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日本電産トーソク、ンライン3Dスキャナー方式コネクティングロッド外観検査装置を開発

 日本電産トーソクは、自動車用エンジン部品のコネクティングロッド鍛造素材をラインレーザ光線を用いた光切断法によりインライン3D連続形状測定する外観検査装置を開発、日本国内の自動車メーカーに納入した。従来行われていた目視検査を全自動化する検査基準の考え方やアルゴリズム化において高い検査性能を持つという。

 同装置は、従来より同社が販売している卓上型3Dスキャナー「RVLシリーズ」の計測技術を
基に、3D形状をインラインで連続計測できるようにした。また、マスターワークなどの読み込みによる形状比較計測による欠陥判定ではなく、3D形状測定データを直接3D CADデータと比較判定する独自の検査アルゴリズムを開発し、金型違い等による形状差の影響を受けることのない欠陥検査を可能とした。また、デジタルデータの保管によりトレーサビリティに確保できる。

日本電産トーソク「インライン3Dスキャナー方式コネクティングロッド外観検査装置」