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内閣府、春の褒章受章者を発表、イーグル工業・鶴鉄二社長に藍綬褒章

 内閣府は平成22年春の褒章受章者677名(男性524人、女性153名)と20団体の計697件を発表した。

 学術芸術上の発明改良創作に関し事績著明な者に授与される「紫綬褒章」を24名が、自ら進んで社会に奉仕する活動に従事し徳行顕著なる者に授与される「緑綬褒章」を12名と18団体が、業務に精励し衆民の模範たるべき者に授与される「黄綬褒章」を209名が、公衆の利益を興し成績著明な者または公同の事務に勤勉し労効顕著な者に授与される「藍綬褒章」を430名、自己の危難を顧みず人命を救助した者に授与される「紅綬褒章」を2名と2団体が受章した。

 機械要素分野では、メカニカルシールトップシェアのイーグル工業の鶴 鉄二社長(写真)が受章した。鶴氏は日本産業機械工業会に発足した「メカニカルシール委員会」で1987年から委員長を務めるなど、シール性が高く機械の信頼性向上と環境保全にも役立つメカニカルシールの産業振興に貢献したことが認められた。