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第14回機械要素技術展(M-Tech)が開催

 リード エグジビション ジャパン( web.reedexpo.co.jp )は6月23日~25日、東京・有明の東京ビッグサイトで、機械要素、加工技術を一堂に集めた専門展「第14回機械要素技術展(M-Tech)」を開催した。今回は、従来からのモーション技術、モータ、油空圧機器、機構部品・関連製品、ねじ・締結技術、ばね、機械材料・加工技術、表面処理・改質、試験・計測機器/センサ、バリ取り・表面仕上げ、工具の11の専門フェアに加えて、洗浄、大物・厚物加工、微細・超精密加工、部品供給・検査の四つの専門フェアが新設、さらに医工連携の流れを受け、医療機器を開発、製造するための部品、装置などの専門展「医療機器 開発・製造技術EXPO」が新設された。

機械要素技術展「ベアリングメーカーなど」 ベアリング関連では南海製作所が特殊環境用ステンレスベアリングを、鹿島化学金属が水中や腐食環境で適用できるPEEKなどプラスチックベアリングを、オリジン電気が搬送ローラとして使われる外輪にゴムローラを組み合わせた摩擦ベアリングなどを、NSKマイクロプレシジョンがSUS440C以上の高耐食性を示し医療機器に適用できる高耐食ベアリングなどを出展した。また直動案内ではTHKがボールリテーナ入りLMガイドアクチュエータをベースにしたクリーンアクチュエータなどを、日本トムソンが潤滑部品Cルーブを内蔵することで、長期メンテナンスフリーを実現するリニアローラウェイなどを出展した。

機械要素技術展「表面処理・改質など」 今回新設された「医療機器 開発・製造技術EXPO」にもターゲットを合わせてか、加工による表面制御や各種表面改質、エンジニアリングプラスチックスやセラミックスなどの無潤滑材料による摺動性向上といった、潤滑油剤を用いないドライ潤滑技術の出展が目立った。