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メカニカル・サーフェス・テック2022年10月号 特集「自動車の表面改質」10/25に発行
表面改質&表面試験・評価技術の情報誌「メカニカル・サーフェス・テック」の2022年10月号 特集「自動車の表面改質」が当社より10月25日に発行される。
今回の特集「自動車の表面改質」では、環境対応を視野に入れた自動車における熱処理・表面改質技術適用状況について、内燃機関ピストンリングに適用されているドライコーティング技術について、EVやFCVなど次世代車両を含む自動車分野における窒化処理やDLCコーティングについて、欧米においてブレーキディスクの耐摩耗性技術として行われている軟窒化処理について紹介する。
また、クローズアップコーナーにおいては、PVDコーティング最前線として、アルミニウム含有率70at%以上の立方晶AlCrN皮膜の形成を可能としたPVDコーティング装置について、試験・評価最前線として、材料表面強度試験による汎用窒化とアトム窒化の比較、樹脂上めっきと樹脂表面改質の関係、DLC膜の性能発揮調査について紹介する。
特集:自動車の表面改質
◇自動車の環境対応への熱処理・表面改質技術の貢献・・・日産自動車 藤川 真一郎
◇内燃機関ピストンリング用ドライコーティング技術について・・・TPR 菅原 駿
◇自動車におけるDLCコーティングおよび塩浴軟窒化処理の最近の動向・・・HEF DURFERRIT JAPAN ジュリアン グリモ 氏に聞く
◇欧米における軟窒化処理によるブレーキディスクの耐摩耗性向上・・・ナイトレックス・メタル 堂田 明良
◇高Al含有の立方晶AlCrN皮膜を成膜できるPVDコーティング装置の開発・・・神戸製鋼所 尾石 昂
表面試験・評価最前線◇自動車の軽量化・高剛性化・耐久性向上に資するMSE試験・・・パルメソ 松原 亨
連載注目技術:実ワークのコーティング膜厚・膜質検査が可能な顕微分光膜厚計・・・大塚電子
トピックスナノ科学シンポジウム2022が11月18日にハイブリッド開催
JASIS2022開催、測定・分析技術が一堂に集結
admin 2022年10月24日 (月曜日)
イグス、クリップ機構搭載のリニアガイド用簡易取付式キャリッジを開発
イグスは、設計自由なモジュラー式リニアガイド「ドライリンW」向けに、クリップ機構を備えた簡易取付式キャリッジ(https://www.igus.co.jp/info/n21-clip-study)を開発した。新しいキャリッジは取り付け・取り外しがレール上で素早く行えるため、時間と手間を大幅に削減し、限られたスペースにも対応する。
リニアガイドは、産業機械や測定/検査装置、カメラ機器など、あらゆる場所で使用されており、キャリッジに機械要素を搭載してレール上を移動させる。キャリッジの取り外しについては通常、工具を使用したりレール端部を経由して行ったりすることが多く、手間とスペースを要していた。このためユーザーからのキャリッジへの要件として、省スペースで簡単かつ安全な取り外しが可能なこと、組み立て済みの装置を安全に保管して、湿度や低温からも保護できることなどが挙げられていた。
イグスではこうした要望に基づき、どの位置からでもワンステップでレールから取り外し可能な簡易取付式キャリッジを開発したもの。工具が不要な本製品は時間と手間を節約し、多様な用途で使用できる。
クリップ式キャリッジには高機能ポリマー製のスライド部が組み込まれ、このスライド部によってダブルレール上を走行する。取り付ける際は、片側のレールにキャリッジを引っ掛け、バネ付きのレバーを引きながら、もう片方のレールにキャリッジをはめる。取り外す際も同様で、レバーを引きながらキャリッジを片側ずつレールから外す。簡単に操作できるため、より迅速で確実に取り付けることができる。この新しいデザインは、カメラ機器や測定装置を使用するユーザーより、試作段階から高い評価を受けている。
新しいクリップ式キャリッジが加わり、ドライリンWの製品ラインアップがさらに充実した。現在、約40種類のキャリッジがあり、様々な要素との組み合わせによって非常に多様なモデルが可能となる。すべてのキャリッジに共通する特徴は、高機能ポリマー製スライド部を使用している点で、これにより高精度でスムーズな動作を確保し、無潤滑・メンテナンスフリーでの使用を実現している。
片側を引っ掛けるだけの操作性で素早い取り付け・取り外し