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THK、クロスローラーリングに高剛性シリーズを追加

4年 4ヶ月 ago
THK、クロスローラーリングに高剛性シリーズを追加kat 2022年04日11日(月) in

 THKは、クロスローラーリングに既存製品との寸法互換性を持たせた高剛性シリーズ「RB-H/RE-H/RU-H形」を新たなラインナップとして追加する。高剛性化を実現することで、産業用ロボットの関節部や旋回部、マシニングセンタの旋回テーブルなどの高性能化に貢献していく。

クロスローラーリングの高剛性シリーズ

 

 クロスローラーリングは、内外輪の間に円筒ころ(ローラー)がスペーサリテーナを介して交互に直交配列されているため、あらゆる方向の荷重(ラジアル荷重、アキシアル荷重、モーメント荷重)を負荷することができるとともに、高い回転精度が得られる。そうした特徴を生かしたクロスローラーリングは、工作機械、産業用ロボットをはじめ、高剛性、高精度な回転運動を必要とする装置の旋回軸受として広く採用されている。

 近年の産業機械市場において装置の高剛性化が一層の高まりを見せていることから、同社では旋回軸受の高剛性ニーズに対応し、内部構造を高剛性化に適した設計にすることで既存製品と寸法互換性を持たせた、クロスローラーリングの高剛性シリーズRB-H/RE-H/RU-H形を新たに追加するもの。

 製品ラインナップは、RB-H形が軸径φ50~700の42形番、RE-H形が軸径φ50~600の41形番、RU-H形が軸径φ35~350の8形番と、多様なニーズに対応すべく全91形番を展開する。

 同社では、一般産業機械から精密機械、大型の高精度な工作機械まで、幅広い装置の高速化とコンパクト化、高剛性化に貢献していく。

 クロスローラーリング高剛性シリーズの特徴は、以下のとおり。

・高負荷・高剛性 内外輪の間に円筒ころ(ローラー)がスペーサリテーナを介して交互に直交配列されているため、1個のクロスローラーリングでラジアル荷重、アキシアル荷重およびモーメント荷重などのあらゆる方向の荷重を負荷できる。また、内部構造の再設計によって高剛性化を実現したことで、産業用ロボットの関節部や旋回部、マシニングセンタの旋回テーブルなどの高性能化に貢献する

クロスローラーリングの構造


・既存製品との寸法互換 既存製品と同寸法を採用し、取付インターフェースを変えずに装置の高剛性化が実現できる

 

・全91形番の豊富なラインナップ

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NTN、軸受診断アプリの無料体験版の提供期間を2023年3月末まで延長

4年 4ヶ月 ago
NTN、軸受診断アプリの無料体験版の提供期間を2023年3月末まで延長kat 2022年04日11日(月) in

 NTNは、産業用IoTプラットフォーム「Edgecross®(Edgecrossコンソーシアム(ECC)が運営)対応の軸受診断アプリケーションの無料体験版の提供期間を2023年3月末まで延長する。


 軸受診断アプリケーションは、軸受近傍に設置された振動センサのデータを収集し、軸受の異常を診断する「Edgecross®」認定製品で、簡単・迅速に診断ができ、軸受情報や運転情報などの設定が不要で、同社製以外の軸受の診断も可能。設備や稼働状況を監視し、生産現場でデータをリアルタイムに収集・分析することで、設備の不具合や故障をいち早く知り、メンテナンス性や生産性の向上に貢献する。

軸受診断アプリケーションの主な特徴は以下のとおり。

1. 軸受のリアルタイム診断:軸受の診断結果を3秒~10秒ごとに更新、僅かな時間に現れる変化も捉えることが可能

2. 診断対象の軸受情報や運転状況の設定が不要で、NTN製以外の軸受の診断も可能

3.シンプルな出力:診断開始時点を基準に状態レベルを4段階で出力、センサからの診断結果を最大16ヵ所まで同時に確認することが可能

4. 導入・運用にあたりインターネット接続は不要で、データを外部に出したくない場合やネットワーク環境が整っていない場合でも利用が可能

 本アプリは2021年夏に無料体験版の提供を開始して以来、すでに多数のユーザーが利用しており、ユーザーからは、複雑な設定を行うことなく簡単に軸受診断が行える、既存のシステムとの連携が行いやすい、などの評価を得ている。

 本年1月からは、ECCと共同で必要な機器類を一定期間無償で貸し出しするサービスも開始し、また本年3月にはECCが開催した「第3回 Edgecrossアワード」で同プラットフォームのアプリとして初めて軸受の異常診断を実現したことや、予兆保全に向けたソリューションの強化に寄与した点などが評価され、「優秀認定・登録製品賞」を受賞した。

 本アプリの無料体験版を提供する中で、ユーザーから無料体験版の提供延長を希望する声が多数寄せられたことを受け、同社では提供期間を当初の予定より1年間延長し、2023年3月末までとしたもの。同社では本アプリについて、無料提供版を使用したユーザーからの要望や意見を取り入れて2023年の商品化を目指す。

 同社は、IoTやAIを活用した本アプリの開発・提供を通じてユーザーのスマートファクトリー化に貢献するとともに、新たな事業の一つとして注力するサービス・ソリューション事業のさらなる拡大を進めていく。

軸受診断アプリケーションの構成例

 

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空スペース、自律分散式転がり軸受の製販会社と通常実施権契約を締結

4年 4ヶ月 ago
空スペース、自律分散式転がり軸受の製販会社と通常実施権契約を締結kat 2022年04日10日(日) in

 空スペース(http://coo-space.com/)は、スケートボードなどに使用される小径玉軸受について、保持器を使用せずに転動体(ボール)同士を非接触にする技術ADB(Autonomous Decentralized Bearing/自律分散式転がり軸受)の製造販売会社として先ごろ設立されたブレイブラ(https://breybra.com)と通常実施権契約(特許概要:特許3964926、6476377、7004396など米国・中国特許含む8件、通常実施権概要:日本、米国、中国において本特許製品を製造販売する権利)を締結した。空スペースでは今後、技術支援などによりブレイブラをはじめ契約先企業の発展をサポートしていく。

空スペースの通常実施権設定により、ブレイブラが製造販売を開始するスケートボード用ADB

 

 ブレイブラはADBの製造販売会社として発足、空スペースの協力のもとで初めて量産に成功し、このほど、ADBに関する通常実施権契約を空スペースと締結した。第一弾としてスケートボードなどで使用される608型(外径22mm、内径8mm、幅7mm)ADBの販売を開始する。メインターゲットとしてスケートボードユーザー向けに8個入りパッケージの製造・販売を開始するほか、個別ニーズにも対応していく。

 スケートボード用ADBはボールの自律分散機構により保持器なしでボール同士が回転中に非接触となり、また従来の標準品で7個のボールに対し保持器がないことで11個のボールが搭載可能となり、さらにボールの材質にセラミックを採用した。これにより、これまでにない低摩擦性能と耐荷重性能を有しており、国内大会で常にトップ10入りを果たしているスケートボード選手である阿部海璃選手が試用し、「音も静かでこれまでのベアリングと比べて加速が早くスピードが安定して維持できるため、技の完成度が高まった。全日本の大会で使用したが、ほかの選手も認めるトップクラスの速さを誇るベアリングだと思う」とコメントしている。

 ブレイブラでは、「引続き空スペースと協業・提携体制の下で広くADBの普及を進めるべく事業展開を行っていく」としている。

 空スペースではまた、今回の通常実施権契約締結を機に、ADBの技術による持続可能な社会への転換を促進すべく、ユーザーのあらゆる要望に応えるべく、通常実施権契約のほか専用実施権契約や譲渡契約を含む技術販売に力を入れていく考えだ。

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