機械振興協会( http://www.tri.jspmi.or.jp )は、「平成24年度第10回新機械振興賞」の募集を4月2日より開始した。同賞は機械工業にかかわる優秀な研究開発を行い、その成果を実用化することによって、わが国機械工業技術の進歩発展に著しく寄与した企業・大学・研究機関および研究開発担当者を表彰している。
表彰対象は独創性、革新性および経済性に優れた機械工業技術にかかわる研究開発およびその成果の実用化により、新製品の製造、製品の品質・性能の改善又は生産の合理化に顕著な業績をあげたと認められる企業等および研究開発担当者。当該研究開発は、おおむね過去3年以内に成立したものに限る。
同協会では機械工業にかかわる関係団体、地方公共団体、国公立試験研究機関、学会等に募集を依頼し、受賞候補者の推薦を求めていく。受賞候補者の推薦期間は、平成24年4月2日から5月14日必着。
特に優秀と認められるものについて、経済産業大臣賞および中小企業庁長官賞の授与を申請する。その他の受賞者に対し、会長名の賞状を贈呈する。賞金額は、経済産業大臣賞は80万円、中小企業庁長官賞は50万円、機械振興協会会長賞は30万円(研究開発担当者が複数である場合も、これらと同額)。
選考は、機械振興協会会長が委嘱する学識経験者よる審査委員会により行う。受賞者発表は平成24年12月に発表の予定。