Aggregator
信州大、学部横断で化粧品研究 専門拠点を設立
未来を拓く大学/立命館大学(7)産学連携で課題解決
半導体ニッポンの研究力 技術立国への道(2)産総研 先端半導体研究センター 300mmラインで開発連携
台湾経済部、JIMTOFで台湾11社ツアー
千葉工大、宇宙・半導体工学部を開設
経営ひと言/テクノヒル・鈴木一行社長「ベテラン重要に」
住友化学、光学デバイス向け塗工液
カネカ、ウオーキング用飲料
電線製造業、7.2%増収 電線工業会調べ
京都芸大・日鉄、学生が鉄の魅力発信 授業でショート動画制作
インフォコム、旭化成系にMR営業支援システム
インタビュー/大王製紙取締役常務執行役員紙・板紙事業部長の藤井喜継氏 「原紙+付加価値」提案
リンテック、埼玉に新棟 半導体装置の開発力向上
大ガスリキッド、6水槽の酸素流量制御 陸上養殖向け低価格化
挑む・モノづくりヒトづくり/明和社長・藤森洋佑氏
ここに技あり(128)ニッパ ラジエーターキャップ
生産ライン 競争力の源泉(132)日新電機・九条工場 配電盤リードタイム削減
材料相場表/PDFで公開
ジェイテクト、コラムアシストタイプの電動パワーステアリングが国立科学博物館「未来技術遺産」に登録
ジェイテクトの「コラムアシストタイプ 電動パワーステアリング(C-EPS)」が、今年度の「未来技術遺産」として、国立科学博物館に登録された。C-EPSは、同社が開発を進め1988年にスズキの軽自動車「セルボ」に搭載、世界で初めて実用化・量産化を実現した電動パワーステアリング(EPS)。
世界初の電動パワーステアリング「C-EPS」写真左から、国立科学博物館 館長 真鍋真氏、ジェイテクト 経営役員 CTO 阪田勝利氏
未来技術遺産は国立科学博物館が定めた登録制度により保護される文化財で、過去の科学技術史資料のうち、科学技術史において重要な成果を示し、未来へ引き継ぐべき遺産であるという意味で名づけられた登録資料の愛称。日本の科学技術の発展に重要な意義を持つものを選定し、その保存を目的として登録を行っている。2008年10月9日に第1回が制定されている。
1980年代に自動車の普及とともに軽自動車の需要が拡大する中、女性や高齢者にも運転しやすい自動車として、パワーステアリング搭載へのニーズが高まっていた一方で、当時主流だった油圧式パワーステアリングは、エンジンの力で油圧ポンプを作動させるため小型エンジンを搭載する軽自動車では負担が大きいという課題があった。こうした中でジェイテクトは、軽自動車向けのEPSであるC-EPSを開発し、1988年にスズキの軽自動車セルボに搭載。世界初となるEPSの実用化・量産化を実現した。今回の未来技術遺産への登録は、軽自動車の快適性向上に加えて、乗用車への搭載が広がり省エネや燃費向上に大きく寄与した点も認められたもの。
ジェイテクトが開発したEPSは、1988年の誕生以来、世界各国の自動車メーカーに広く採用され、2015年にはグローバル累計生産台数1億台を突破。同社は現在に至るまで、EPS世界シェアNo.1のリーディングサプライヤーとして、安全、快適で環境にやさしい自動車づくりに貢献してきた。
1988年の世界初EPS量産化から2025年の操舵ユニットと転舵ユニットを機械的に接続しないリンクレスのステア・バイ・ワイヤシステム「Syncusteer™」(シンカステア)の量産化にいたるまで、ジェイテクトは操舵技術の進化を通じてモビリティの可能性を広げてきた。C-EPSもその技術の系譜に位置付けられ、この先も同社は車の曲がる機能を支えるソリューションとして、モビリティ社会の未来に貢献していく。