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ジェイテクト、欧州ニードルローラーベアリング事業を再編

8ヶ月 3週 ago
ジェイテクト、欧州ニードルローラーベアリング事業を再編kat 2024年12日26日(木) in

 ジェイテクトは、第二期中期経営計画で掲げるグローバル体制再構築の一環として、欧州においてニードルローラーベアリング(NRB)の製造販売を行う連結子会社3社(譲渡対象会社)を含むNRB事業の譲渡に向けて、ドイツの金融投資会社であるAEQUITAと基本合意した。

 譲渡対象会社は、ドイツ拠点のJTEKT BEARINGS DEUTSCHLANDと、フランス拠点のJTEKT BEARINGS FRANCE、チェコ拠点のJTEKT BEARINGS CZECH REPUBLIC。

 本基本合意は、プットオプション契約と呼ばれるもので、本プットオプション契約に基づき、AEQUITAは、本譲渡について確約するものです。フランスの法令に基づき、譲渡対象会社の一つであるJTEKT BEARINGS FRANCEは本譲渡において従業員代表機関との協議が義務付けられており、当該協議の終了後に、JTEKTとAEQUITAグループとの間で株式譲渡契約を締結する見込み。

 ジェイテクトは、2024年度から2026年度の第二期中期経営計画において、グローバル体制の再構築による経営・事業体制の強化を進めている。欧州市場においては事業の整理・統合を進め、収益体質の改善により、黒字化を目指している。

 今後もジェイテクトは、各地域の市場環境に応じた最適な戦略と事業編成によって、体質改善を進めるとともにお客様のニーズに応えるソリューションを提案していく。
 

 

kat

ジヤトコ、CVT油の性能を回復する添加剤を開発

8ヶ月 3週 ago
ジヤトコ、CVT油の性能を回復する添加剤を開発admin 2024年12日26日(木) in in

 ジヤトコ( http://www.jatco.co.jp/ )は、自動車の無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)で使用される潤滑油(CVT油)の性能を回復する添加剤を新たに開発した。

開発した添加剤

 今回開発した添加剤は、現在使用中のCVTやハイブリッド(HEV: 北米/中国などで販売しているCVTタイプのHEV)のCVT油に追添して使用する。これにより、湿式クラッチの締結・解放時のショック改善や、湿式クラッチの耐久性がCVT油全交換時と同等レベルまで回復する。また、本剤は、繰り返し使用することができる。

添加剤の効果(湿式クラッチμ値が改善)

 同社のCVTで使用するCVT油はライフで保証しており、交換の必要はない。そのため、対象は従来CVT油の交換をしていた顧客(商用車やタクシーなど長距離を走行する顧客)になる。 本剤の使用により、低コストかつ短時間でCVT油の性能をCVT油全交換時同等レベルまで回復できるだけでなく、CVT油全交換時と比べ廃油量を約90%低減できる。

 本剤におけるCVT油性能を回復させる技術は、低炭素・循環型社会の実現に向けて有効な手段であり、持続可能な社会の実現にも貢献する。

admin

NTN、ベアリングのなめらかな回転をダンスで表現した動画を公開

8ヶ月 3週 ago
NTN、ベアリングのなめらかな回転をダンスで表現した動画を公開kat 2024年12日26日(木) in

 NTNは、学生をはじめとするより多くの層に同社を知ってもらう目的で、主力商品であるベアリングのなめらかな回転をダンスで表現した動画を制作し、YouTubeに公開した。


 
 ブレイキンは、国際スポーツ大会にも正式種目として採用され世界中で人気を集めているダンススポーツで、アメリカ・ニューヨークのストリートから始まった、音楽に合わせてダンスを競うスポーツ。

 動画では、NTNの社員、はたまた謎のダンサーである、風変わりすぎるクマ(Bear)が、世界トップクラスのシェアを誇るNTNのベアリングのなめらかな回転をダイナミックかつ華麗なダンスで表現。

 以下のNTN YouTubeチャンネルで閲覧できる。

チャレンジするクマ(Bear)!/ブレイキン編(15秒)
https://youtu.be/Q9WFqIu9xTE

チャレンジするクマ(Bear)!/ブレイキン編(30秒)
https://youtu.be/RKAt0d6Fiio
 
 

 

kat

トライボコーティング技術研究会、令和6年度第3回研究会を開催

8ヶ月 3週 ago
トライボコーティング技術研究会、令和6年度第3回研究会を開催

 トライボコーティング技術研究会(会長:理化学研究所 大森 整 主任研究員)は12月13日、東京都江東区の東京都立産業技術研究センターで「令和6年度 第3回トライボコーティング技術研究会」を開催した。

 当日は、大森会長の開会挨拶に続いて、以下のとおり講演がなされた。

「PVD・CVD硬質膜の密着性」仁平宜弘氏(仁平技術士事務所)…PVD・CVDによる硬質膜に適用されている密着性評価としてスクラッチ試験、圧痕試験、曲げ試験を挙げ、スクラッチ試験ではTiN膜を連続荷重方式と一定荷重負荷方式で測定した事例やCrN膜のスクラッチ痕における膜の破断形態を示した。また、AEと摩擦力の臨界荷重(Lc値)が一致する事例としてTiN膜/SKH51のスクラッチ波形やTiAlN膜/SKH51のスクラッチ波形を示した。一方、一致しない事例としてCrN膜/SKH51のスクラッチ波形や顕微鏡像を示した。このほか、スクラッチ試験と圧痕試験による被膜の破壊状況の整合性を観察した事例やスクラッチ試験と曲げ試験による被膜の破壊状況の整合性を観察した事例を示した。さらに、PVD・CVDの密着性に及ぼす不具合因子や密着不具合事例を具体的に示し、最後に密着性の改善事例として中間膜の適用事例を多数示した。

講演する仁平氏

「冷間金型用鋼におけるPVD・CVDコーティング時の留意事項~ダイス鋼およびハイス特有の熱処理特性と関連して~」仁平宜弘氏(仁平技術士事務所)…冷間金型用のダイス鋼とハイス鋼に存在する主な炭化物や化学成分と用途例を紹介し、炭化物に関する留意事項、PVD・CVDコーティング時の留意事項を示した。冷間金型用ダイス鋼の焼入れ焼き戻しに伴う一般的な組織変化では、低温焼戻しでは残留オーステナイトがそのまま残存するとした。ダイス鋼を急冷した際の各温度領域における生地組織については焼入温度が高い程マルテンサイト変態の始まりと終了の温度は低下して残留オーステナイト量が増加すると報告した。残留オーステナイトの増大によって生じる支障として耐摩耗性が劣ることや寸法収縮、研磨割れが生じやすいことなどを挙げた。その上でSKD11の焼戻し温度と残留オーステナイト量の関係や体積変化に及ぼす焼入温度の影響、焼戻し温度と変形率などを具体的に示した。

令和6年度第3回研究会のようす

 

admin 2024年12月26日 (木曜日)
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