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IHIや三菱重など、トンネル用シールド掘進機事業の統合完了

 IHI、JFEエンジニアリング、IHIの連結子会社でJFEエンジが49%を出資するジャパントンネルシステムズ(JTSC)、三菱重工業および三菱重の完全子会社である三菱重工メカトロシステムズ(MHI-MS)の5社は、トンネル用シールド掘進機(以下、シールド)事業の統合が10月1日に完了したことに伴い、新事業会社の「JIMテクノロジー株式会社」(以下、JIMT)が発足し、営業を開始した。

 本事業統合は、JTSCとMHI-MSのシールド事業を新事業会社のJIMTに分割・継承することにより行った。JIMTはIHIの連結子会社となり、出資比率はJTSC60%・三菱重40%となる。

 JIMTは、統合の相乗効果を早期に発揮し、国内需要の確実な取り込みと海外展開の加速を推進し、より付加価値の高い製品・サービスを提供することにより、世界市場におけるリーディングカンパニーへの飛躍を目指す。IHI、JFEエンジおよび三菱重の3社は互いに連携して、その事業展開をこれまでと同様に全面的に支援していくという。