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川崎重、トヨタ自動車向けにグリーンガスエンジンを受注

 川崎重工業( http://www.khi.co.jp )は、エンジニアリング会社であるエネ・ビジョンより、トヨタ自動車100%出資のセントラル自動車宮城工場向けに「カワサキグリーンガスエンジン」を受注した。

 今回受注した「カワサキグリーンガスエンジン」は発電出力7800kW、世界最高クラスとなる発電効率49.0%を誇る高効率タイプであり、川崎重工業はエネ・ビジョンに対してガスエンジン発電設備、電気・制御装置およびエンジン補機を供給する。

 エンドユーザーであるセントラル自動車の宮城工場はトヨタグループの最新工場であることから、東北地区における重要な生産拠点として位置付けられており、このほどエネルギー使用合理化を目的としてガスエンジン・コージェネレーションシステムが採用されることとなった。このガスエンジン・コージェネレーションシステムは今年度公募の都市ガス振興センター「ガスコージェネレーション推進事業費補助金」の採択を受けており、本システムより発生する電力および蒸気は全て宮城工場内で使用される。本システムのセントラル自動車への最終引き渡しならびに稼動開始は来年1月の予定。