Aggregator
オーブレーなど、ジルコニア再生検証 知見生かし歯科材に
ニュース拡大鏡/個性と共創を追求 マツダ、新SUV「CX-5」国内投入
日本を変える17Goals(307)カナデビア
ポール先端部を3D造形 阪大応援団が新団旗軽量化
ネイチャーポジティブが企業を変える(下)メルシャン
象印チェンブロック、電動ドラで巻くホイスト 定格荷重490kg型投入
経営ひと言/ソラリス・市橋徹社長「細い配管も点検」
サステナチェーン/メトロ電気工業 加熱機器製造 ゼロカーボン工場達成
物流新ステージ/をくだ屋技研 荷役運搬機器カスタマイズ
経営ひと言/共立女子大学博物館館長で教授の田中淑江さん「伝統技術を継承」
JAXA油井氏、一般向けミッション報告会 「宇宙を知ってほしい」
東大など、血中たんぱく質の1分子解析基盤 疾患診断に応用
東大、原始生命の絶滅過程観察
新学長に聞く2026(2)九州工業大学学長・安永卓生氏
産業TREND/羅針盤 野村総合研究所(185)【インドのIT人材】
ジャパンソルト、ダイヤソルトを買収 製販一体化
科学技術の潮流(338)AI for Scienceの展望(7)
材料相場表/PDFで公開
NTN、自動車向けボールねじで次世代ブレーキの先行開発に参画
NTNは、自動車の電動化に伴い需要の増加が見込まれる電動機械ブレーキ(EMB:Electro Mechanical Brake)向けボールねじにおいて、国際的な主要メーカーの先行開発に参画している。同社は電動油圧ブレーキ(EHB:Electro Hydraulic Brake)向けボールねじを量産中で、その実績と技術を基盤に、EMB市場への展開を加速する。
NTNのEHB向けボールねじは、軸受技術を融合した駆動モジュールとして、主要ブレーキメーカー向けに量産中で、近年は欧州を中心に各地域で新規案件の引合いが増加、採用の広がりが続いており、供給と販売体制の強化を進めている。
ボールねじは、回転運動を直線運動に変換する機構で、自動車のさまざまな部位に採用されている。NTNは2004年に自動車向けボールねじの量産を開始し、エンジンやトランスミッション用途を中心に実績を重ねてきた。さらに2012年にはEHB向けボールねじの量産を業界に先駆けて開始し、以降、高い応答性や信頼性が求められる領域で技術を進化させている。
NTNでは現在、EHB向けにボールねじ、ギヤ、軸受などを一体化した駆動モジュールとして展開しており、要素部品の一体化によりブレーキシステムに求められる高い応答性と制御性を実現するとともに、性能向上と設計自由度の両立に寄与している。また、軸受で培ったトライボロジーや熱処理、精密加工技術を生かした高品質・高信頼性と、安定した量産体制を確立している。
今後は、日本をマザー工場とし、アジアや欧州での生産展開も検討しており、グローバル供給体制の構築を進めていく。
EHBは、衝突回避支援ブレーキの義務化やADAS(Advanced Driver Assistance Systems:自動運転支援システム)の普及を背景に、今後も需要拡大が見込まれる一方、油圧配管を必要としない次世代ブレーキとしてEMBへの移行が進展すると予想されている。EMBでは、車両1台あたりのボールねじ使用本数の増加も見込まれ、中長期的な市場拡大が期待される。
NTNは、これらの市場動向を踏まえ、EMB向けボールねじの開発を進めており、先行開発に参画し、試作対応を進めている。
NTNは、EHBで培った実績と技術を基盤にEMB市場への展開を加速することで、自動車の電動化と安全性の高度化に貢献するとともに、グローバル市場における事業拡大に取り組んでいく考えだ。
電動油圧ブレーキ(EHB)用ボールねじ駆動モジュール電動機械ブレーキ(EMB)用ボールねじ