メインコンテンツに移動
mstkouenkai

 

ホンダ、インド初となる風洞実験施設を備えたテクニカルセンターが稼働

 ホンダのインドにおける二輪車生産・販売現地法人であるホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート・リミテッド(以下、HMSI)は、インド二輪事業における研究開発、生産(技術)、購買、品質部門を集約したテクニカルセンターの本格稼働を開始した。

 HMSIのマネサール工場内に新設したテクニカルセンターは、インドの二輪車研究開発機能を担うホンダアールアンドディ(インディア)プライベート・リミテッド(本社:インド・ハリアナ州)やHMSIより関連部門の約200名のアソシエイトが集結する。

 テクニカルセンターには、インドでは初となる研究開発用の先進の風洞実験施設を導入し、インドにおける二輪車の燃費向上に向けた研究開発力の強化を行っている。また、110ccエンジン搭載スクーターについて、新たな燃費向上技術を採用したニューモデルを発売する。新型エンジンは、フリクションロスを低減することなどにより、ホンダ社内計測比較で燃費を11%向上した60km/Lを達成した。

風洞実験風景風洞実験風景