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カーボンニュートラル実現に向けた歯車システムとトライボロジー

 

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イグス、導電性を備えた耐摩耗性部品を3Dプリントできる新材質を開発

4年 9ヶ月 ago
イグス、導電性を備えた耐摩耗性部品を3Dプリントできる新材質を開発kat 2020年07日30日(木) in in

 イグスは、ESD(静電気放電)対策が必要な耐摩耗性部品をユーザーの要望に応じて優れたコスト効率で作成できるよう、SLS(選択的レーザー焼結法)方式の3Dプリンター用に新材質「イグリデュールI8-ESD」を開発した。この新材質で作成した部品は導電性を備え、静電気を嫌う産業分野において安全な製造ラインを実現できる。

 

 電子産業や半導体産業で使われる耐摩耗性部品には、耐久性だけでなく、静電破壊を防ぐために導電性が求められる。導電性を備えた特殊部品の迅速な製造を実現するため、イグスではこのほど、SLS方式用3Dプリント材質「イグリデュール I8-ESD」を開発したもの。

 SLS方式のメリットとして、プリント後の未焼結パウダーは再利用できるため無駄がなく、プラスチック廃棄物の削減に貢献できるほか、プリントした部品はリサイクルが可能となっている。

 同社の全ての材質と同様に無潤滑で、構造的に安定している。また、体積抵抗率は3×107 Ω・cmで静電気対策が必要な用途に適しているだけでなく、材質自体が黒色なため着色作業が不要で、コスト削減や納期短縮を実現する。

 イグスは、広さ3,800㎡のイグス試験施設において多くのトライボポリマー製品試験を行っているが、SLS方式で作成したイグリデュールI8-ESD製部品は、揺動時の摩耗試験においてポリアミド(PA)12製3Dプリント部品の約2倍の耐摩耗性を示した。また、直動時の摩耗試験でも優れた性能を実証している。

 この新材質は、ユーザー自身で加工することも、イグス3Dプリントサービスを利用することも可能で、イグスのオンライン3Dプリントサービスを利用する場合には、STEPファイルをアップロードするだけで簡単に注文できる。

 イグリデュールI8-ESDについての詳細な情報はこちら

 3Dプリントサービスについての詳細な情報はこちら

kat

ダコタ・ジャパン、鋳鉄・鋳造アルミニウム専用の超音波厚さ計

4年 9ヶ月 ago
ダコタ・ジャパン、鋳鉄・鋳造アルミニウム専用の超音波厚さ計

 ダコタ・ジャパン(  https://www.dakotajapan.com/ )は、鋳鉄・鋳造アルミニウム専用の超音波厚さ計「PR-9」の販売を開始した。

 従来、通常の超音波厚さ計では鋳鉄特有のノイズと底面からのエコーを混同して検出してしまい、正しい厚さが表示されない場合があったという。同品は、鋳鉄・鋳造アルミニウム測定用に開発・調整されており、鋳鉄特有のノイズを回避し正しい底面エコーを検出することができる。

 音速調整は、1点・2点校正および音速の直接入力に対応、スキャンモードは1秒間に100回の高速スキャン(通常は10回/秒)を行い、トランスデューサー(探触子)を離すと、最小値を表示する。約300gの軽量ボディに、大きく見やすいディスプレイを採用、長時間の測定や暗所でも快適に測定することができる。さらに、IP65の防塵・防滴性能により、粉塵や油霧が発生する厳しい環境での測定にも対応する。

 

admin 2020年7月30日 (木曜日)
admin

ジェイテクト、「2025年環境行動計画」を策定

4年 9ヶ月 ago
ジェイテクト、「2025年環境行動計画」を策定kat 2020年07日30日(木) in

 ジェイテクトは、持続可能な社会の実現を目的に、環境負荷極小化に向けた取組指針「環境チャレンジ2050」の達成に向けたマイルストーンにあたる2030年を見据え、「2020年環境行動計画」に続く、「2025年環境行動計画」を策定した。

 

 同社の環境理念「All for One Earth」のもと、「環境チャレンジ2050」の5本柱である「製品・技術」、「低炭素社会の構築」、「循環型社会の構築」、「自然共生・生物多様性」、「環境マネジメント」に対し、SDGs(持続可能な開発目標)に基づく具体的なプロセスを踏まえて目標設定を行い、その実現に向けてグループ一丸となってチャレンジしていく。

 「2025年環境行動計画」に定めた各目標は、「環境チャレンジ2050」のマイルストーンにあたる2030年の中間地点と位置付け、CO2削減ではこれまでの原単位目標から総排出量目標に切換え、2013年度比で18%削減することとした。

 また、資源循環では、海洋プラスチックの課題解決に向けてプラスチックの使用量削減などの新たな目標も設定している。

 ジェイテクトグループでは、資材調達からユーザーの製品使用、廃棄までスルーの環境影響を対象に、環境に配慮した製品設計や、革新的な生産技術の開発などを通じて、地球温暖化防止や資源の有効活用など、引き続き環境負荷の低減に努め、持続可能な社会の実現に取り組んでいく考えだ。
 

ジェイテクトグループの2025年環境行動計画

 

kat

東京都板橋区、「いたばし未来の発明王コンテスト」を実施、9/1~アイディアを募集

4年 9ヶ月 ago
東京都板橋区、「いたばし未来の発明王コンテスト」を実施、9/1~アイディアを募集

 東京都板橋区は、同区内の小中学生を対象とした「いたばし未来の発明王コンテスト」を実施、未来がもっと楽しくなる便利で役に立つアイディアの募集を開始した。募集期間は9月1日~10月9日。

 

 ものづくりをテーマとした同コンテストは、子どもたちの発想や想像力、アイディアの構成力や説明力の向上を図るとともに、産業人との関わりの中で板橋区がものづくりの町であることへの地域の理解を促していくことを目的として開催するもの。

 「未来にあったらいいな」をテーマに区内の小中学生から発明アイディアを募集し、優勝者には「いたばし未来の発明王」の称号を授与するほか、優秀なアイディアは地元企業とタイアップしてアイディアの具現化・商品化を目指す。

 募集概要は以下のとおり。

・応募資格:区内在住の小中学生(区内事業所の勤務者の子どもも含む)もしくは区内小中学校に通う生徒
*個人またはチームでの参加。チームの場合、人数は6人以内

・募集テーマ:「未来にあったらいいなと思うもの」
 以下のいずれか一つを選択

(1)自分・家族・友人など身の回りの人の生活に役立つもの、便利なもの

(2)地域・社会・環境の課題を解決するもの

 <例>
 ・顔に付けると、体温により色が変化するマスク
 ・詐欺の電話かどうかを判別する声の解析システム
 ・プラスチックごみを発電エネルギーに変えられる装置

・審査基準:「新規性」「実現性」「社会性」など

・アイディア募集期間:2020年9月1日~2020年10月9日

・応募方法
 以下のいずれかの方法でご応募ください。
(1)板橋区公式ホームページの「応募フォーム」(8月3日公開)から応募

(2)以下のエントリーシートをダウンロードし、郵送・メール・ファクスいずれかの方法で提出

 エントリーシート https://www.city.itabashi.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/023/747/entp.pdf
  郵送の場合の宛先
  〒173-0004 板橋区板橋2-65-6情報処理センター5階
        板橋区産業振興課 活性化戦略グループ
       「いたばし未来の発明王コンテスト」事務局 宛て
  メールの場合の宛先 sg-senryaku@city.itabashi.tokyo.jp
  ファクスの場合の宛先 FAX:03-3579-9756

・選考方法
(1)書類審査
  *書類審査の通過者は、アイディアの精度向上・公開プレゼンテーションのスキルの向上のための「ブラッシュアップ研修」に参加

   (2時間程度の研修をおおよそ2、3日程度)

(2)最終審査(公開プレゼンテーション)

・表彰・副賞
(1)グランプリ(いたばし未来の発明王)
   副賞(図書券50000円) 、賞状、盾

(2)準グランプリ(1枠)
   副賞 (図書券20000円)、賞状、盾

(3)特別賞(3枠)
   副賞(図書券5000円)、賞状

・コンテストの流れ
(1)アイディア募集:9月1日(火曜日) から10月9日(金曜日)まで

(2)書類審査:10月中旬から11月上旬まで

(3)書類審査通過者へ結果通知:11月中旬

(4)書類審査通過者向けブラッシュアップ研修:12月中

(5)最終審査(公開プレゼンテーション)・表彰式:2月下旬から3月上旬の土日のいずれか1日

kat 2020年7月30日 (木曜日)
kat