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日本ベアリング、山田愛奈さんを起用した新企業広告をスタート、新たなブランディングを始動

5年 3ヶ月 ago
日本ベアリング、山田愛奈さんを起用した新企業広告をスタート、新たなブランディングを始動 in kat 2019年06日04日(火) in

 日本ベアリングは、企業広告キャンペーンの一環として、ベアリングの世界に親しみを持ってもらう狙いで、同社初となるブランドメッセンジャーとして女性ファッション誌「non-no」モデルや女優として活躍中で同社本社が置かれる新潟県の出身である山田愛奈さんを起用、その新企業広告を本年6月上旬から新聞・雑誌広告、交通広告、ウェブ広告などとして本格的に展開していく。

ブランドメッセンジャー山田愛奈さんと同社製ローラーガイド「EXRAIL」を変形させたトランスフォームロボ「exrail-1」とのコラボ広告

 世界中の機械や設備の動きの基本は縦や横への「直線運動」で、その直線運動を支えているのが日本ベアリングのベアリング製品(直線運動案内機器)。半導体製造装置から工作機械、医療機器、また身近なものでは、電車のドアやホームドアなど、様々なところで活躍している。

日本ベアリングの直線運動案内機器製品群

 特に同社製品の特長は、ボールやローラーの転がり運動によって直線往復運動を行う高性能・高耐久性のベアリング「NBリニアシステム」で、純国産にこだわり続け、高負荷環境でもその精度・寿命を保証できることが挙げられる。

 同社ではこのたび、滑らかな直線運動を実現できるベアリングのように、まっすぐ未来に、“新潟から世界に向かって進んでいく”という同社の強い想いを「スーッと、未来へ。」のテーマに込めて、山田愛奈さんを起用した広告を展開していく。同社では、「山田愛奈さんの持つピュアで好奇心いっぱいの若い感性を活かし、より幅広い世代に向けて日本ベアリングを知っていただく機会になると考えている」とコメントしている。

新企業広告「スーッと、未来へ。」

 山田愛奈さんを起用した新企業広告としては本年5月22日付けの日本経済新聞から展開を開始、今後はデジタルサイネージやトレインチャンネル・ポスター駅貼り・駅電飾看板等の交通広告や、雑誌広告、YouTube trueview広告などで展開するほか、本年12月18日~21日に開催される世界最大級のロボット・トレードショー「2019国際ロボット展」に合わせて、高剛性・高減衰性・低ウェービング(高運動精度)のローラーガイド「EXRAIL(エクスレール)」を変形させたトランスフォームロボ「exrail-1(エクスレール・ワン)」が活躍するアニメーション「exrail-1 エピソード4」(YouTube)を公開する予定だ。

kat

NTN回転フリクションを62%低減し車両燃費を約0.53%向上するハブベアリングを開発

5年 3ヶ月 ago
NTN回転フリクションを62%低減し車両燃費を約0.53%向上するハブベアリングを開発kat 2019年06日03日(月) in in

 NTNは、走行時の回転フリクションを従来品比で62%低減し車両燃費を約0.53%向上する「低フリクションハブベアリングⅢ」を開発した。

低フリクションハブベアリングⅢ

 近年、グローバルで自動車の燃費向上やCO2排出規制の強化が進み、車両走行時の消費エネルギーの削減がますます重要になっている。燃費や電費の効率をより高めるため、タイヤの回転を支えるハブベアリングには基本性能である寿命や強度を満たした上で、さらなる回転フリクションの低減が求められている。

 NTNではこれまで、ハブベアリングと周辺部品とのユニット化(GEN1~GEN3)を進め小型・軽量化による低燃費化や組付性の向上に貢献してきたほか、材料やグリース、シールなどの改良を重ねることで、長寿命化と低フリクション化を実現した商品を市場展開し、現在ではハブベアリングで世界シェアトップを誇る。

 同社では今回、低フリクション化を追求したグリースを開発し、回転フリクションを従来品比62%低減し、車両燃費を約0.53%改善する「低フリクションハブベアリングIII」を開発(同社計算に基づいて算出した結果、0.53%燃費向上によって一度の給油で4.5~5.5km走行距離が増加)。

 新たに開発したグリースは、「低フリクションハブベアリングII」で採用したラビリンス付きシール構造を適用しつつ、同ベアリングで採用したグリースを配合成分から見直し、さらなる低フリクション化を実現した。市場で問題となっている低温環境下におけるフレッティング摩耗に対応できるよう、寿命や耐フレッティング性についても向上させたほか、ハブベアリング内部の予圧を最適化することで、軸受の性能を維持したまま軸受自体の回転フリクションを低減した。

構造

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NTN、インドネシアでIGP社と等速ジョイント事業の合弁契約を締結

5年 3ヶ月 ago
NTN、インドネシアでIGP社と等速ジョイント事業の合弁契約を締結kat 2019年06日03日(月) in in

 NTNは、インドネシアの自動車市場で需要が拡大する前輪駆動車(FF車)に向けたFF車に必要不可欠な等速ジョイントの供給拡大を目的に、アストラグループのInti Ganda Perdana(IGP社)と合弁契約を締結、ジャワ島西部・カラワン地区(KIM工業団地)に等速ジョイントを製造する合弁会社「Astra NTN Driveshaft Indonesia」を設立する。資本金は1,200億ルピアで、IGP社が51%、NTNが49%を出資する。

調印式で:左から、Budi Pranadi IGP社副社長、Kusharijono IGP社社長、井上博徳NTN副社長

 インドネシアでは各種の環境規制等を背景に、自動車市場においては車軸懸架(リジッドアクスル)方式の後輪駆動車(FR車)から、前輪駆動車(FF車)への生産シフトが加速している。これに伴いFF車に必要不可欠な駆動部品である等速ジョイントの需要も急拡大が見込まれている。NTNは、アセアン・南アジア地域においては、タイ・インドで等速ジョイントの現地生産を行っているものの、これまでインドネシアで等速ジョイントの現地生産は行っていなかった。

 こうした中、インドネシアのアストラグループで自動車部品の製造を担うIGP社と、等速ジョイントの現地生産に関する合弁事業を検討し、インドネシア市場における現地生産の必要性と、販売・シェア拡大という双方の目的が一致したことで、合弁契約を締結することとなったもの。

 今後は、合弁契約に基づく新会社を近く設立し、2020年8月の量産開始を目指して工場の建設を進める。NTNではインドネシアで初めて現地生産を行うことによって、顧客対応の迅速化と納入リードタイムの短縮を実現し、インドネシア自動車市場におけるプレゼンス向上と、等速ジョイントの圧倒的なシェア確保を目指した事業展開を進めていく。

kat

トライボコーティング技術研究会、第1回研究会・総会を開催

5年 3ヶ月 ago
トライボコーティング技術研究会、第1回研究会・総会を開催

 トライボコーティング技術研究会は5月31日、埼玉県和光市の理化学研究所 和光本所で、「令和元年度 第1回トライボ研究会・総会」を開催した。

開催のようす

 当日はまず、研究会が開催され、以下のとおり講演が行われた。

・「DLC膜の国際標準化動向と最新成膜技術」平塚 傑工 氏(ナノテック)…DLC膜の構造と分類、さらにはDLCの国際標準化の動向について解説。2016年3月15日に発行されたDLCの摩擦摩耗試験ISO規格(ISO 18535)について摩擦係数の変化に影響する湿度管理等の基準規定などを紹介したほか、日本製のDLC分類用簡易光学評価試験機(堀場製作所製エリプソメータ)を用いた光学的評価法の規格原案(新規再提案)について、分光エリプソメトリー測定・解析手順や、各種DLC膜の光学定数と硬さの相関性などから光学定数がDLC膜の分類・検査の指針として使うことが可能であることを示した。さらに現在進めている、振動式マイクロスクラッチ試験機(レスカ製)を用いた300nm以下のDLC膜の密着性試験の標準化作業など、標準化活動の母体となるDLC工業会の取組みを紹介した。また、30GPa以上の高硬度水素フリーDLC膜を660nm/minの高速で成膜できるナノテックの大電力マグネトロンパルススパッタリング(HiPIMS)技術について、燃料電池セパレータ用導電性・耐腐食性カーボン保護膜などへの適用事例を紹介した。

講演を行う平塚氏

・「DLC膜の密着性評価法」馬渕 豊 氏(宇都宮大学)…ボールオンディスク摩擦摩耗試験機にアコースティックエミッション(AE)センサーを加えることで、実機と相関のある簡易的なDLC膜の密着力試験を行うことができ、DLC膜の研究開発に有効なことから、同試験法のISO化を検討していくこと、また、規格化にあたってはデータの整合性が重要なことから、影響の大きい潤滑油、相手ボール材、試験条件の詳細を試験に織り込んでいく方向性を示した。一方、AEの周波数解析によるはく離要因の解析では、AEの振幅を時系列で整理することで膜の微小はく離の段階で検知できることや、異なる仕様のDLC膜を評価することで、はく離発生の周波数が350~600kHz、表面突起の脱落が8kHzおよび30kHzであることを確認。その他の要因についてはモデルサンプルの作りこみの改善、センサー感度の向上など解決する課題が多いが、上記ISO規格案の付加価値要素として研究を継続していくと述べた。

講演を行う馬渕氏

 講演に続いて「令和元年度総会」が行われ、平成30年度活動報告・会計報告がなされ、令和元年度活動計画が発表された。役員改選では、会長に大森 整 氏(理化学研究所 主任研究員)、副会長に熊谷 泰 氏(ナノコート・ティーエス社長)と野村博郎 氏(理化学研究所 大森素形材工学研究室 嘱託)が再任された。

大森会長

熊谷副会長

野村副会長

 また大森会長より、2020年2月28日に砥粒加工学会ATF(先進テクノフェア)との合同開催を予定している第22回シンポジウム「トライボコーティングの現状と将来」に関する説明と「第12回岩木賞」の募集がなされた。

 総会終了後は、理化学研究所 光量子工学研究センター 中性子ビーム技術開発チーム 中性子工学施設の見学会が行われ、陽子線ライナック小型中性子源RANSなどが披露された。

kat 2019年6月3日 (月曜日)
kat