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旭化成、韓国での人工腎臓および血液浄化関連製品の販売強化

 旭化成クラレメディカル( http://www.asahi-kasei.co.jp )は、韓国での人工腎臓及び血液浄化関連製品の販売強化のため、ソウル市に現地法人「韓国旭化成メディカルトレーディング株式会社」を設立し、11月2日より営業活動を開始する。

 旭化成グループでは、中期経営計画「Growth Action – 2010」において医療機器事業を重点成長領域と位置付け、生産体制及び海外販売体制の強化など事業拡大を図っている。同社は、透析治療に使用される人工腎臓では国内トップ、海外においても60カ国以上で販売をしているリーディングカンパニー。これまで米国、欧州、中国、台湾に販売拠点を設立するとともに、中国浙江省杭州市に主力製品であるポリスルホン人工腎臓の組立工場を建設するなど、積極的に海外展開を進めてきた。

 同社は、近年市場成長著しいアジア地域を重要市場と位置づけており、中でも韓国は現在慢性腎不全患者が約5万人おり、年率約8%の増加が見込まれている。同社では1980年代初頭より韓国での製品販売を行ってきたが、地元密着のマーケティング活動を行うことを目的に、昨年7月に現地法人を設立し、このたび本格的に営業活動を開始した。

 営業活動開始にあたっては、人工腎臓に加え、透析治療に必要とされる高品質な商材全般を取り扱い、韓国市場での顧客へのサービス向上を図る予定。

 新会社の概要は以下のとおり。

会社名 : 韓国旭化成メディカルトレーディング株式会社
住 所 : 韓国 ソウル市
資本金 : 10億KRW(約8,000万円)
代表理事 : 米田 泰一
取扱品目 : 人工腎臓(ダイアライザー)、血液浄化(アフェレシス)関連製品
設 立 : 2008年7月17日
営業開始 : 2009年11月2日
株 主 : 旭化成クラレメディカル(株) 100%