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三菱自、EVのライン移管で生産能力増強

三菱自動車「生産ラインの風景」 三菱自動車( http://www.mitsubishi-motors.com )は、水島製作所で生産している新世代電気自動車「i-MiEV」の生産ラインを同製作所の「商用車組立ライン」から軽四輪生産の主力ラインである「軽四輪組立ライン」へ移管し生産を開始した。

 また、車載用の電池パック組立ラインも車体組立ラインと同一敷地内に移管し、本年8月より稼動させ、能力増強を図る。これは2011年秋に投入を計画している北米向け「i-MiEV」や本年中の販売開始を計画している軽商用EV「MINICAB-MiEV」の生産開始に向け、EVの生産能力を増強させるための処置である。

 これにより、今まで本工場と離れた敷地に分散していた車体組立ラインと電池パック組立ラインを本工場の同一敷地内に集約することで、より効率的な生産が可能となる。2011年度は「i-MiEV」、「MINICAB-MiEV」を合わせて約2万5千台(2010年度「i-MiEV」約8500台生産)の生産を計画しており、今後一層EV事業に力を注ぐ見通し。