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兼松、アイルランド子会社がエアバスA320向け循環部品の取扱い開始

 兼松の子会社であるアイルランド KG Aircraft Rotables Co., Ltd.(KGAR)は、航空機用循環部品事業において、エアバス社 A320型機向け循環部品の取扱いを開始したと発表した。

 KGARは、ボーイング社B737型機向けを中心に、1万品目にのぼる民間航空機用循環部品を英国内倉庫に保有し、循環部品の交換修理事業、部品販売事業、リース事業等を行っている。また、24時間365日供給可能なサポート体制を構築しており、緊急の部品供給ニーズにも迅速に対応することが可能だという。

 世界の航空機市場は、運航機数が向こう20年間で約2倍に増加する見通しが示されているなど、今後も拡大が見込まれている。市場の拡大に伴い、航空機整備における機体の循環部品交換需要も増加傾向にある。

 KGARは、幅広い支持を得ているエアバス社A320型機向け循環部品をラインナップに取り揃えることで、顧客の多種多様なニーズにも応える。