自動車用小型クランクシャフト 新日鐵住金と住友商事の米国における鍛造クランクシャフト製造・販売事業会社インターナショナル・クランクシャフト社は、事業拡大のため第4鍛造プレスラインの設置を決定した。
第3鍛造プレスライン(6000T高速プレス) 同社は、北米のクランクシャフトの需要に対応して、鍛造プレスライン3基による年間約270万本のフル操業体制で生産を行っているが、需要の高まりを受けて新たに第4鍛造プレスラインの設置を決定、生産能力は年間約400万本となる。
北米の自動車販売台数は、2018年までの5年間で約7%成長するといわれており、特に日系自動車メーカーを中心に現地生産化が進んでいる。また、米系自動車メーカーを中心に、自動車の低燃費化に伴うエンジンの小型化・高性能化への対応として、クランクシャフトを鋳造から鍛造に切り替える鍛鋼化が進んでいるという。