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東芝、ディスクリート半導体の開発効率向上で能美市に技術棟建設

 東芝は、パワー半導体、白色LED技術などのディスクリート半導体の開発効率向上を図るため、加賀東芝エレクトロニクス(石川県能美市)における新しい技術棟の建設を3月25日に開始する。9月の竣工予定だという。

 同社は、ディスクリート半導体事業を拡大させるため、昨年、マイクロエレクトロニクスセンター(川崎)と姫路半導体工場から開発技術者を加賀東芝エレクトロニクスに集結させ、研究開発から量産までの一貫体制を構築した。今回、新しい技術棟を建設することで、敷地内に分散していた開発部門の執務室を集結し、さらなる開発効率を加速する。

 東芝は加賀東芝エレクトロニクスを、開発から量産まで一貫して行うディスクリート事業の主要拠点として位置付け、今後も現行世代品の製造から次世代デバイスの開発まで積極的に行っていく。