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トヨタ、インドネシアでの生産能力を増強

 トヨタ自動車( http://www.toyota.co.jp )のインドネシアにおける車両生産会社であるトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インドネシア社(TMMIN)は、インドネシアの市場拡大と顧客ニーズの多様化に対応するため、カラワン工場の生産能力を現在の年間10万台から、2013年年初に年間14万台へ拡大することを決定した。

 この生産能力の増強に伴う投資額は約165億円を見込んでおり、成長するインドネシア市場で顧客のニーズに適した新たな車種を追加予定。また、新規雇用も予定している。

 トヨタは、1971年にインドネシアでの輸入・販売事業を開始し、今年で40周年を迎える。1977年には安価でユーティリティーの高いアジア向けの車として開発されたキジャンの生産を開始。2004年より、IMVシリーズの主要生産拠点として、ミニバン(キジャン イノーバ)の生産、販売を開始し、2006年にはSUV(フォーチュナー)を追加した。2010年にはIMVシリーズおよび、アバンザを合計10.7万台生産し、内、約4.5万台をタイ、フィリピン、中近東などに輸出している。