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伊藤忠商事、マツダからトーヨーエイテックの株式を70%取得

 伊藤忠商事は、2012年4月の基本合意に基づき、マツダが保有するトーヨーエイテックの株式を70%取得したと発表した。

 トーヨーエイテックの事業領域の一つである、「工作機械事業」では、伊藤忠商事の海外ネットワークを最大限活用し販売拡大を図る。また、もう一つの事業領域である「自動車部品事業」では、マツダへの重要な部品納入サプライヤーとして、従来以上に高付加価値製品を提供し、伊藤忠商事とマツダとの協業関係をさらに深めるとしている。

 これらの活動に加え、伊藤忠商事としては、常勤役員の派遣等を含め経営への本格的な参画を通してトーヨーエイテックの企業価値向上を目指す。

 売却株式数は680万7000株、売却価格は210億円。これに伴い、マツダは2013年3月単独決算において189億円を特別利益に、連結決算で約96億円の特別利益を計上する予定。