ダイハツ工業( http://www.daihatsu.co.jp )はマレーシアで、子会社の明石機械工業と現地子会社プロドゥアとの合弁による、オートマチックトランスミッション(AT)の生産会社「AKASHI KIKAI INDUSTRY (M) SDN.BHD.(明石機械マレーシア)」2
月17日に設立したと発表した。
生産工場は3月に着工し、2013年11月の操業開始を予定している。マレーシア市場ではAT搭載車の比率が高いが、ATそのものは他の自動車メーカーも含め、これまで現地生産はされていない。
日本でダイハツ向けのCVTをはじめとする駆動系ユニットを生産する明石機械は、新会社によってその基盤技術をマレーシアで確立し、高品質と低コストを両立したATの生産を目指す。
ダイハツでは、海外事業の重要拠点であるマレーシアにおいて、国際競争の激化をにらんで現地調達比率の拡大を進め、コスト競争力の強化を図っていく。