パイオニアは、医療機器の製造・販売会社であるジェイ・エム・エスから、医療用レーザー血流計の開発を受託した。
開発を受託した「レーザー血流計」は、同社が2008年に開発した「非侵襲小型血流センサー素子」を光学部に応用したもの。「非侵襲小型血流センサー素子」には、同社の“光ディスクピックアップ読み取り技術”と“半導体レーザー技術”を使用しており、人体の動きによるノイズの発生が少なく低消費電力で、長時間続けて血流量を計測することができる。
同社は、カーエレクトロニクス事業、ホームエレクトロニクス事業に続く新規事業として、医療・健康機器関連分野への参入を進めており、現在、「医療用カメラ機器」「小型血流計」などの開発を行っている。
血流計測イメージ図