富士通( http://pr.fujitsu.com/jp )は、ハードディスクドライブ(以下、HDD)の事業を総合的に見直すなか、本年3月31日付けで、HDDのデータ書き込み・読み出しに必要となる主要部品「HDD用ヘッド」の事業を終息することを決定した。
同事業終息に伴い、同社長野工場(長野県長野市)でHDD用ヘッド事業に従事している従業員約360名は、グループ内で再配置を進めていく予定。
なお長野工場では、現在の主力事業であるサーバや通信機器向けのプリント基板事業を中心に今後も事業を継続していく。
業績への影響については、HDD用ヘッド事業を終息するにあたり、2008年度第3四半期の連結決算において設備関連で約50億円の特別損失を計上する予定。