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NTN、韓国での風力発電事業拡大に向けて来年1月に現地企業と合弁会社設立

NTN( http://www.ntn.co.jp )と、韓国のSeohan(セオハン)は、風力発電用軸受の製造·販売を行う合弁会社を設立する「合弁契約」を締結したと発表した。

 NTNは、中期経営計画「NTN次への2010」の重点課題の一つとして、風力発電用大形軸受をはじめとする産業機械·補修向け軸受の事業展開を加速させており、特に需要の拡大が見込める新興国での製造·販売体制の強化を進めている。

 Seohanは、現代自動車や現代重工業など現代グループと強固な取引関係を持ち、等速ジョイントなどの自動車部品を製造する機械部品メーカーだが、今後は現代グループの風力発電装置用の大形軸受への参入を目指している。

 両社は、韓国において風力発電用軸受の製造・販売を行う合弁会社を設立することで、現代グループおよびその他の風力発電装置メーカーへ高品質な大形軸受を安定的に供給してまいく。

 今後は2010年1月に合弁会社を設立、2011年3月から風力発電用大形軸受の量産を開始する予定で、2013年度には約60億円の売上高を目指す。