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FPS、第16回岩木賞の業績募集を開始、締め切りは9月30日、表彰費用の賛助も募集

2年 4ヶ月 ago
FPS、第16回岩木賞の業績募集を開始、締め切りは9月30日、表彰費用の賛助も募集

 未来生産システム学協会(FPS)は、「第16回岩木トライボコーティングネットワークアワード(岩木賞)」の業績募集を開始した。締め切りは本年9月30日。

 岩木賞はトライボコーティング技術研究会が提唱し、NPO法人である精密科学技術ネットワーク(PEN)が2008年度から創設し表彰していたが、2011年度からは一般社団法人であるFPSが継承し表彰している。

 岩木賞は、表面改質、トライボコーティング分野で多大な業績を上げた故 岩木正哉博士(理化学研究所 元主任研究員、トライボコーティング技術研究会 前会長)の偉業を讃えて、当該技術分野と関連分野での著しい業績を顕彰するもの。募集対象は表面加工、表面改質、表面分析、トライボロジー、コーティングに関わる研究・開発・技術・支援・交流・事業化などで著しい成果、業績(製品、サービス、学会発表や特許申請/登録されたものを含む)を上げた個人、法人、団体で、表彰対象は受賞業績が公表できること、FPSに参加できること、と定めている。

 本年度は大賞、優秀賞、特別賞、奨励賞を中心に募集を行うが、国際賞、事業賞、功績賞の申請も受け付ける。国際賞以外は、原則として日本国内に居住地、研究室や本社、本部、主力工場などの活動拠点を有する個人、法人、もしくは団体が対象。国際賞は、海外に居住地などの主たる活動拠点を有する個人、法人、団体が対象となる。

 各賞の審査基準は以下のとおり。

【大賞】
・開発技術が世界的に高い水準にあり、新規独創性に優れたもの。
・開発技術が実用化されており、経済的・社会的貢献が認められるもの。

【優秀賞】
・開発技術が日本国内において高い水準にあり、新規独創性に優れたもの。
・開発技術が実用化されており、社会的貢献が認められるもの。

【特別賞】
・開発技術が当該業界において高い水準にあり、新規/独創性に優れたもの。
・開発技術が実用化されているか、実用化の途上にあり、社会的貢献が認められるもの。

【奨励賞】
・開発技術が当該業界において優れており、新規/独創性に優れたもの。
・開発技術が実用化の途上にあり、実用化の努力が認められるもの。

【事業賞】
・事業化技術または事業/ビジネスモデル、サービスなどが当該業界で影響力を有し、当該業界の知名度を上げる、インフラの構築を行う、社会生活に恩恵をもたらすなどの効果を通して、活性化、発展に貢献をなし、波及効果を生むなどの活動の成果、努力が認められるもの。

【国際賞】
・開発技術または事業化技術または事業/ビジネスモデル、サービスなどが当該業界で影響力を有し、当該業界の我が国との関係において協力、連携、協調関係を育み、または当該業界の知名度を上げ、活性化、発展に貢献をなし、波及効果を生むなどの活動の成果、努力が認められるもの。

【功績賞】
・大賞、優秀賞、特別賞、奨励賞の評価尺度と、事業賞、国際賞の評価尺度のいずれの面でも極めて顕著な業績が認められるもの。

 岩木賞受賞業績については、2024年2月に開催予定のシンポジウム「トライボコーティングの現状と将来」で、表彰および受賞業績の記念講演がなされる。岩木賞に関する問い合わせ、申請様式の請求は、FPS表彰顕彰部門岩木賞表彰事業部内 事務局まで(E-mail:award@e-shg.net)。 

 トライボコーティング技術研究会ではまた、岩木賞表彰費用の賛助を呼びかけている。問い合わせ・申し込みは、岩木賞表彰事務局まで(award@tribocoati.st)。

 なお、岩木賞のこれまでの受賞業績は以下のとおり。

第1回~第15回 岩木賞の受賞業績一覧

 

kat 2023年4月24日 (月曜日)
kat

メカニカル・サーフェス・テック2023年4月号 特集「工具の表面改質」、キーテク特集「浸炭処理」4月25日発行!

2年 4ヶ月 ago
メカニカル・サーフェス・テック2023年4月号 特集「工具の表面改質」、キーテク特集「浸炭処理」4月25日発行!

 表面改質&表面試験・評価技術の情報誌「メカニカル・サーフェス・テック」の2023年4月号 特集「工具の表面改質」キーテク特集「浸炭処理」が当社より4月25日に発行される。

 今回の特集「工具の表面改質」では、周期的にアーク放電を発生させるパルスアークプラズマ法により作製した耐摩耗膜の開発事例について、高硬度材の表面切削加工において長時間の高精度加工を実現するために開発したコーティング被膜について、工具鋼の材料設計と金属熱処理による組織制御について、ダイヤモンド成膜工具の刃先を先鋭化するとともに工具表面を平滑化する装置と処理事例について紹介する。

 また、キーテク特集「浸炭処理」においては、浸炭焼入設備の特徴とIoTの活用事例について、環境負荷低減に配慮した低圧浸炭装置の概要について紹介する。

特集:工具の表面改質

◇パルスアークプラズマ法による切削工具向け耐摩耗膜の開発・・・佐賀大学 長谷川 裕之、堤 祐太郎、田中 康介

◇高硬度鋼加工に適した工具被膜の開発・・・オーエスジー 王 媺、羽生 博之

◇工具鋼の材料設計と組織制御・・・プロテリアル 片岡 公太

◇ダイヤモンド成膜工具の刃先先鋭化装置の開発・・・新明和工業 岡本 浩一

キーテク特集 浸炭処理

◇浸炭処理装置の特徴とIoT化・・・中外炉工業 吉本 誠司、小山 良介

◇低圧浸炭炉関連の最近の話題・・・パーカー熱処理工業 関 正広 氏に聞く

連載

注目技術:電気で動く分子モーター・・・ノースウェスタン大学

トピックス

サーフテクノロジー、PFAS対策で非粘着/撥水/親水セラミックコーティングの取扱いを開始
ナノコート・ティーエス、トライボロジーラボの機能を刷新
トライボコーティング技術研究会、第15回岩木賞贈呈式、第25回シンポジウムを開催
表面技術協会、第74回通常総会・協会賞など各賞授与式を開催

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admin 2023年4月24日 (月曜日)
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