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三菱マテリアル、インドネシアに焼結部品事業の製造拠点を設置

 三菱マテリアルの加工事業カンパニーは、インドネシアの首都ジャカルタ近郊に焼結部品事業の製造拠点を設置すると発表した。
 
 同社グループの焼結部品事業は、日本およびマレーシアを中心に事業を展開していたが、昨今の環境対応車の市場拡大に伴い、海外における焼結部品需要が増加しているため、昨年の中国進出に続き、本年はインドネシアに進出することで、海外事業、とくに新興国へのさらなる拡大を図る。その具体策として、インドネシアにおいて車載用機械部品・軸受の現地調達ニーズが高まっていることから、同社グループでは2014年4月よりインドネシアにおいて焼結部品の製造および販売を開始することを決定した。

 今回、インドネシアに製造拠点を設置するにあたっては、進出に要する時間を短縮し、顧客の要請に迅速に対応するため、新たに現地法人を設立するのではなく、インドネシア現地ですでに14年間にわたる操業実績をもつ、同社子会社のMMCメタルファブリケーション社に焼結部品の製造拠点を設置する。事業内容は焼結部品の製造・販売で2014年4月に開始する予定。