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材料相場表/PDFで公開
メカニカル・サーフェス・テック2022年6月号 特集「金型の表面改質」「窒化処理」6/24に発行
表面改質&表面試験・評価技術の情報誌「メカニカル・サーフェス・テック」の2022年6月号 特集「金型の表面改質」、キーテク特集「窒化処理」が当社より6月24日に発行される。
今回の特集「金型の表面改質」では、電気自動車のボディ、バッテリー、モータに関する今後の材料・加工技術について、プラスチック用金型において離型課題に特化した表面処理技術の概要ついて、プラスチック成形金型向けプラズマ窒化とPVDコーティングの複合処理について、成形不良検知などにおいて適用されるAI外観検査ソリューションについて紹介する。
また、キーテク特集「窒化処理」においては、大電流電子ビーム源を励起源として用いる窒化処理装置の概要とアプリケーションについて、環境にやさしい塩浴軟窒化プロセスの概要と特徴、その適用事例について紹介する。
特集:金型の表面改質◇電気自動車に求められる材料と加工技術・・・日産自動車 藤川 真一郎
◇プラスチック用金型の機能を向上させる表面処理技術・・・ユケン工業 青松 明宏
◇大型プラスチック成形金型向けプラズマ窒化とPVDコーティングの適用・・・エリコンジャパン 大崎 隆史
◇AI外観検査ソリューションによる成形不良検知など顧客価値の創出・・・コニカミノルタジャパン 大久保 卓哉 氏、加藤 高基 氏に聞く
◇光輝窒化を可能とする窒化法の開発と実用化・・・プラズマ総合研究所 原 安寛、原 民夫
◇環境対応塩浴軟窒化プロセスの特徴と適用事例・・・HEF DURFERRIT JAPAN/TS TUFFTRIDE グウェン ボロレ
注目技術:FOOMA JAPAN 2022に見る表面改質および関連技術・・・出展各社
トピックスサーモテック2022が5年ぶりに開催、熱処理装置や関連装置・技術が集結
人とくるまのテクノロジー展2022開催、表面改質技術なども展示
日本トライボロジー学会、2021年度学会賞を発表
JCU、スタンプ式めっき処理の装置と薬品を開発
JCU( https://www.jcu-i.com/ )は、トヨタ自動車からスタンプ式めっき処理の技術供与を受け、従来のめっき電解槽に浸漬するプロセスに比べ約8倍の速さで硫酸銅めっき処理を実現できるテスト装置と硫酸銅めっきプロセスを開発、兼松( https://www.kanematsu.co.jp )を通じて装置とプロセスの一体販売を開始する。
硫酸銅めっきテスト装置同処理は、部材に銅被膜を形成する硫酸銅めっき処理において、めっき電解槽を使わず、スタンプのように必要な部分だけにめっき処理を施すことから、環境負荷を大幅に低減できるうえ、処理速度においても従来プロセスより優位性がある。
ESG(環境、社会、ガバナンス)視点での経営基盤構築を進めるJCUは、表面技術処理用薬品および装置の両方を製造・販売する強みを活かし、スタンプ式めっき処理装置とそれに適した硫酸銅めっきプロセスの開発を進めてきた。銅イオンを優先的に透過する固体電解質膜を装置のヘッド内に装着し、本装置専用の硫酸銅めっきプロセスを開発することで、従来プロセスに比べめっき液の使用量を大幅に削減できるだけでなく、高速でのめっき処理を実現した。また、密閉された装置内でのめっき処理であるため、外部からの異物の混入リスクがなく、空気中に薬品成分が飛散しないことで処理環境の改善にもつながる。用途としては電子部品などの製造などを想定している。
スタンプヘッドの構成図admin 2022年6月22日 (水曜日)
トーソー・SMD、スパッタリングターゲットの生産能力増強
東ソーグループのトーソー・SMD(本社:米国オハイオ州)は、スパッタリングターゲット製造設備の生産能力増強を決定した。
東ソーの高機能材料事業で取り扱うスパッタリングターゲットは、半導体・フラットパネルディスプレイ・太陽電池などのエレクトロニクス分野における薄膜形成材料として使用されており、今後もさらなる需要の拡大が見込まれている。
同社は、半導体市場における薄膜形成材料の供給能力不足を受けて、2021年7月に生産能力増強に着手。その後、想定を超える需要拡大が見込める状況となったことから、生産能力をさらに増強することで、高まる顧客要請に対応し、安定供給体制の確立を図る。
admin 2022年6月22日 (水曜日)日本滑り軸受標準化協議会、第35回総会を開催
日本滑り軸受標準化協議会(PBSA)は6月16日、東京都千代田区のTKP 東京駅セントラルカンファレンスセンターで「2022年度 第1回総会(通算 第35回総会)」をハイブリッド形式(集合&ウェブ配信)により開催した。
当日は、開会の挨拶に立った林 洋一郎 会長(オイレス工業)が、「本総会は、コロナ禍にあって2年半ぶりのリアル開催となる。中国のゼロコロナ政策やウクライナ情勢など今後の経済に与える影響は計り知れず未だ過渡期にあるといえる厳しい状況が続いているが、状況を注視しながら、日本機械学会ISO/TC123平軸受国内委員会の標準化活動をできる限り支援できるよう、取組み方・進め方について熟慮していきたい。今回のリアル開催のように対面での情報交流は非常に重要で、いろいろな切り口で意見を交わすことのできる重要な機会である懇親会も早い時期に復活させられればと考えている。すべり軸受メーカーとそのユーザー企業、大学・研究機関のアカデミアという三者で育んできた当会の交流を維持しつつ、それぞれにメリットのある標準化作業を進めるとともに、引き続き、特別講演や懇親会などを通じて、標準化以外の活動・情報交換も拡充していきたい」と述べた。
続いて、日本機械学会ISO/TC123 平軸受国内委員会 森下 信 委員長(横浜国立大学 名誉教授)が、「引き続き、PBSAから標準化に関する提案をいただき、それらを積極的に取り入れ規格制定につなげていく流れを整備していく。当委員会としては今後も、ISO/TC123国際会議の場において、日本としての立場を明確にするための活動支援をいただいている責任をきちんと果たしていく」と語った。
総会ではまず、日本機械学会ISO/TC123平軸受国内委員会の2021年度の活動報告と2022年度の活動計画について、国内幹事の橋爪剛氏(オイレス工業)から報告がなされた。2021年度の活動計画としては、新規規格制定議案である①発熱・変形を考慮した軸受計算技術の国際標準化、②回転機械の安定問題に関する国際標準化、③MoS2を応用した表面改質技術の国際標準化、④DLCを応用した表面改質技術の国際標準化に関する進捗状況などが報告された。また、2022年度の活動計画として、省エネルギー等に関する国際標準の獲得・普及促進事業委託の1テーマである「環境配慮型の水潤滑用軸受材料に関する国際標準化」への取組みや、本年10月あるいは11月にフランスで開催を予定しているTC123国際会議への参加について報告した。
続いてPBSAの2021年度の活動報告と2022年度の活動計画について、PBSAでは会計を務める橋爪氏より報告がなされ、2022年度の活動計画として、第2回総会を来年3月に開催し理事会を必要に応じて開催する予定のほか、本年10月~11月にフランス・ポアティエで開催予定のISO/TC123国際会議の支援や、日本機械学会ISO/TC123平軸受国内委員会活動の支援、PBSAおよび同会員に寄与する講演会・研究・調査などの実施、標準化作業を円滑に進めるための会員が活用しやすいホームページの更新・整備、さらには新規規格開発のために参考となる他TC規格などの購入などの予定について報告された。
総会終了後には、「医療機器マテリアル」と題して東京医科歯科大学 塙 隆夫 教授による特別講演がなされた。講演では、人工股関節を中心とした材料・表面改質技術について紹介。人工股関節のコバルト・クロム合金製あるいはセラミックス製の骨頭と超高分子量ポリエチレン製のライナーとの摩擦に伴う摩耗を抑制する表面改質技術や、人工股関節のステムと大腿骨をセメントレスで結合させるプラズマ溶射などの表面改質技術などが紹介された。