において表面改質と表面試験・評価関連では以下の出展が見られた。

 大塚電子は、顕微分光を用いた微小領域での絶対反射率測定により、形状のある実サンプルのDLC膜の厚みを測定時間1秒/ポイントの高速で高精度に測定できる顕微分光膜厚計 「OPTM series」を展示した。今回披露したリニューアルタイプでは、コントロールボックス内の市販部品を小型化し、基板実装できるものは顕微膜厚ヘッドに実装し内製基板化したことで、コントロールボックスの削除と外部配線の簡素化を達成、設置スペースの削減を実現した。また、ランプの長寿命化を行うことでメンテナンス頻度を抑えることができ、メンテナンス性の向上を実現。さらに、誰でも簡単に精度よくオートフォーカス条件を作成できる機能、“オートフォーカス条件自動作成機能”を開発し、オートフォーカス機能の改良を実現できた。簡単に解析できる“楽々解析ウイザード”を搭載している。

大塚電子「OPTM series」

 協和界面科学は、インクやコーティング材の泡安定性の評価やめっき液中の活性剤の劣化状況の管理、潤滑油の高温化における浸透性の評価などの目的で使用される表面張力計「DyneMaster」シリーズの実機を展示した。今回は、新たに開発した液体膜(泡膜)の持続性(安定性)評価を簡易に行える「液膜安定性評価」を紹介。この評価法は実試料では明らかに差があるにもかかわらず、従来測定法では差が見られない場合などに有効。また、従来測定法よりも試料が少量で測定ごとの洗浄も簡易なため、短時間で繰返し測定を行うことができる。洗浄剤、化粧品、塗料、食品、電子、機械などの起泡性、消泡性、泡膜持続性等の泡トラブル評価に適しているという。

協和界面科学「DyneMaster」

 コニカミノルタは、熟練の目視に近似した感度を持ち誰でもOK/NGの判断を可能とする、コーティング膜表面などの微細キズ・汚れ評価を実現する外観検査システム「ProMetricYシリーズ」を紹介した。人の目と近似した感度を持つ高精度カメラで、ペルチェ素子を用いた高冷却機能による低ノイズを実現、高コントラスト性能と併せて極微細な欠陥も検出できる。また、高いコントラスト分解能12bit (4096)により、識別しにくい欠陥も検出可能なほか、最大2900万画素(6576×4384)という高分解能により微小な欠陥も検出できる。最近は4300万画素(8040×5360)のモデルも登場した。また、目の感度に近いフィルターあるいはIR感度タイプも選択できる。

コニカミノルタ「ProMetricYシリーズ」

 三洋貿易は、米・Rtec instruments社のモジュール交換型多機能摩擦摩耗試験機「MFT-5000」を紹介。同試験機は、ブロック・オン・リングやピン/ボール・オン・リング、高速往復摺動試験、四球試験を標準として様々な試験に対応可能な装置。フロアスタンド型を採用しており、高荷重(5000N)、高回転領域(8000rpm)まで対応する。また、インラインで白色干渉計も搭載可能で、試験中、試験後の表面状態を試験直後にそのまま測定できる。データ収集速度は100KHz以上が可能だという。研究開発からASTMなどの試験法にも対応している。さらに、特殊試験として超高温・低温・湿度環境への対応やブレーキシミュレーション試験などへの対応が可能とした。

三洋貿易「MFT-5000」

 新東科学は、摩擦摩耗試験機専門メーカーならではのノウハウと経験を活かした受託試験、荷重域0.1g~100kgや加熱・冷却・真空などあらゆる条件下での試験に対応する特注試験機の設計・製造をPRしたほか、実機を使用してのデモ測定も行った。今回は、同社摩擦摩耗試験機「トライボギア」のスタンダードモデル「TYPE:40」、一つの試験片で荷重を変えた摩擦摩耗試験が1回の測定で可能になる最上位機種「HHS2000S」、誰でもどこでもどんな角度でもスキルや経験を必要としないポータブル摩擦計「TYPE:37i」、肌触りや感触、なじみ感を数値化することができる触感計「TYPE:33」を展示するなど、同社の摩擦摩耗試験機の幅広いラインナップを示す展示となった。

新東科学のブース

 東陽テクニカは、米国KLA社製の薄膜機械特性評価装置「G200X ナノインデンター」を展示した。DLCなどの硬質材料からゴムや粘着剤などのソフトマターまで、あらゆる薄膜の機械的特性評価試験(動的粘弾性測定やスクラッチ試験など)に1台で対応する。μNオーダーから最大10Nまでの広域荷重での測定に対応するほか、最速1点1秒以下で硬度・ヤング率の高速マッピングを実現。また、高分子材料の過熱環境下でのクリープ評価や加熱粘弾性評価にも対応。さらに、ナノスクラッチ試験によるサブミクロンの膜厚のはく離・耐摩耗性評価や、押込み試験による薄膜の破壊靭性評価も可能。

東陽テクニカ「G200X ナノインデンター」

 中日本炉工業は、加圧冷却式真空熱処理炉「NVF-30P」の実機を披露した。冷却時に加圧することにより焼入性能が向上。冷却時の冷却ガス循環効率を向上したことにより、硬度むらが発生しにくくなっている。ダイス鋼やハイス鋼などの工具鋼やマルテンサイト系ステンレス鋼の焼入れ、焼戻し処理をはじめ、オーステナイト系ステンレス鋼の固溶化処理、析出硬化系ステンレス鋼の析出硬化処理、チタンをはじめ各鋼種の焼鈍し処理などの熱処理に適した装置だという。また、AIを活用した真空熱処理レシピ生成システム「DiMA」のデモ機も紹介。現在のところ販売は未定だという。

中日本炉工業のブース

 ナノテックは、 DLC膜を機能別、用途別に分類した「ICFコーティング(真性カーボン膜)」を紹介するとともに、大電力パルススパッタリング(HiPIMS)法によって水素フリーICF膜を660nm/minの超高速で成膜できるRoll to Roll装置の実機を展示した。同社ではDLCコーティングをはじめとするドライコーティングについて、自社製成膜装置による受託コーティングと装置販売を行っていることをアピールした。また同社では、薄膜や材料の機械的特性試験やDLC膜の品質管理や国際標準化による分類に適した分光エリプソメトリー測定などの表面分析サービスを行っており、同サービスの豊富な経験を活かしてそれぞれのDLC基準片・試験片の販売を行っていることを紹介した。

ナノテックのブース

 ブルカージャパンは、ナノサイエンスAFM(原子間力顕微鏡)「JPK NanoWizard 4 XP」を紹介した。材料と高分子化学のためのAFMで、ナノメカニクス、電気化学から電気、磁気測定までを網羅。クローズドループ原子分解能とXY100μmの広範囲スキャンレンジで、最速3秒/1画像のスキャンスピードを備え、AFMヘッドにはクローズドループスキャンとディフレクションシステムを搭載し、またデジタルVortris™2コントローラーが低ノイズにて高速による信号処理を行う。プローブとサンプル表面の触圧をリアルタイムで測定しフィードバックをするピークフォース・タッピングモードを搭載。測定パラメータの設定はほぼ不要で、触圧を最小にコントロールでき安定した測定が可能。脆くやわらかいサンプル、粘着性の高い試料であっても、長期にわたり安定的に高解像度の画像が得られる。

ブルカージャパン「JPK NanoWizard 4 XP」

 堀場製作所は、コーティング成膜の際などに表面の成膜温度を計測管理できるオンライン放射温度計「IT-480 Series」を展示した。複数台での計測により温度ムラや均一性の確認が可能で、無償で使える便利なソフトで8台までのデータを一括管理できる。小型のため取付けスペースをあまり必要とせず、インライン用途でも適用できる。また、ドライコーティングのプロセスや工業炉による熱処理プロセスなどの管理に適用できるコンパクトプロセスガスモニタ「MICROPOLE System」を紹介した。スパッタリング装置の残留ガス計測や、スパッタリング装置のリークモニタリング、CVD装置クリーニング後の残留ガスモニタリングなど、PVD・CVDなどの薄膜形成工程においてチャンバー内の不純物や残留ガスを計測することで、品質・歩留りの向上に貢献できる。

堀場製作所「IT-480 Series」

 レスカは、各種ペーストや粘着材料、粘着テープ、粘着フィルムなどの粘着力測定を行うタッキング試験機「TAC1000」を紹介。これまで個人差による誤差が大きかったデータを定量的に評価することが可能になるという。測定プローブをサンプルに押し付け、引き上げる過程での粘着力を測定する。ダブル温調により試料片をホットプレートで裏面から予備加熱を行った状態で測定面に加熱されたプローブを侵入させることで、設定温度と実際に評価される試験面の温度を一定化させることができる。また、ホットプレート加熱を停止させることで、常温状態の試験片に対し加圧と同じ時間のみ加熱を行い粘着力計測を行うことができるため、加熱加圧成型における金型との離型性計測や、複写機におけるトナーの定着ベルトに対する離型性を計測することが可能となっている。加圧時間が最短10msecで可能なため、瞬間的な接触により生じる粘着力の計測も可能。

レスカ「TAC1000」

 会期中の1月31日にはセミナー会場で、東京理科大学の佐々木信也教授のモデレータのもと、トライボロジーに関する先端企業の専門家10社が参加してのパネルディスカッション「トライボロジーにおけるオープンイノベーションの課題と将来」が開催された(主催:潤滑通信社)。

 テーマ1「オープンイノベーションを支える開発支援環境の構築」ではエリオニクス、協和界面科学、新東科学、東陽テクニカ、ナノテックがパネリストとして参加し、テーマ2「トライボロジーの新たなビジネスモデル」ではアントンパール・ジャパン、三洋貿易、島貿易、トリニティーラボ、レスカがパネリストとして参加して、討論を行った。

パネルディスカッションのもよう

 

admin 2020年2月10日 (月曜日)
admin

ブルカージャパン ナノ表面計測事業部、台数限定で触針式薄膜段差計の特価・短納期キャンペーンを実施、注文受付期間は~3/20

1週 6日 ago
ブルカージャパン ナノ表面計測事業部、台数限定で触針式薄膜段差計の特価・短納期キャンペーンを実施、注文受付期間は~3/20

 ブルカージャパン ナノ表面計測事業部では、触針式薄膜段差計「Dektak XTシリーズ」を対象に「年度末にまだ間にあう! 台数限定&特価・短納期キャンペーン」を実施している。

 2020年3月末納品分までが対象となり、通常3ヵ月納期の製品を短納期で提供する。

 詳細はキャンペーンHP(https://www.bruker-nano.jp/dktcampaign19)で確認できる。

・対象製品
触針式薄膜段差計 Dektak XTシリーズ


・価格・構成例
 DektakXT-Eの場合:1nm~1mm膜厚段差評価が可能、補正値のいらない信頼性の高い評価システム。価格:¥4,980,000~

・注文受付期間:~2020年3月20日迄(注文受付期間)
※仕様により納期が変わるため、詳細は要問合せ

kat 2020年2月7日 (金曜日)
kat

ブルカージャパン ナノ表面計測事業部、3/26に東京でナノインデンテーション試験のセミナーを開催

1週 6日 ago
ブルカージャパン ナノ表面計測事業部、3/26に東京でナノインデンテーション試験のセミナーを開催

 ブルカージャパン ナノ表面計測事業部は3月26日、東京都中央区のベルサール八重洲 Room6(https://www.bellesalle.co.jp/shisetsu/tokyo/bs_yaesu/access/)で、「ナノインデンテーションセミナー2020」を開催する。今回は、昭和大学 柴田 陽 教授と横浜国立大学 多々見 純 教授による特別講演を設けている。定員は40名で参加費は無料(事前登録制)。

 問い合わせ先は以下のとおり。
電話:03-3523-6361 / Mail : info-nano.bns.jp@bruker.com
WEB登録サイト:https://mbns.bruker.com/acton/media/9063/ni2020 

 プログラムは以下のとおり。

・13:00~13:15 開会挨拶

・13:15~14:15 【特別講演1】「ナノインデンテーション法による生体組織の力学的評価」昭和大学 柴田 陽 教授

・14:15~14:30 休憩         

・14:30~15:40 【特別講演2】「マイクロカンチレバー試験片を用いた材料のメソスケール破壊特性評価」横浜国立大学 多々見 純 教授(兼 神奈川県立産業技術総合研究所 「革新的高信頼性セラミックス創製」 プロジェクト PL)

・15:40~16:30 「ナノインデンテーション実践的アプリケーション事例」ブルカージャパン ナノ表面計測事業部

・16:30~17:10 「電子顕微鏡組込み型ピコインデンターがもたらす複合的ソリューション」ブルカージャパン ナノ表面計測事業部

・17:10~17:30 質疑応答、アンケート

 

ハイジトロントライボインデンターTI980


 

kat 2020年2月7日 (金曜日)
kat

エリコン、ダイヤモンドコーティングのD-Coat社を買収

2週 3日 ago
エリコン、ダイヤモンドコーティングのD-Coat社を買収

 スイス・エリコンは、ドイツにおけるダイヤモンドコーティング技術のトップ企業D-Coat社を買収した。

 2006年設立のD-Coat社は、高い信頼性が求められる航空機、船舶、自動車、その他分野の構造体に使用されるCFRP(炭素繊維強化プラスチック)向けの切削工具に成膜するダイヤモンドコーティング技術のリーディング企業として認識されている。また、D-Coat社はこれらのコーティング用途において大手航空機メーカーが選ぶサプライヤーとしても世界的に認識されている。

 熱フィラメントCVD (HFCVD)法を用いて形成したダイヤモンドフィルムの蒸着は、コーティング表面、3Dベースボディ、部品や金型、工具の内面コーティングに適しているという。工具や部品、電極にコーティングした場合は、優れた耐久性を与え、潤滑状態が悪い状況下においても低摩擦で、摩耗性物質との接触に対しても高い耐摩耗性を実現する。

 エリコンのヘッド・オブ・ビジネスユニット・ バルザースインダストリアルソリューションズMarc Desrayaud氏は「D-Coat社が持つ技術により、エリコンバルザースが提供するダイヤモンドコーティング関連サービスがさらに強化される。両社の専門性が融合されることで、同分野における当社の立場がより一層明確になり、テクノロジーリーダーとなることができる」と話している。

 また、リヒテンシュタイン・エリコンバルザースのヘッド・オブ・カッティングツールDr. Wolfgang Kalss氏は「当社は、両社の技術力と専門性のシナジーを活用し、航空・宇宙、自動車、金型(ダイ・モールド)および他産業において切削工具を求める顧客に最高のダイヤモンドコーティングソリューションおよびサービスをお届けしたいと考えている」と話している。

 同グループのダイヤモンドコーティング事業としては、ルクセンブルグ、米国、韓国に続く4番目のカスタマーセンター。規模としては、ダイヤモンドコーティングではグループ最大のカスタマーセンターとなり、同グループ全体では113番目のグローバルカスタマーセンターとなる。

 なお、D-Coat社の日々の事業運営および顧客への対応は従来どおり同社の施設にて継続する。

左から、ウォルフガング・J・シュミッツ氏 (エリコンバルザース リージョナルエグゼクティブ ヨーロッパ)、ディルク・ブライト氏 (D-Coat 生産・開発部取締役)、オラフ・ ディートリヒ氏(D-Coat 宣伝部取締役)、コリーナ・ハインツ氏(エリコンバルザース)、ウォルフガング・カルス氏 (エリコンバルザース ヘッド・オブ・カッティングツール)

 

admin 2020年2月3日 (月曜日)
admin

トライボコーティング技術研究会、2/28にシンポジウムを開催

3週 3日 ago
トライボコーティング技術研究会、2/28にシンポジウムを開催

 トライボコーティング技術研究会と理化学研究所 大森素形材工学研究室は2月28日、東京都板橋区の板橋区立グリーンホールで「第22回トライボコーティングの現状と将来」シンポジウムを開催する。今回は、砥粒加工学会主催の「先進テクノフェア(ATF)2020」との合同イベントとなる。

 今回のシンポジウムは、ナノ炭素研究所 大澤映二氏(豊橋技術科学大学名誉教授)「2.6nm爆轟法ナノダイヤモンド分散粒子の生産技術の確立とナノダイヤモンドコロイドの事業化」、コマツNTC 前花英一氏、東北大学大学院 水谷正義氏・厨川常元氏「微細ラティスコーティング技術の開発」、IBUKI 松本晋一氏「加飾成形用金型の製造技術ならびにAI援用技術に基づくIOT化事業」の記念講演のほか、技術展示企業よるテクニカルプレゼンテーションを通して先進ものづくりの技術情報を提供する。

 参加の問い合わせなどは以下より。


理化学研究所 大森素形材工学研究室 内
トライボコーティング技術研究会 シンポジウム事務局
tribo@tribocoati.st TEL:03‐5918‐7613 FAX:03‐5918‐7624
URL http://www.tribocoati.st

 

 

admin 2020年1月27日 (月曜日)
admin

三菱マテリアル、銅ナノインクの開発を開始

4週 1日 ago
三菱マテリアル、銅ナノインクの開発を開始

 三菱マテリアルは、プリンテッド・エレクトロニクス分野のスタートアップ企業であるエレファンテックを評価パートナーとして、銅ナノインクの開発を開始した。

 近年、電子部品を構成する電子回路や素子またはワイヤーハーネスなどを、印刷や塗布によって形成するプリンテッド・エレクトロニクス技術により、電子部品の軽量化、原料ロスの抑制による低環境負荷・低コスト化が進んでいる。東京大学発のスタートアップ企業であるエレファンテックは、必要な部分にのみインクジェット方式で金属ナノ粒子を印刷し、めっき技術で金属を成長させる独自の製造技術により、従来のフレキシブル基板よりもリードタイムを短縮させ、製造コストの削減を実現している。

 今回、三菱マテリアルが開発するのは、このインクジェット印刷に用いる「銅ナノインク」。現在は「銀ナノインク」が広く使用されているが、マイグレーションによる回路内での絶縁不良や短絡が課題となっている。「銅ナノインク」は、それらの課題を解決するだけでなくコストダウンも期待される。

admin 2020年1月22日 (水曜日)
admin

潤滑通信社、1/31にトライボロジーをテーマにパネルディスカッションを開催

4週 1日 ago
潤滑通信社、1/31にトライボロジーをテーマにパネルディスカッションを開催

 潤滑通信社(https://www.juntsu.co.jp/)は1月31日 10:30~12:15、ASTEC(先端表面技術展・会議)/SURTECH(表面技術要素展)セミナー会場(南3ホール展示会場内)で、東京理科大学の佐々木信也教授をモデレータとして、トライボロジーに関する先端企業の専門家が参加してのパネルディスカッション「トライボロジーにおけるオープンイノベーションの課題と将来」を開催する。参加費用は無料で、登録は不要。

開催のようす

 

 いずれも佐々木教授をモデレータとして、テーマ1「オープンイノベーションを支える開発支援環境の構築」(10:30~11:15)ではエリオニクス、協和界面科学、新東科学、東陽テクニカ、ナノテックがパネリストとして参加し、テーマ2「トライボロジーの新たなビジネスモデル」(11:30~12:15)ではアントンパール・ジャパン、三洋貿易、島貿易、トリニティ―ラボ、レスカが参加して、それぞれ討論を行う。

 テーマ1のディスカッションテーマとしては、「オープンイノベーションを支える評価試験の品質向上と効率化」、「高度化する要求に対応するラボの必要性」、「共創と競争のための評価試験」などを予定。

 テーマ2のディスカッションテーマとしては、「ソフトマターへ」、「トライボロジー 機能性から快適性へ」、「グローバルマーケットへの展開と課題」などを予定している。

 セミナーの詳細は以下のURLで確認できる。
https://unifiedsearch.jcdbizmatch.jp/nanotech2020/jp/sem/astec_surtech/seminar_details/ReWB0wTegco#A29157613

kat 2020年1月22日 (水曜日)
kat

エンハンストマテリアル、大型チャンバーの高生産性PVD成膜システムを追加

1ヶ月 ago
エンハンストマテリアル、大型チャンバーの高生産性PVD成膜システムを追加

 エンハンストマテリアル( http://www.emc-h.com/ )は、VoestalpineグループEifeler Vacotec社製のPVDコーティング装置「alphaシリーズ」を販売しているが、このほど、中型機ながら大型の真空チャンバーを有し、高い生産性・効率で高品質のコーティングを成膜できる最新アーク技術採用の「alpha700P」の取扱いを開始した。alpha700Pは本年9月16日~21日にドイツで開催された世界最大級の国際金属加工見本市「EMO Hannover 2019」で発表され、すでに受注実績を持つ。

alpha700P

 alphaシリーズの全般的な特徴としてはタクトタイムが短くプラズマ密度が高いことから高生産性を達成できること、コンパクトな装置サイズで高効率を達成できることが挙げられる。双対する蒸着源を独立コントロールできることから、近年工具や金型のコーティング被膜として要求が強まっているナノ構造や多層膜といった独自の膜種の形成が可能となっている。

 alphaシリーズとしては主に、中型機で開発・生産用として利用されるalpha 400P、大型機で完全生産用のalpha 900Pの採用が進んでいるが、以前からその中間機種が要求されていた。そこで今回、alpha700Pの開発に至ったもの。

装置構成

 主な特徴としては、まず迅速な冷却システムが挙げられる。独自冷却システムの採用により、工具や部品をコーティングした後の冷却時間を約25%短縮。これにより1日に5バッチの成膜処理が可能になる。

 また、950Lの大型真空チャンバーにより広い成膜ワークスペースを確保、φ10×70mmのエンドミルで1バッチ当たり900本、φ100×150mmのホブで30本を処理できる。
 
 さらに、独自PVD duplexプロセスによって、プラズマ窒化処理とAlCrTiNといったPVDコーティングを1パスで実施でき、両処理に通常費やされる時間を大幅に短縮できるほか、独自SPCS技術によって平滑で密着性の高い膜の成膜を実現している。

 加えてalpha700Pでは、装置デザインをコンパクトなシングルフレーム(Single frame)、あるいはスプリットフレーム(Split frame)から選択でき、設置スペースやレイアウトにフレキシブルに対応できる。

PVDコーティング装置「alphaシリーズ」

 

admin 2020年1月15日 (水曜日)
admin

東北大など、高耐久性DLCの設計指針を明示

1ヶ月 1週 ago
東北大など、高耐久性DLCの設計指針を明示

 東北大学金属材料研究所 久保百司教授、王楊助教(現:東北大学大学院工学研究科)、東北大学大学院工学研究科 足立幸志教授、岩手大学 森 誠之教授、フランス・Ecole Centrale de LyonのJean Michel Martin教授らのグループは、東北大学金属材料研究所に2018年8月に導入されたスーパーコンピュータ「MASAMUNE-IMR」を活用し、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)の摩耗を誘発する原因となるトライボエミッション現象のメカニズムを世界で初めて明らかにした。さらに、DLCの成分や周囲の環境を制御することで摩耗を減らすことが可能であることを示し、高耐久性DLCの設計指針を明らかにした。

 金属材料研究所で開発した大規模分子動力学シミュレータ「LASKYO」を活用し、DLCの摩耗現象をMASAMUNE-IMR上でシミュレーションした。その結果、以下のことが明らかとなった。

1.DLC同士を摩擦した時に、摩擦した表面からメタンやエタン、エチレンなどの様々な気体分子が蒸発するトライボエミッション現象が起こる。この現象は実験的にも確かめられた。

2.1のような気体分子の蒸発が、DLCの摩耗を誘発することを世界で初めて明らかにした。

3.DLCの成分や周囲の環境などを制御することで、「摩耗を減らす」ことが可能であることを示し、高耐久性DLCの設計指針を明らかにした。

 今後、さらにMASAMUNE-IMRを活用して、DLCへの異種元素の添加効果などを明らかにすることで、さらに耐久性の高いDLCの設計を実現し、高耐久性DLCの実用化につなげていく。

スーパーコンピュータ「MASAMUNE-IMR」

 

admin 2020年1月8日 (水曜日)
admin

JFEスチール、高焼入れ性と高圧縮性を兼ね備えた粉末冶金用途向け鉄粉

1ヶ月 2週 ago
JFEスチール、高焼入れ性と高圧縮性を兼ね備えた粉末冶金用途向け鉄粉

 JFEスチールは、メッシュベルト炉で焼結した状態のままで引張強さが800MPa級を示す粉末冶金用途向けのニッケル(Ni)フリー合金鋼粉「FM800」を開発した。

 従来、焼結部品にはNiが4%、銅(Cu)が1.5%、モリブデン(Mo)が0.5%含まれる合金鋼粉を、メッシュベルト炉で焼結した材料が広く使われていたが、焼結後に硬度差が大きくなり被削性が悪化し加工費が増加する上、Niの市況影響を受けやすいという課題があった。

 それに対応するため同社では、メッシュベルト炉で焼結した状態のままで引張強さが600MPa級を示す「FM600」、浸炭焼入れ後の引張強さが1000MPa級を示す「FM1000」、「FM1000」にさらに靭性を兼ね備えた「FM1000S」、高温焼結後に熱処理をすることで引張強さを1300MPa級まで高めることができる「FM1300」といった、多彩なラインナップを持つNiフリー合金鋼粉「FMシリーズ」を開発・販売してきた。

 一方で、800MPa級の引張強さが要求される部品にNiフリー合金鋼粉を使う場合、浸炭焼入れが必要になってしまうことから、顧客のコスト削減により寄与すべく、さらなる商品開発に取り組んできた。

 そこで、同社はCuを3%、Moを1.3%予合金添加した合金鋼粉「FM800」を開発し、メッシュベルト炉で焼結した状態のままで引張強さが800MPa級を超える高強度を出すことに成功した。また、一般的に合金元素の予合金添加によって、粉末の圧縮性は低下するが、製造プロセスを制御することにより高い圧縮性を兼ね備えさせることに成功した。今後自動車部品、建機部品への適用を目指す。

FM800の焼結後ミクロ組織

 

admin 2020年1月6日 (月曜日)
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メカニカル・サーフェス・テック2019年12月号「特集:DLCコーティングの現状と周辺技術」12/25に発行

1ヶ月 3週 ago
メカニカル・サーフェス・テック2019年12月号「特集:DLCコーティングの現状と周辺技術」12/25に発行

 表面改質&表面試験・評価技術の情報誌「メカニカル・サーフェス・テック」の2019年12月号「特集:DLCコーティングの現状と周辺技術」が当社より12月25日に発行された。

 今回の特集では、ディーゼル燃料インジェクターと尿素インジェクターにおけるDLCの適用について、DLCのバイオマテリアル応用に向けた生体適合性・抗菌活性効果の実験と今後の展望について、産業技術総合研究所と全国の公設試験研究機関が実施したDLC膜の摩擦摩耗特性の統計的評価について、パイロットスケールの摩擦摩耗試験機を用いて行った各種硬質薄膜の試験結果について、成膜技術と脱膜技術の概要と両技術を用いて行った超硬ホブカッタ再生の具体的事例について紹介する。

特集:DLCコーティングの現状と周辺技術

◇自動車の環境負荷低減に寄与するDLCコーティング・・・デンソー 越智 文夫
◇DLCのバイオマテリアルへの応用・・・東京電機大学 平栗 健二、小野寺 修、齋藤 一拓
◇産総研・公設試におけるDLC膜の摩擦摩耗特性の統計的評価・・・奈良県産業振興総合センター 三木 靖浩、東京都立産業技術研究センター 川口 雅弘
◇HEFトライボメータによる各種硬質薄膜のリング・オン・ブロック試験・・・ナノコート・ティーエス 熊谷 泰、坂下 武雄、岩﨑 嵩、川本 秀士
◇DLCコーティングの成膜・脱膜による再生技術および超硬工具脱膜技術の応用事例・・・新明和工業 根波 将哉、須田 充顕

連載

注目技術:セラミックスからプラスチック・ゴムなど多様な材料に対応するta-C技術・・・ナノフィルムテクノロジーズ
トップインタビュー・・・ジュリアン グリモ 氏(HEF DURFERRIT JAPAN)
Dr.クマガイののんび~り地球紀行 第7回 東欧ー編・・・不二WPC 熊谷 正夫

トピックス

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admin 2019年12月25日 (水曜日)
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高機能トライボ表面プロセス部会、第15回例会を開催

2ヶ月 ago
高機能トライボ表面プロセス部会、第15回例会を開催

 表面技術協会 高機能トライボ表面プロセス部会(代表幹事:岐阜大学 上坂裕之氏)とドライコーティング研究会(事務局:近畿高エネルギー加工技術研究所(AMPI))は12月16日、名古屋大学で、「高機能トライボ表面プロセス部会 第15回例会」を開催した。

第15回例会のもよう

 

 高機能トライボ部会は、自動車の低燃費化・高性能化などへの高機能トライボ表面の寄与が増してきていることを背景に、自動車関連・コーティング関連企業や、大学・研究機関などが参加しての分野横断的な議論を通じ、低摩擦/高摩擦、耐摩耗性などに優れた高機能トライボ表面のためのプロセス革新に向けた検討を行う場として、2014年に設立された。

 当日は上坂 代表幹事が「本部会は、高機能トライボ表面やそれを創成するためのプロセス革新に向けた議論の場として例会を開催しているが、今回は、日本トライボロジー学会や日本機械学会などのトライボロジー研究者に限定せず、応用物理学会などで活躍している第一線の講師の方々に、炭素材料の新しい構造制御法や活用法、分析法などを紹介していただく。いずれもトライボロジー応用に向けた共通の議論ができるものと考えている」と挨拶し、以下のとおり講演がなされた。

上坂 氏

 

「粒子制御型プラズマCVDによるカーボンナノ構造体の合成と構造・物性制御」近藤博基氏(名古屋大学)…H2/CH4プラズマ中の内部パラメータ計測により、PECVD法におけるアモルファスカーボン膜の成膜メカニズムを明らかにした。粒子計測に基づいた成膜機構および物性発現機構の理解と、それに基づく制御が可能とした。また、ラジカル・イオンの定量計測に基づくカーボンナノウォール(CNWs)の成長機構の解明と、Ptナノ微粒子担持CNWsの燃料電池応用やCNWs足場上での細胞培養における電界刺激重畳の効果など、新しいナノバイオ応用の開拓について紹介。活性種(ラジカル・イオン)の定量制御によるCNWsの精密制御合成と、ユニークなCNWs応用の実現が可能とした。

近藤 氏

 

「プラズマCVDで作製したナノ粒子によるa-C:H薄膜の物性制御」古閑一憲 氏(九州大学)…マルチホロー放電プラズマCVD法を用いて、a-C:H薄膜の中間層として連続的にカーボンナノ粒子の層を生成することに成功。ナノ粒子のサイズはホロー放電において飛行時間によって制御されること、カーボンナノ粒子の積層を制御するキーはガスフローtp基板のバイアス電圧であることを報告。a-C:H薄膜にナノ粒子の層を加えることで応力が緩和されるなど構造を制御できると結言した。ナノ粒子の複合膜の特性を制御するメカニズムを議論する上で、ナノ粒子の積層を制御することは有望とした。

古閑 氏

 

「炭素材料の更なる展開を目指して~機能性炭素材料コンポジット厚膜の合成とDLC膜への面分析の導入~」赤坂大樹 氏(東京工業大学)…金属等の塑性性粒子と機能性粒子の混合粉体から、コールドスプレー(CS)法で機能性粒子を含む複合材料膜を形成するという研究目的のもと、Cu-DLC複合材料膜の摺動試験を行い、その際に生じる炭素の結合状態の変化を、NEXAFS/X-PEEMにより評価した。その結果、SUJ2ボールとの摺動により、Cu-DLC複合材料膜中の炭素の均一な結合状態は、局所的に変化していることが分かった。また、各摺動回数の増加に伴い、分布も変化し、特に摺動痕の中央部ではsp2がやや少ない傾向が示された。

赤坂 氏

 

 講演終了後は、同部会会員企業のテクノポート 吉田秀樹 氏より、同社の取り扱う超高真空摩擦試験装置やHiPIMS電源の紹介がなされた。

吉田 氏

 

kat 2019年12月19日 (木曜日)
kat

DLCの医療応用を目指し「日本医用DLC研究会」設立

2ヶ月 ago
DLCの医療応用を目指し「日本医用DLC研究会」設立

 DLC(Diamond-like-carbon)コーティングの基礎医学・臨床医学への応用を目指す研究者の情報交換の場として「日本医用DLC研究会」(Japanese Association for DLC Medical Application:JADM、 https://www.dlc-med.org/ )が8月に設立、初代理事長に岡山理科大学 フロンティア理工学研究所の中谷達行教授が就任した。

 同研究会は、DLCコーティングの基礎医学・臨床医学への応用を目的とした研究を行っている研究者間の情報交換の機会を提供し、DLCの医療応用研究の発展に寄与することを目的としている。DLCの医療応用はこれまで工学領域の研究者が主体で研究してきたが、医学との連携が充分であったとは言えない状況だった。また、医療応用を目的とした医師主導の研究はまだ黎明期の段階であり、医療応用についての知見を交換する場なども少ない。新たに設立された同研究会は医用DLCに関連する諸問題を研究するとともに、基礎医学・臨床医学への応用を目指す研究者の情報交換の場を作ることで、DLCの医療応用に関する理解を深め、研究の発展に寄与していくことを目指す。

 中谷理事長は「DLCの医療イノベーションへの貢献は学際領域から生まれる。今回設立された日本医用DLC研究会がDLC研究の先生と若手医師・研究者との情報交換の場となり、DLCの医療応用が加速することを願っている」と述べている。


 現在、DLCの医療機器への応用については、DLC 膜の生体親和性、化学的安定性、金属イオンバリア性などの特徴が活用されている。成膜には、プラズマCVD法、イオン化蒸着法、陰極真空アーク法などが用いられ、冠動脈ステント、カテーテル、人工歯根、人工股関節、人工血管などへの応用が進められている。そのうち、冠動脈DLCステントは、純国産の医療用DLCとして商品化もされている。

日本医用DLC研究会 発起世話人会の有志会合のもよう(下段中央が中谷理事長)

 

admin 2019年12月19日 (木曜日)
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トライボコーティング技術研究会、令和元年度 第4回研究会を開催

2ヶ月 ago
トライボコーティング技術研究会、令和元年度 第4回研究会を開催

 トライボコーティング技術研究会は12月13日、東京都江東区の東京都立産業技術研究センター(都産技研)で、「令和元年度 第4回研究会」を開催した。

 当日は、大森 整会長(理化学研究所)の開会挨拶に続いて以下のとおり講演がなされた。

「フラーレンの潤滑特性とメカニズム」近藤邦夫氏(昭和電工)…炭素原子のみからなるクラスター型分子であるフラーレンの特徴から諸特性、用途などを紹介し、主として潤滑特性について解説した。フラーレンを潤滑油に添加した効果として、低荷重の摩擦試験では摩擦抵抗が半分以下になるとした。また、中荷重の摩擦試験では基材の摩耗を1/20に抑制。高荷重の摩擦試験では市販の油に添加することにより焼付きを防止することから、より低粘度油が使用できると紹介した。潤滑メカニズムとしては、摺動面にフラーレン単分子よりも大きなサイズの構造体が存在するのではないかと推測した。

講演をする近藤氏

「都産技研における航空機関連の取り組みについて」福田良司氏(都産技研)…都産技研では、2017年12月に「航空機産業支援室」を開設。航空機の製造や開発に求められる国際規格に対応する試験設備を導入し、共同開発を通じて航空機産業への参入を目指す中小企業を支援している。講演では、ASTM18(ロックウェル硬さ試験)やASTM E384(マイクロビッカーズ硬さ試験)、ASTM B117(塩水噴霧試験)、FAR 25.853(燃焼性試験)などの国際規格に対応した設備を導入していることや、ASTM E384とASTM18についてはJIS Q 9100に適合した依頼試験として利用できることを紹介した。

​ 講演をする福田氏

 講演に続いて、都産技研内の航空機産業支援室の見学会が行われ、航空機部品に適用されるASTM規格やFAR規格に対応した試験機、中小企業と共同研究を行い完成した航空機部品の製造技術の紹介などを行った。

 次回研究会は来年2月28日、東京都板橋区の板橋区立グリーンホールで開催される「第22回トライボコーティングの現状と将来」として行われる予定。

 

admin 2019年12月18日 (水曜日)
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パーカー熱処理工業、振動摩擦摩耗試験機「SRV」のアプリケーションセミナーを開催

2ヶ月 1週 ago
パーカー熱処理工業、振動摩擦摩耗試験機「SRV」のアプリケーションセミナーを開催

 パーカー熱処理工業(https://pnk.co.jp/)は11月27日、川崎市川崎区の同社川崎事業所で「SRV®5」の新しい試験コンセプトのデモンストレーションを目的としたアプリケーションセミナーを開催、ユーザー企業約20社が参加した。SRV®5は同社が取り扱うOptimol Instruments Prüftechnik社製振動摩擦摩耗試験機「SRV®」の最新機種。
 

アプリケーションセミナーのようす

 

 当日はまず、Optimol Instruments Prüftechnik社CEOのGregor Patzer社長が、揺動試験、回転試験、さらには実部品を試験片に各種運動を組み合わせての「Combi-Drive」試験のそれぞれの自由度の高い試験セットアップによるギヤ油やグリース、加工油、MTF、添加剤、エンジン部品、高温用すべり軸受など様々なアプリケーションについて、実使用に近い環境での試験が可能なことを紹介。
 続いて、転動試験片を使用したグリース評価用試験セットアップを組み込んだSRV®5による、グリース向け回転摩擦評価法のデモンストレーションが実施された。
 

Gregor Patzer社長(左)と通訳を務めるパーカー熱処理工業・越智直行氏SRV®5によるグリース向け回転摩擦評価法のデモンストレーション

 

 また、Optimol Instruments Prüftechnik社のChristoph Baumann氏より、SRV®5のオプションであるアコースティックエミッション(AE)測定を利用して、潤滑下および無潤滑下での硬質薄膜DLC(ダイヤモンドライクカーボン)の品質評価やスクリーニング試験が可能なことが紹介。続いて、SRV®5によるAEを利用した硬質薄膜評価法のデモンストレーションが実施された。

 

Christoph Baumann氏

 

 さらに今回は、よりインタラクティブなセミナーを提供する観点から、SRV®ユーザーである二人の講師から以下のとおり講演がなされた。

・「SRV®を用いたエンジンピストン摩擦における潤滑油添加剤性能の評価」山本賢二氏(ADEKA)…SRV®による摩擦試験結果は実車燃費試験や浮動ライナーによるピストン摩擦評価結果とよく一致しており、潤滑油の燃費性能評価の一次試験として有効と考えられる、とした。

・「SRV®を用いたDLC膜のはく離特性評価」間野大樹氏(産業技術総合研究所)…DLC膜の耐はく離性評価にSRV®を適用した結果、ワイブル分布に基づく統計処理により、はく離荷重の代表値を推定し膜のはく離特性を評価する手法を開発。開発した手法により、他の硬質薄膜のはく離特性についても評価できたほか、AE法の適用により、はく離の進行過程の違いによって生起している微細な損耗減少が異なることを明らかにできた。

 今回はいずれもSRV®ユーザーによる講演だったことから、両講師の講演後のQ&Aセッションにおいて、参加したSRV®ユーザーや同試験機の導入を検討している参加者を含めた活発な議論が行われた。

kat 2019年12月11日 (水曜日)
kat

ダイヘンなど、アルミニウム合金と亜鉛めっき鋼板の異材接合システム

2ヶ月 2週 ago
ダイヘンなど、アルミニウム合金と亜鉛めっき鋼板の異材接合システム

 ダイヘンと古河電気工業は、従来溶融接合が困難だったアルミニウム合金と亜鉛めっき鋼板の異材接合において、品質・信頼性が高い接合を実現する「レーザ・アークハイブリッド溶接システム」を開発、2020年1月よりダイヘンを窓口として販売を開始する。

 アルミニウム合金と亜鉛めっき鋼板の異材接合においては、融点や熱伝導率といった材料特性の違いにより、アーク溶接や抵抗スポット溶接といった溶融溶接の適用が困難とされていた。また、溶融溶接では母材への入熱が高くなることにより接合部に脆弱な金属間化合物が生成される。金属間化合物を減らすために入熱を下げると充分な接合強度を有するビード幅を形成することができない。これらのことから、溶接による異材接合で実用的な強度を確保することは実質的に不可能とされてきた。

 そのため、従来からアルミニウム合金と亜鉛めっき鋼板の接合にはリベットや接着剤が用いられるほか、接合部分を溶融させない固相接合を中心に、新接合技術の研究開発が進められてきた。しかしそれらの接合方法は、強度や信頼性に課題があるだけでなく、大掛かりな設備や治具、特殊な接合部材の使用や複雑な接合工程が求められるため、ランニングコスト面でも課題があった。

 今回開発した新製品は、アーク溶接法として極低スパッタを実現するダイヘン独自の「シンクロフィード溶接法」にさらに改良を加えた“アルミニウム合金用電流波形制御法”を採用し、接合部に必要な溶融金属を極低入熱で供給。レーザヘッドは、古河電工独自のビームモード制御機能付き光学ヘッドを採用し、レーザ光を異材接合に最適な形状、入熱量で接合部に照射することで幅の広いビードを形成する。また、自動車パネルなどに用いられる6000系アルミと鋼板の接合において、高強度な5000系溶接ワイヤとの組み合わせにより6000系アルミ部で母材破断する接合強度を実現した。

 アーク溶接をベースとした異材接合技術であるため、現状の溶接ラインに使用されている設備が流用可能。構造部材の形や生産工程を大きく変更することなく、構造部材の素材をアルミに変更することが可能となる。

 さらに、溶接材料として一般的なアルミニウム溶接に使用される5000系ワイヤを用いるだけで、アルミニウム合金と亜鉛めっき鋼板の異材接合が可能。他接合法に用いられるリベットや接着剤などといった接合方法と比べ工程時間が半減し、特殊な材料も不要となるためランニングコストを低減する。

レーザ・アークハイブリッド溶接システム

 

admin 2019年12月6日 (金曜日)
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第6回鉄道技術展が開催

2ヶ月 2週 ago
第6回鉄道技術展が開催

 フジサンケイ ビジネスアイは11月27日~29日、千葉市美浜区の幕張メッセで「第6回鉄道技術展」を開催した。世界が注目する鉄道インフラに関する専門展示会として国内の鉄道技術を紹介、またEUパビリオン、ドイツパビリオン、スイスパビリオンなど海外からも出展があり、国際色豊かなイベントとなった。同時開催の「第3回橋梁・トンネル技術展」と合わせて35136人が来場した。

鉄道技術展のもよう

 表面改質関連では、HEF DURFERRIT JAPANとニッチューが出展した。

 HEF DURFERRIT JAPANは、フランスの鉄道車両において多数採用されているブッシュ「PEL」シリーズを紹介。ブッシュの摺動面内のグリース分布をコントロールし、給脂インターバルの長期化を実現することで高速鉄道AGVなどに採用されている。こうした実績を背景に、日本でも鉄道分野でブッシュの採用を提案しており、地下鉄車両などで採用が始まっているという。また、ブッシュと合わせて、CLIN(Controlled Liquid Ionic Nitriding)技術を適用し欧州REACH規制に適合したクリーンな塩浴軟窒化処理「タフトライド処理®」を紹介。六価クロムめっき代替処理として提案を行った。

HEF DURFERRIT JAPANのブース

 ニッチューは、鉄道車両の部品の汚れ落としや接着前の表面粗さ調整などで多数の採用実績がある各種ブラスト装置を提案。会場では、省スペースで設置可能な直圧式ブラスト装置「プチブラスト(PDタイプ)」を用いて黒皮のはく離のデモを行った。また、ショットブラスト加工の技術を応用して開発された増粘着剤噴射装置「セラジェット」も紹介。同装置は、鉄道車両の高速域での車輪の空転・滑走防止や非常ブレーキ距離の短縮などの特徴から500系・700系・N700系のぞみをはじめ、九州新幹線や台湾新幹線、JR在来線などの鉄道車両で数多く採用されている。

ニッチューのブース

 

admin 2019年12月3日 (火曜日)
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中部電力など、コンパクトモジュール型ハイブリッド熱処理炉

2ヶ月 4週 ago
中部電力など、コンパクトモジュール型ハイブリッド熱処理炉

 中部電力とエコムは、コンパクトモジュール型ハイブリッド熱処理炉「EC Hybrid I」を共同で開発し、販売を開始した。

EC Hybrid Iの外観(2台連結)

 同品は、高出力で急速に加熱できるガスバーナーと温度制御を高精度に行う電気ヒーターを使い分けるハイブリッドヒーターの搭載や、循環ファンのインバータ制御により、熱処理の工程ごとに最適な熱源と風速を設定することが可能となった。これにより、同品と同等の処理能力を有する従来の熱風循環型熱処理炉と比較して、約50%の省エネを実現した。

 また、ガスバーナーと電気ヒーターの一体化や装置構成の最適化を行ったことにより、約50%の小型化を実現した。

 さらに、熱処理炉をモジュール化し、複数台の連結を前提とすることで、故障時の代用や多品種少量生産、生産量の変動にも柔軟に対応することが可能となった。

EC Hybrid Iの活用例

 

admin 2019年11月22日 (金曜日)
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39 分 23 秒 ago
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