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NTN、BEVの電費を0.76%改善する低フリクションハブベアリングを開発

1週 ago
NTN、BEVの電費を0.76%改善する低フリクションハブベアリングを開発kat 2026年06日08日(月) in in

 NTNは、BEV(電気自動車)やHEV(ハイブリッド車)、FCV(燃料電池車)などxEV(電動車両)の省エネルギー化に向けて、従来から有していた世界最高水準の低フリクション(摩擦)性能をさらに向上させ、回転フリクションを従来品比で約66%低減したハブベアリングを開発した。これにより、BEVでは電費が0.76%改善し、1回の充電あたりの航続距離を2.2km延長する効果が期待される。NTNでは、世界最高水準の低フリクション(摩擦)性と高い耐泥水性を両立した本商品をグローバルの自動車メーカーに提案していく。2030年度に、本開発品を含む低フリクションハブベアリングシリーズで約400億円/年の売り上げを目指す。

 近年、世界各国で排出ガス規制が強化される中、xEVの生産台数は今後さらに増加すると見込まれている。これらの車両では、1回の充電で走行できる距離(航続距離)の延長が重要な課題となっており、車両全体のさらなる省エネルギー化が求められている。

 NTNは、世界トップクラスのハブベアリングのメーカーとして、2009年に「低フリクションハブベアリング」を市場投入して以来、軸受内部グリースやシール用グリースの改良、シール設計の最適化など、さまざまな技術開発を積み重ね、常に世界最高水準の低フリクション化を実現し、車両の省エネルギー化に貢献してきた。

 今回開発した製品はこれまでの「低フリクションハブベアリング」シリーズの開発で培ってきたグリースなどの低フリクション技術に加え、シール構造を見直すことで、世界最高水準の低フリクション性能と高い耐泥水性能の両立を実現したもの。

 ハブベアリングのシールは、泥や水、埃などの異物が軸受内部に侵入することを防ぐ重要な役割を担っている。一方で、耐泥水性を確保するためには、シールと軸受を接触させる必要があり、この接触がフリクション増加の要因となっていた。今回開発した新シールでは、従来シリーズで採用してきた、シールと軸受の接触部(リップおよび摺動面)への特殊な表面処理や、ラビリンス構造(すきま)の最適配置によるリップ枚数削減、専用グリースの適用に加え、リップによる反力を抑える新設計を採用した。これにより、高い耐泥水性を維持しながら、シールと軸受との接触抵抗を大幅に低減させることに成功した。

 NTNはハブベアリングのリーディングカンパニーとして、今後もフリクション低減を追求して、自動車の省エネルギー化とサステナブルな社会の実現に貢献していく。低フリクション化のほかにも小型・軽量化や耐久性向上など高い技術力が求められる商品の開発に取り組むとともに、ハブベアリング設計におけるAI 技術の活用などにより提案のスピードと品質をさらに高めていく。ハブベアリングと隣り合う部品で、同社が世界トップクラスのシェアを持つドライブシャフトの技術力も磨き続け、課題解決力、提案力、迅速な対応力を兼ね備えた駆動領域のトップメーカーを目指す。

 

kat

日本粉末冶金工業会、新会長に菊池正史ポーライト社長が就任

1週 ago
日本粉末冶金工業会、新会長に菊池正史ポーライト社長が就任kat 2026年06日08日(月) in

 日本粉末冶金工業会(JPMA)は、5月22日に開催された2026年度定時総会において、園田修三会長(福田金属箔粉工業会長)の任期満了に伴う役員の改選を行い、新会長に菊池正史氏(ポーライト社長)が就任した。

菊池正史JPMA新会長


 

kat

第19回岩木賞の業績募集を開始、表彰費用の賛助も募集

1週 ago
第19回岩木賞の業績募集を開始、表彰費用の賛助も募集

 未来生産科学研究所(Future Production Scientific research institute、FPS)は、2026年度 第19回の「岩木トライボコーティングネットワークアワード(岩木賞)」の募集を開始した。締切は9月30日。昨年から新たに、環境に配慮し、省エネルギー化、省資源化、代替資源化や地球温暖化防止につながるトライボコーティング技術を表彰対象とする「環境賞」を新設した。また、トライボコーティング技術研究会では岩木賞表彰費用の賛助を呼びかけている。

 岩木賞は、表面改質、トライボコーティング分野で多大な業績を上げた故 岩木正哉博士(理化学研究所 元主任研究員、トライボコーティング技術研究会 前会長)の偉業を讃えて、当該技術分野と関連分野での著しい業績を顕彰するもの。募集対象は表面加工、表面改質、表面分析、トライボロジー、コーティングに関わる研究・開発・技術・支援・交流・事業化などで著しい成果、業績(製品、サービス、学会発表や特許申請/登録されたものを含む)を上げた個人、法人、団体で、表彰対象は受賞業績が公表できること、FPS に参加できること、と定めている。

 各賞の審査基準は以下のとおり。

【大賞】
・開発技術が世界的に高い水準にあり新規独創性に優れ、また実用化されており、経済的・社会的貢献が認められるもの

【優秀賞】
・開発技術が日本国内において高い水準にあり新規独創性に優れ、開発技術が実用化されており社会的貢献が認められるもの

【特別賞】
・開発技術が当該業界において高い水準にあり、新規/独創性に優れ、また実用化されているか、実用化の途上にあり、社会的貢献が認められるもの

【奨励賞】
・開発技術が当該業界において優れており新規/独創性に優れ、また開発技術が実用化の途上にあり実用化の努力が認められるもの

【事業賞】
・事業化技術または事業/ビジネスモデル、サービスなどが当該業界で影響力を有し、当該業界の知名度を上げる、インフラの構築を行う、社会生活に恩恵をもたらすなどの効果を通して、活性化、発展に貢献をなし、波及効果を生むなどの活動の成果、努力が認められるもの

【国際賞】
・開発技術または事業化技術または事業/ビジネスモデル、サービスなどが当該業界で影響力を有し、当該業界の我が国との関係において協力、連携、協調関係を育み、または当該業界の知名度を上げ、活性化、発展に貢献をなし、波及効果を生むなどの活動の成果、努力が認められるもの

【功績賞】
・大賞、優秀賞、特別賞、奨励賞の評価尺度と、事業賞、国際賞の評価尺度のいずれの面でも極めて顕著な業績が認められるもの

【環境賞】
・開発技術が環境に配慮したもので、省エネルギー化、省資源化、代替資源化や地球温暖化防止につながるものであり、技術的、社会的観点から優れ、他分野との連携関係を育み、当該業界の活性化、発展とSDGs につながり、波及効果を生む、等の活動の成果、努力が認められるもの

 岩木賞受賞業績については、2027年2月19日に開催予定のシンポジウム「トライボコーティングの現状と将来」で、表彰および受賞業績の記念講演がなされる。岩木賞に関する問い合わせ、申請様式の請求は、FPS 表彰顕彰部門岩木賞表彰事業部内 事務局まで(E-mail:award@e-shg.net)。 

 トライボコーティング技術研究会ではまた、岩木賞表彰費用の賛助を呼びかけている。
問い合わせ・申し込みは、 岩木賞表彰事務局まで (E-Mail:award@e-shg.net)。

admin 2026年6月8日 (月曜日)
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