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日本産業機械工業会、メカニカルシール委員会が被災地企業に「製品供給最優先対応方針」を宣言

 日本産業機械工業会( http://www.jsim.or.jp )風水力機械部会 メカニカルシール委員会はこのほど、被災地域の各企業からの製品の注文および各種依頼事項に対して最優先に対応することを明記した「製品供給最優先対応方針」 を宣言した。

 東日本大震災は日本経済に甚大なインパクトを与えたが、その中でも特に、サプライチエーン(部品供給網)の寸断の影響を受けた自動車部品業界を中心に、過去最大の落ち込みを記録した。そのため、自動車や電子部品をはじめ、素材メーカー等幅広い業種で生産がストップしたため、国内生産のみならず輸出も大きく減少した。ここにきて、こうした部品不足やサプライチエーンの機能不全は、各社の懸命な復旧作業によって急速に改善しているものの、正常化までには今なお
時間がかかるものと思われる。

 同委員会では、一日も早い復旧・復興に向けて被災した各企業に対して支援・協力を強化するため、今回の「製品供給最優先対応方針」 を宣言した。

 同委員会の会員は次のとおり。
・イーグル工業、三和工機、タンケンシールセーコウ、酉島製作所、日本ジョン・クレーン、日本ピラー工業、フローサーブ・ジャパン