日産自動車( http://www.nissan.co.jp/ )は、新たに導入する完成車および部品海上輸送用の省エネ型自動車運搬船「日王丸」をした。
今回の省エネ型自動車運搬船は、内航船舶で初採用となる太陽光発電パネル、電子制御ディーゼル船舶エンジン、全艙内および居住区へのLED照明、最新の低摩擦抵抗塗料や省エネ装置を採用した。
これにより、従来の同型船舶と比較すると、年間最大約1,400トンの燃料節減に相当する、約4200tのCO2排出量の削減を達成できることになる。
本船は、日産車の国内海上輸送の主力会社である日藤海運株が、関東(追浜)⇔近畿(神戸)⇔九州(苅田)までの主要海上航路の運用を担当する。同航路の運航サービスは従来1週間に4航海していたが、本船が追加されることで6航海となり、日産車の輸送サービス向上への貢献も期待される。