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ブルカージャパン、6/10に高分子材料、高分子薄膜の結晶評価・解析技術をテーマにオンラインセミナー開催

4年 11ヶ月 ago
ブルカージャパン、6/10に高分子材料、高分子薄膜の結晶評価・解析技術をテーマにオンラインセミナー開催

 ブルカージャパン X線事業部とナノ表面計測事業部は共催で、6月10日13時30分~14時30分に、高分子材料、高分子薄膜の結晶評価・解析技術の最前線をテーマにしたオンラインセミナー「高分子のIn-Situ結晶評価ソリューションWEBセミナー~X線回折と原子間力顕微鏡による高分子薄膜の多角的評価~」を実施する。

 参加は無料(事前申込み制)で、以下から申込みできる。
https://register.gotowebinar.com/register/7786245874705824016?source=mechanicalte

 内容は以下のとおり。

・プレゼン①「最新のX線回折装置で見るアプリケーション」ブルカージャパン X線事業部 営業部 満岡謙祐氏…同社の最新のX線回折装置を使用した、フィルム・繊維・薄膜へのアプローチを、様々な測定の事例をまじえて紹介する。

・プレゼン②「AFM(原子間力顕微鏡)を用いた高分子薄膜のIn-Situ解析 ~AFMの基礎から応用測定~」ブルカージャパン ナノ表面計測事業部 アプリケーションエンジニア 寺山剛司氏…ブルカーの最新機種であるDimension IconXRを用いて、高分子薄膜解析への様々なアプローチを、測定モード及び測定例をまじえて紹介する。

 フィルム・繊維・薄膜などの高分子系材料の研究・開発に携わる人や、高分子温度変化、局所熱分析、結晶構造分析、高分子の結晶評価に興味のある人、X線回折装置や原子間力顕微鏡の測定手法によってできることや分かることが知りたい 人、測定手法について新たな知識を得たい人などに最適。

X線回折装置AFM kat 2020年5月27日 (水曜日)
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ジェイテクト、低粘度油対応長寿命軸受を開発

4年 11ヶ月 ago
ジェイテクト、低粘度油対応長寿命軸受を開発kat 2020年05日27日(水) in in

 ジェイテクトは、自動車減速機の潤滑油として今後使用拡大が予想される低粘度油下で発生が懸念される軸受の早期破損に対し、優れた耐久性を有する長寿命軸受を開発した。これにより、エンジン車や電動車の駆動ユニットの信頼性の向上に貢献する。

低粘度油対応長寿命軸受

 

 2025年に同社亀山工場および四国工場、グループ企業のダイベアで量産を開始。国内外自動車メーカー・CVTメーカー・電動ユニットメーカーなどに提案を進め、5万個/月の売上を目指す。

 自動車の燃費・電費向上策の一つとして近年、減速機に使用する潤滑油の低粘度化が進んでいる。潤滑油の低粘度化には、軸受の撹拌抵抗が抑制されることによりトルクが低減するメリットがある反面、軸受に対しては潤滑状態が厳しくなり、高荷重、高振動が発生する過酷な環境下で使用されると、早期に破損が発生する場合があることから、低粘度油に対して高い耐久性のある軸受の開発が急務となっていた。

 これに対しジェイテクトでは、軸受の材料と熱処理に着目し、低粘度の潤滑油中でも優れた耐久性を有する軸受を開発したもの。

従来品との軸受寿命比較

 

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NTN、軸受の異常検知サービスを拡充

4年 11ヶ月 ago
NTN、軸受の異常検知サービスを拡充kat 2020年05日27日(水) in

 NTNは、幅41mm×奥行36mm×高さ87mmと手のひらサイズのコンパクトで持ち運びもセットも簡単な「NTNポータブル異常検知装置」を5月から販売する。簡単操作で高度な軸受診断ができ、回転機械の定期チェックに有効。同社ではまた、本商品を用いた診断・分析レポートを提供するサービスも開始し、設備のメンテナンス性向上に向けた総合的な技術サービスを拡充していく。

NTNポータブル異常検知装置

 

 本商品は、測定・解析時間が約7秒と短く、また、測定する装置や環境に合わせた四つの設置方法(マグネットによる簡単設置やねじ止めによる確実な取付けなど)による取扱い性が容易で、1回の測定で、OA(計測した振動波形の全体を用い、実効値やピーク値などを算出する手法)、FFT(高速フーリエ変換を用いて周波数スペクトルを求め、入力信号を分析・解析する手法)を同時に解析可能。

 用途は、電動機械(昇降機、ポンプ、搬送機械)、製紙機械、プラント設備、工作機械、一般産業機械の設備保全、出荷検査、サービス員携帯用など広範で、2023年度に5000万円/年の販売を目指す。

 同社では、本商品を単体販売するほか、本商品を用いた診断・分析レポートなど顧客のニーズに合わせたサービスの提供も予定している。また、機械振動の測定や異常診断などに特化した技術講習会の開催など、技術サービスも拡充する。

 機械保全においては従来、技能員の経験や感覚などを頼りに行われていたが、近年は人材不足などによりノウハウの蓄積が困難になっており、機械の異常を検知するツールへのニーズが高まっている。また、予防保全の重要性に対する認識の向上により、生産ラインだけでなく、搬送や油空圧機器など付帯設備にまで状態監視へのニーズが広がってきている。

 こうしたニーズに対応するためNTNは、振動データの収集・分析・結果表示が可能な「ハンディ型異常検知装置」を2014年に開発し、市場に展開。その後、小型化と機能向上を図った「NTNポータブル異常検知装置」を2018年に開発し、市場で多くのトライアルを行う中で、さらに解析機能を改良して今回、取扱い性も高めた本商品の販売を開始することとなったもの。

 本商品の、従来品からの主な改良ポイントは以下のとおり。

・解析プログラムの最適化で測定・解析時間を約半分に短縮(約15秒から約7秒に)
・マグネットやねじ止めによる直接締結など四つの設置方法から任意に選択可能
・解析用スマートデバイスを、Androidから、iOS対応に変更
・振動ピックアップ、電池ボックス、接続ケーブルの3部品を一体化
・IP65対応

 同社は、本商品の販売を機に予防保全に対応する技術サービスを一層拡充するとともに、センシング技術やデジタル技術を活用し、機械設備のライフサイクル延長や生産効率の向上に貢献するサービス・ソリューション事業を拡大していく。

使用例


 

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