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エボニック、東日本大震災被災地復興への取組みを継続

4年 4ヶ月 ago
エボニック、東日本大震災被災地復興への取組みを継続kat 2021年12日14日(火) in

 エボニック ジャパンは、東日本大震災発生から10 年を迎えた今年7 月、ドイツのサッカークラブ ボルシア・ドルトムント(BVB)との共催で「3・11 を忘れない」というテーマのもと、チャリティ・オークション・イベントを企画、開催した。ドイツのBVB と、宮城県東松島市、BVB のローカルパートナー企業、ファンクラブの会員、そして、エボニックグループの社員がオンラインで集まり、オークションが開催され、イベントで集まった収益金、約330000円は、東松島市(2021年8月24日付)、社会福祉法人ふじの園、公益社団法人ハタチ基金(2021年9月24日付)にそれぞれ寄付された。

チャリティ・オークション・イベントの様子

 

 エボニックではこれまで、以下のような東北への復興支援活動を実施している。

 

2011 年 震災直後:義援金の呼びかけ
 震災後すぐに義援金を募る活動が開始され、世界のエボニックグループ社員からの善意が寄せられた。さらに、エボニックがメインスポンサーを務めるBVBに当時在籍していた香川真司選手の呼びかけで開催されたチャリティマッチの収益金と合わせ、約1億6800万円もの義援金が集まった。

 2011年5月には現地へ赴き、支援活動の具体的な検討がなされ、「義援金の使い道を目に見えるようなものとすること」「ハードウェア、ソフトウェアの両面で復興支援活動を行う」という方針が決定された。

2012 年:宮城県東松島市に保育所を建設
 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)とともに、市内の7割にも及ぶ保育所が津波被害を受けた東松島市で、震災前からニーズが最も高かった矢本東保育所(宮城県東松島市)を浸水区域外に移転、新設するプロジェクトに取り組んた。このプロジェクトにより、保育所の園舎は延べ床面積で従来の約3倍、敷地面積は約4 倍、そして保育児童120人の受け入れが可能となり、2012年12月に開所した。2013年にはこの貢献に対し東松島市から
感謝状が授与された。

矢本東保育所開所記念写真

 

2013 年:「一関 藤の園」新築プロジェクトの支援
 国際NGOであるMalteser Internationalと日本や世界中各国からの寄付、さらに、カリタス・オーストリアのコンソーシアム、ドイツの救済連合、またシーメンス、アリアンツ・グループなどのドイツ企業とともに、エボニックは、児童養護施設「一関 藤の園」(岩手県一関市)の園舎の再建支援に参加した。

 新しい園舎は、再び大災害が生じても安心して暮らせるよう、再生可能エネルギーに基づく独立したエネルギーシステムを備えたもので、2013年6月に完成した。

2011年7月~:化学実験教室の開催
 保育所建設などのハード面のサポートだけでなく、ソフト面の支援活動として、2011年7月から宮城県・岩手県の学童クラブの子供たちを対象に化学実験ショーを行った。家族や友達を亡くした子どもたちを笑顔にしたいという思いで進められたこの活動は、4年にわたり合計34の拠点で開催され、参加した子どもの数は1000名を超えた。

 2021年7月:ボルシア・ドルトムントとのチャリティ・オークション・イベント東日本大震災から10年の節目を迎えた今年7月、BVBとの共催で「3・11を忘れない」というテーマのもと、チャリティ・オークション・イベントを企画、開催した。ドイツのBVBと、宮城県東松島市、BVB のローカルパートナー企業様、ファンクラブの会員様、そして、エボニックグループの社員がオンラインで集まり、オークションが開催された。イベントで参加者から寄せられた善意の収益金、約330000円は、東松島市、社会福祉法人ふじの園、公益社団法人ハタチ基金に寄付された。

 こうした取組みに対し、被災地からは同社に対する以下のような感謝の声が寄せられている。

 「震災の記憶の風化」が課題になっている中、チャリティ・オークションという温かく意義あるイベントを実施いただき、感謝している。震災がきっかけになった縁を大事にしていきたい。これからも東松島市を応援してほしい」―東松島市子育て支援課より

 「早いもので震災から10 年が経過した。当時のことを覚えている職員も子どもたちもめっきり少なくなったが、今でもエボニックの皆様から物心両面で支えていただいたことを忘れることはできない。私たち職員、皆様からの支援を心の糧に、これからも子どもたちを精一杯支えていきたいと思っている」―児童養護施設 一関藤の園 園長 渡部 俊幸氏より

 「東北の子どもたちに想いを寄せていただき、心から感謝している。宮城県石巻市でのある少女との出会いにより、『自分にできることをしよう』という考え方を変えなければいけないと思った。本当に彼女たちを支えるためには、長い時間をかけて寄り添う覚悟や、心を寄せてくださる方々に長きにわたって応援していただく方法を作らないといけないという想いから、ハタチ基金は生まれた。今後とも子どもたちが安心して、自分の可能性を広げられる場所をここ東北で根付かせていけるよう、見守っていただければ幸い」―公益社団法人ハタチ基金 代表理事 今村 久美氏より

 エボニック グループでは東北への復興支援活動として、未来を担う子供たちへのサポートに注力して取り組んできた。震災から10 年の今年、東北との絆を新たにしたエボニックは、“Leading Beyond Chemistry”というコーポレートスローガンのもと、化学を超えた取組みとして、皆様のくらしをより向上させるお手伝いととに、今後も被災地からの声に耳を傾け、支援活動を続けていく、とコメントしている。

kat

トライボコーティング技術研究会、令和3年度第3回研究会を開催

4年 4ヶ月 ago
トライボコーティング技術研究会、令和3年度第3回研究会を開催

 トライボコーティング技術研究会(会長:大森 整・理化学研究所 主任研究員)は12月10日、東京都江東区青海の東京都立産業技術研究センター(都産技研)で、「令和3年度第3回研究会」を開催した。
 

研究会のようす

 

 当日は、大森会長から第14回岩木賞で埼玉工業大学 長谷亜蘭氏、川邑研究所 川邑正広氏・JAXA 松本康司氏、ティ・ディ・シーが受賞した旨の説明がなされたほか、令和3年度 第4回研究会となる来年2月25日開催のトライボシンポジウム 第24回「トライボコーティングの現状と将来」についての告知がなされた。

 続いて、以下のとおり講演が行われた。

・「特殊環境下における超低摩擦化現象に関する研究」川口雅弘氏、齋藤庸賀氏(都産技研)…本講演で説明された「超低摩擦」とは、乾燥摩擦、境界潤滑領域を対象とし、摩擦係数0.01を下回る現象、つまり固体接触が支配的な摺動界面であるにもかかわらず摩擦係数が0.01を下回る現象をさす。DLC膜による超低摩擦研究の動向としてA.Erdemirらの取組み(摩擦係数~0.001)やメカニズムの一例などを紹介。続いて、講演者らのDLC膜による超低摩擦研究テーマである、負加荷重63.7Nで摩擦係数0.001以下という「FFO(Friction Fade Out)現象」について、トライボフィルムの観察と分析による生成メカニズムの解明やFFO現象の発現条件の精査による発現メカニズム解明に向けた取組みを、摺動界面の観察事例をまじえて紹介した。総括として、①摩擦材にDLC膜を使用する必要があり、ZrO2/DLCの摺動やN2+H2雰囲気、エタノール水の導入といった特殊な環境下でFFOが発現すること、②トライボフィルム生成過程とFFO発現過程、③トライボフィルムは導入したエタノールが主原料であること、④FFO発現中においてトライボフィルムが気化している可能性(仮説:FFO発現時の静圧軸受モデル)を確認した。

・「ヘルスケア産業支援の対象となるトライボロジーと計測機器」柚木俊二氏(都産技研)…都産技研が支援に力を入れるヘルスケア(人の健康・管理・増進)としては、体に触れて機能を発揮する化粧品・医薬部外品や健康用・医療用雑貨、医療機器、再生医療等製品が挙げられる。本講演では、褥瘡へのずり応力を滑りシートで低減する試みとして、臀部を模して開発したバイオスキンと創傷被覆材、滑りシート(TASS)を組み合わせて、TASSによる褥瘡内部ずり応力低減効果を評価するためのトライボロジー試験を行った結果を報告。TASSによる褥瘡内部のずり応力低減効果と臨床成績の対比を示した。一方、肌にクリームを塗り込む現象は、塗り始めは指・手のひらと肌との間のずりに対してクリームが示す応力(レオロジー)が、塗り込む際にはレオロジーとトライボロジーが、最後にはクリームの塗膜を介した摩擦力(トライボロジー)が関連すると考えられる。都産技研では、乾燥肌用の保湿クリームを塗りこんだ時のレオロジー・トライボロジー測定を実施。摩擦係数と使用感の比較、粘度と使用感の比較、貯蔵弾性率(G’)と使用感の比較を示した。

 講演終了後は、都産技研 ヘルスケア産業支援室の見学会が行われた。
 

見学会のようす


 

kat 2021年12月13日 (月曜日)
kat