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日本精工、VWと高出力シングルピニオンEPSを共同開発/受注

4年 8ヶ月 ago
日本精工、VWと高出力シングルピニオンEPSを共同開発/受注kat 2021年03日19日(金) in in

 日本精工(NSK)とフォルクスワーゲン社(VW)は、2019年6月に、ステアリング事業における協業に合意し製品開発における協業契約を締結しているが、その最初の成果として今回、VWの電気自動車用次世代プラットフォームMEB向けに、高出力シングルピニオン電動パワーステアリング(EPS)を共同開発し、受注した。2023年よりNSKの中国工場で量産を開始、VWの電気自動車の生産工場にグローバルに供給していく。

 Volkswagen Group ComponentsのThorsten Jablonski氏(Head of the Gearbox & Electric Drive Business Unit)は、「今回の共同開発の成果は、VWのステアリング事業にとっても大きな前進。NSKとの協業により、中国でのEPSの生産が可能となり、今後もNSKと一緒に我々の技術をグローバルに展開していく」とコメント。

 また、日本精工執行役専務 自動車事業本部 ステアリング&アクチュエータ本部長 麓 正忠氏は「今回の高出力シングルピニオンEPSの共同開発と受注は、VWとの協業の最初の成果となる。VWとの良好な協業関係には感謝しており、将来に向けてさらなる開発を共同で進めていく」と述べている。

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不二越、小型ロボットシリーズのラインナップを拡充

4年 8ヶ月 ago
不二越、小型ロボットシリーズのラインナップを拡充kat 2021年03日19日(金) in in

 不二越は、自動化ニーズがますます高まる電機・電子、一般産業機械分野をターゲットに、スカラロボット「EC06」とコンパクトロボット「MZ12H」を市場投入する。いずれも3月から発売を開始、2021年度の販売目標はEC06が2000台/年で、MZ12Hが3000台/年。EC06は、軽量コンパクトボディの「MZシリーズ」と共通のシリーズの制御装置を使用し、ロボットの組み合わせが容易で、同社ユーザーの利便性を向上する。

 同社では今後も、小型ロボットをはじめ、シリーズ・ラインナップを拡充し、また、ロボットを組み込んだ多様なシステム・アプリケーションを構築して、ユーザーのあらゆるFA化ニーズに応えていく。

 世界的な少子高齢化、労働人口の減少や人件費の高騰を背景として、ものづくりの現場では、人手不足の解消や生産性向上などを目的にロボットによる自動化ニーズが拡大しており、特に電機・電子や一般産業機械分野では、小型ロボットの導入が本格化している。

 不二越では、2013年の世界高速・軽量コンパクトロボット「MZ07」の発売を皮切りに、小型ロボット市場へ本格参入。以降、「MZシリーズ」のラインナップ拡充に加え、ウィングスライサー型ロボット「EZシリーズ」や、協働ロボット「CZ10」を開発し、全世界で小型ロボット市場の深耕に取り組んできた。

 今回、IoT化や5G対応に向けロボット導入が本格化してきている電機・電子分野の市場を狙って投入したEC06の特徴は、以下のとおり。

・最大可搬質量6kg、定格可搬質量(最大速度で出力可能な可搬質量の限度)3kgで、500mm・600mm・700mmの最大リーチが異なる3機種をラインナップ。ユーザーのものづくりの現場に最適な機種の選択が可能

・軽量化と高剛性を両立した設計で、クラストップレベルの高速・高精度動作(位置繰返し精度±0.02mm)を実現し、ユーザーの生産性向上に貢献

・先端軸の中空構造により、ロボット本体から各種ツールまでの配線・配管の引き回しを簡略化、周辺装置との干渉リスクを低減し、信頼性が向上

・ティーチペンダントに代わり、PCを制御装置に接続して操作が可能なほか、PCのシミュレーションソフトを用いて、各種動作を正確に設定できる

EC06

 

 また、人手に頼っていた作業のロボットへの置き換え需要が拡大してきている一般産業機械分野の市場を狙い投入したMZ12Hの特徴は以下のとおり。

・MZ12の特徴を保持しつつ独自の中空手首構造を新たに採用、ロボット本体から各種ツールまでの配線・配管の引き回しを簡略化。周辺装置との干渉リスクを低減し、高い信頼性を実現

・同一クラスではトップレベルの作業領域とパワフルな手首トルクで、大型ワーク・ハンドに対応し、バリとり、ピッキング、部品の組立・搬送など幅広い用途で使用可能。また、防塵防滴(IP67 相当)・防錆機能を標準装備し、粉塵、水滴が飛散する環境にも対応

・軽量化と高剛性を両立した設計で、クラストップレベルの高速・高精度動作(位置繰返し精度±0.04mm)を実現し、ユーザーの生産性向上に貢献

MZ12H

 

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イグス、ロボットなど捻回用途に耐えるIO-Link可動ケーブル2種を開発

4年 8ヶ月 ago
イグス、ロボットなど捻回用途に耐えるIO-Link可動ケーブル2種を開発kat 2021年03日19日(金) in in

 イグスは、ロボットでの捻回使用に耐えられるセンサ・アクチュエータ用の2種類のIO-Link可動ケーブル「チェーンフレックスCF77.UL.03.05.INI」と「チェーンフレックスCF77.UL.03.05.INI.D」を開発した。いずれもケーブル保護管「エナジーチェーン」内での高度な要求に対応、±180°/mの捻回使用に耐えられるよう設計されているほか、許容曲げ半径は6.8×dで狭い設置スペースにも適している。

ロボットの捻回使用に耐えるIO-Link可動ケーブル

 

 このIO-Linkケーブルは、イグスの社内試験施設で2,200万ストロークの試験をクリアしているほか、現在入手可能な曲げ半径の小さいIO-Linkケーブルに比べコスト効率に優れる。

 IO-Linkは、センサーやアクチュエータなどのデバイスと接続し双方向のデジタル通信が可能なIEC 61131-9で規定された通信規格。IO-Link技術により、ユーザーはいつでもセンサーやアクチュエータの状態を監視し、通信することが可能となるが、この通信に使用されるIO-Linkケーブルには、小さな曲げ半径で高負荷に対応できるとともに、ロボットのねじれ動作にも耐えられることが求められる。

 今回開発されたチェーンフレックスIO-Link可動ケーブルは、3800mm2のドイツ本社の試験施設において6.4×dの曲げ半径で2200万ストロークに耐え、長寿命が実証されている。イグスではこの新しいIO-Linkケーブルをハーネス処理し、M12 / M8 / M5コネクタを備えたハーネス済みレディーケーブルとしても提供している。

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ブルカージャパン、4/15にナノインデンターをテーマにウェビナーを開催

4年 8ヶ月 ago
ブルカージャパン、4/15にナノインデンターをテーマにウェビナーを開催

 ブルカージャパン ナノ表面計測事業部(https://www.bruker-nano.jp/)は4月15日10:00~11:00に、ウェビナー(オンラインによるWEBセミナー)「ナノインデンター基礎講座と最新技術トレンド2021」を開催する。2部構成で、第1部(10:00~10:30)は「この春からはじめる!ナノインデンター基礎講座」、第2部(10:30~11:00)は「ナノインデンターの最新技術トレンド2021」。どちらかの部のみに参加することも可能。

 参加は無料(事前申込み制)で、以下から申し込みできる。

https://register.gotowebinar.com/register/1938402029728623376?source=media


 ナノインデンターはナノ・マイクロスケール材料の力学・トライボロジー特性を定量的に評価する装置で、半導体材料・金属・高分子・生体材料など様々な材料に対して、硬さ・弾性率だけでなく、密着・摩擦特性や粘弾性など幅広い評価を可能にしている。本ウェビナーでは、以下の2部構成でナノインデンターに関する情報を提供する。

 第1部では、ナノインデンターについて初めて触れる人やナノインデンターでできる測定手法全般を確認したい人向けに、ナノインデンターの基礎講座として開催する。

 第2部では、第1部に参加した人に加え、現在ナノインデンターを使用している人や最新技術を調査している人向けに、ナノインデンターの最新技術・製品・トレンドについて、アプリケーション事例を交えながら紹介する。

Triboindenter TI980


 

kat 2021年3月19日 (金曜日)
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