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本田技術研究所、知能化技術の研究開発を行う新拠点を赤坂に開設

 本田技術研究所は、知能化技術の研究開発を強化するため、外部有識者や研究機関との連携を図る場として、新拠点「HondaイノベーションラボTokyo(英語名称:Honda R&D Innovation Lab Tokyo)」を今年9月を目標に東京・赤坂に開設すると発表した。

 同研究所は、2003年に脳研究や視覚・聴覚認識など、従来の機械工学に加えて、さらに最先端の知能化研究を進化させることを目的に、ホンダ・リサーチ・インスティチュート(HRI)を設立。ドイツ・フランクフルト、米国・シリコンバレー・コロンバス、日本・埼玉県和光市に拠点を設け、先進科学研究者とのネットワークを構築し、研究に取り組んできた。特に、シリコンバレーには本田技術研究所の出先機関としてホンダ・シリコンバレー・ラボを設け、HRI米国・シリコンバレーと連携し、現地スタートアップ企業の技術探索などの成果を得ている。

 上記拠点に加え、新たにHondaイノベーションラボTokyoを開設することにより、グローバルで新たな人材を幅広く集め、さまざまな技術者や研究者が外部有識者や研究機関と連携を図りながら、実用化に向けた知能化研究開発を加速させていく。