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THK、固定側ボールねじサポートユニットの受注を開始

2週 4日 ago
THK、固定側ボールねじサポートユニットの受注を開始kat 2026年05日12日(火) in

 THKは、固定側サポートユニット「FKT形」の受注を開始する。高負荷性能により、装置の高精度化および長寿命化に貢献していく。

ボールねじサポートユニット「FKT形」


 サポートユニットは、ボールねじとセットで使用する専用の軸受部品。固定側サポートユニットにはアンギュラベアリングが組込まれており、支持側サポートユニットには深溝玉軸受を使用している。

 従来の固定側サポートユニットではアンギュラベアリングの列数が2列構成となっており、ボールねじを縦で使用する場合など、使用条件によっては負荷容量が不足し、要求性能を満たすことができない場合があった。

 これに対しFKT形ではアンギュラベアリングを3列構成にすることで、高負荷条件下においても安定した耐久性を実現。これにより、機械装置の高精度化および長寿命化に寄与し、設計の自由度向上と製品選定の容易化にも貢献する。

 FKT10~30の計6形番を展開し、幅広いニーズに応えていく。

 特長は以下のとおり。

・高いアキシアル剛性と高負荷性能:3列正面組み合わせにより負荷荷重を分散することで、一方向に対してアキシアル剛性を高めるとともに大きな負荷性能を発揮

・最適な軸受の採用:ボールねじとの剛性バランスを考慮し、高剛性かつ低トルク仕様のアンギュラベアリングを採用

・コンパクトで簡単な取付け:取付けまわりのスペースを配慮したコンパクトな構造で、また軸受が予圧調整された状態で組み込まれているため、そのまま組み立てが可能で、組立工数の低減、組立精度の向上に貢献する

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THK、独自開発のPFASフリー真空用グリースの受注を開始

2週 4日 ago
THK、独自開発のPFASフリー真空用グリースの受注を開始kat 2026年05日12日(火) in in

 THKは、真空環境でもクリーンでスムーズな動きを実現できる独自開発の「PFASフリー真空用グリース」(形番:AFPF)の受注を開始する。日本国内でグリース単体の販売となり、海外への展開は順次対応していく予定。

PFASフリー真空用グリース(形番:AFPF)

 

 近年、人体への影響リスクが懸念されるPFAS(有機フッ素系化合物)に対する規制が欧米を中心に強化されつつあり、真空等の特殊環境で多く使用されているフッ素系グリースでは、組成を構成している物質PFPE(パーフルオロポリエーテル)やPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)においても、将来的な使用制限や製造・輸入禁止等のリスクが高まっている。

 こうした環境規制リスクを踏まえTHKでは今回、独自開発のPFASフリー真空用グリースを開発した。

 本グリースは、PFASフリーならびにメタルフリーの処方と工程で製造(グリースの成分および製造工程において、フッ素およびフッ素化合物、Cu、Zn、Li等の金属元素を意図的に非含有)、真空用途に不可欠な低い蒸気圧・低摺動・低発塵・低アウトガス性能を有した、直動製品に最適なグリースとなっている。半導体製造装置内の汚染リスクを低減し、スムーズな動きと優れた潤滑性能を実現する。

 特長は以下のとおり。

・低い蒸気圧と低アウトガス性能を有し、高真空下での使用が可能

・低しゅう動で転がり安定性に優れている

・低発塵性に優れるため、周辺環境を汚染することなく使用が可能

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NTN、手首関節モジュール搭載の外観検査用高速ユニットがリョービで採用

2週 4日 ago
NTN、手首関節モジュール搭載の外観検査用高速ユニットがリョービで採用kat 2026年05日12日(火) in

 NTNは、手首関節モジュール「i-WRIST」を搭載した新ユニットとして、ダイカスト品など多様なワークの外観検査を自動化する外観検査用高速ユニットを開発した。本ユニットはワークサイズに応じて大型タイプと小型タイプをラインアップしているが、大型で複雑形状かつ検査箇所が多いダイカスト品の外観検査を高速に自動化できる点が評価され、大手ダイカストメーカーであるリョービに大型タイプが採用された。また、国内自動車メーカーにおいても、検査速度や装置のコンパクト性が評価され、小型タイプが外観検査用途で採用されている。

 

 NTNでは、xEV(電動車両)の普及に伴い今後の需要拡大が見込まれるダイカスト品の外観検査用途を中心に本商品の提案を加速し、外観検査工程の自動化や高速化、品質向上に貢献していく。2030年度に20億円/年の販売を目指す。

 ダイカストは溶かした金属を金型に高速・高圧で流し込んで成形する生産手法で、複雑形状の部品を効率的に生産可能です。近年、xEVの普及に伴い、インバーターケースやモーターハウジング、バッテリーケースなど多くのダイカスト品が使用されており、今後もさらなる生産拡大が見込まれている。

 一方、製造現場では人手不足が深刻化しており、各工程で自動化・省人化が求められている。ダイカスト品は形状が複雑なため、外観検査工程では複数方向からの検査が必要になるため、依然として目視検査が主流であり、検査箇所が多岐にわたることから、作業員の負担が大きいという課題がある。大型のダイカスト品は質量も大きく、作業員の手作業による検査では身体的負荷の増大や安全面のリスクもあり、特にxEV 向けのダイカスト品は大型化が進んでおり、工数削減や安全面からも外観検査の自動化ニーズが高まっている。

 NTNの手首関節モジュールi-WRISTは、細かい角度制御を高速に行えることから、多点検査を高速に自動化できる。今回、ダイカスト品のような複雑形状ワークの外観検査向けにi-WRISTを搭載した外観検査用高速ユニットを開発した。

 本商品は、駆動部や専用コンソール、専用コントローラーなどの「i-WRIST」の基本構成に、ワークやカメラの位置を制御する直動・回転アクチュエーターを組み合わせてユニット化したもので、複数箇所の高速検査に必要となる部品をユニット化したことで、ユーザーの装置設計や部品調達、製作工数などを大幅に削減し、検証用途の採用から量産工程向けの導入まで対応する。

 大型タイプと小型タイプの2種類をラインアップし、ワークのサイズや質量に応じて選択できる。いずれも量産ラインへの導入に対応し、省スペースかつスリムな設計を採用している。特に、小型タイプは「i-WRIST」とY 軸、Z 軸、R 軸を統合制御する同社独自のアルゴリズムにより、X 軸を省略し、さらなる小型化を実現している。

 NTNは、画像処理システムメーカーやロボットシステムインテグレーターと連携し、i-WRISTのモーション制御技術と、各社のAI画像処理技術やシステムインテグレーション技術を融合した外観検査ソリューションを提案している。

 同社では本商品をカメラや照明、AI画像処理アプリと組み合わせることで、複雑形状かつ検査箇所が多いダイカスト品のようなワークでも、目視検査と同等の最速0.2秒/ポイントの高速外観検査が可能なほか、搬送用ロボットと組み合わせることで、ワークの全面検査にも対応する、としている。
 

 

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イグス、火星探査ローバー開発の学生団体プロジェクトの支援に参画

2週 4日 ago
イグス、火星探査ローバー開発の学生団体プロジェクトの支援に参画kat 2026年05日12日(火) in in

 イグス(https://www.igus.co.jp/)は、火星探査ローバー(無人探査車)を開発する学生団体「KARURAプロジェクト」(https://karura-project.studio.site/)のスポンサーとして、支援に参画する。同社は、若手エンジニアの育成や実践的なものづくり教育を重要な社会的使命の一つと位置付けていることから、学生主体で国際的な挑戦を行うKARURAプロジェクトの趣旨に共感し、その取り組みを応援することとなったもの。同プロジェクトが開発する火星探査ローバーに対し、同社の樹脂製ベアリング「イグリデュール」など数種の部品を提供する予定。

 

 KARURAプロジェクトとは、2022年9月に設立された学生主体の火星探査ローバー開発プロジェクトで、日本と米国の学生約70人が共に国際開発を行っている。日本からは、全国から大学生、高専生、高校生が参加。「学生の宇宙開発の技術力を底上げし、国際開発が当たり前となる社会を目指す」をミッションに、将来の宇宙開発を担う学生の技術力向上を目指しながら、国や言語を超えた協働のものづくりを実践している。

火星探査ローバー開発の国際学生チーム

 

 同プロジェクトは、米国ユタ州で毎年開催される世界最高峰の火星探査ローバー学生大会「University Rover Challenge」(https://urc.marssociety.org/)に挑戦し、唯一の国際チームとして3年連続決勝に進出しており、2026年大会では、世界18カ国116チームの中からKARURAを含む38チームが激しい選考を突破。5月27~30日に行われる決勝で、火星探査ローバーの技術力を競い合う。

 イグスは若手エンジニアサポート(young engineers support、通称「Y.E.S.」プログラム)の一環として、世界中の拠点で実践的なものづくり教育や学生プロジェクトを技術・物資・知見の面から支援、具体的には研究・教育用の無償サンプル提供や、技術的アドバイス、専門スタッフによる講義などを行っている。日本では長年にわたり、学生フォーミュラに挑戦する数多くの学生レーシングチームのスポンサーとなり、高機能樹脂部品の提供を行ってきた。

 今回のKARURAプロジェクトでは、無償サンプル提供や、技術的アドバイスによる支援を実施。火星探査ローバーのロボットアームのケーブルに同社の樹脂製ケーブル保護管「エナジーチェーン」、軽量化が必要な複数箇所に樹脂製ベアリング「イグリデュール」、しゅう動部品にイグリデュール3Dプリンター用フィラメントが活用される見込み。

 イグスでは、「この取り組みが、次世代の宇宙開発を担う人材の育成につながることを心より願っている。今後もモーションプラスチック(可動部向け樹脂部品)技術を幅広く世に提供し、学生団体を含めたさまざまな活動の支援に取り組んでいく」とコメントしている。

KARURAプロジェクトに提供・提供予定のイグスの製品群

 

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東京理科大学・佐々木研究室、第44回トライボサロンを開催

2週 5日 ago
東京理科大学・佐々木研究室、第44回トライボサロンを開催kat 2026年05日11日(月) in

 東京理科大学・佐々木研究室(主宰:佐々木信也 教授)が主催する「トライボサロン」(https://www.tribo-concierge.com/topics/296/)の第44回目が5月9日、東京都葛飾区の同大学 葛飾キャンパスにてオンサイト開催された。

開催のようす

 

 トライボサロンは、トライボロジーに関係する情報・意見交換の場として、毎月1回のペースで開催されている。もともとは佐々木研究室の博士課程学生の勉強会として発足し研究成果の発表や最新の研究動向などに関する意見や情報交換を重ねてきたが、2022年9月からは佐々木研究室のメンバーに限らず広く参加の戸を開き、関係者のネットワーク作りも目的の一つとして活動している。

 第44回目となる今回のトライボサロンでは、産業技術総合研究所の岩下 航氏が「連続体力学に基づく摩擦ダイナミクス」と題して、マクロな系の摩擦法則の解明・制御のための指針の構築を目的とした研究として、静止摩擦関連、動摩擦関連の2件の話題提供を行った。

 前者に関しては、静止摩擦係数の外圧・形状に対する依存性といった局所滑りと静止摩擦係数の理論の解明を行いつつ、溝の設計(溝の深さと摩擦面の減少率)による局所滑りと静止摩擦係数の制御の手法を提案した。後者に関しては、音速付近の滑り速度でスケーリング側の破れが見られるという高速滑りでのヒステリシス摩擦について提示した。非一様な変形が生み出す摩擦則を解明し、新たな形の摩擦制御の可能性を示した。

 トライボサロンに関心のある方は、以下のURLを参照されたい。
 https://www.tribo-concierge.com/topics/296/

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