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新東工業、6軸力覚センサがロボットメーカー3社のオプションに採用
新東工業は、歪ゲージ式6軸力覚センサ「ZYXer(ジクサー)」がデンソーウェーブ、川崎重工業、ファナックの国内ロボットメーカー3社ににオプションとして採用されたと発表した。
歪ゲージ式6軸力覚センサ「ZYXer」ロボットに力の感覚を与えることができる同社のZYXerは機械特性・電気特性が力覚センサの中でも高い水準にあり、手指の感覚が求められる巧みの作業から、非常に大きな力が必要となる作業、複雑な力の動きを伴う作業まで、すべての力を高精度に測定することを可能にしている。
同社では今後、産業用ロボットに搭載し部材の研削やバリ取り作業への展開や、協働ロボットに搭載し部品のピッキングや嵌め合わせ、ネジ締め作業などに展開を進めており、さらなるロボット関連事業の拡大を図る。
ロボットへの実装イメージロボットと用途例ZYXerは、3軸(XYZ)の荷重と各軸周りのモーメントを高精度に検知することが可能なため、単純作業だけでなく熟練者が行うような高い精度が求められる作業の自動化も可能となり、品質の安定化や省人化を実現可能。また、定格モーメントが大きいため、高速で動くアームロボットへの導入ができ、サイクルタイムの短縮が可能。
新東工業、工場や倉庫など向けの「コンクリート磨き床」事業を本格展開
新東工業( https://www.sinto.co.jp/ )は、工場や倉庫、商業施設向けの「コンクリート磨き床」事業を本格展開する。
コンクリート磨き床とは、コンクリート床面を磨き上げて作るアメリカ発の床工法。素地となるコンクリートがそのまま床面となるため剥がれが発生しないことと、平坦な床を形成できることが特徴。また、施工の際に使用する無機系薬剤(強化剤・保護剤)の効果により、汚れが付きにくく、光沢がある美しい床に仕上げることができる。そのため、安全性やメンテナンス性の高さが求められる工場や、AGV(無人搬送装置)の導入による床の摩耗が懸念される倉庫といった作業現場だけでなく、見た目の美しさや高級感が求められるショールームや、ワックスを使用せずに軽微な清掃で光沢を維持できることからショッピングモール等の商業施設への施工にも適している。
コンクリート磨き床を施工した新東工業 大治事業所コンクリート磨き床は、すでに名古屋テレビ塔の3 階「栄のMIRAI」フロア内のグッズショップ「多仲(タチュウ)」に採用されており、新東工業の施工によって、太陽光や照明を反射する光沢度の高い床面となり、ショップ内を明るい空間に演出している。
現在、日本における工場や倉庫の床は、素地となるコンクリートの上に、塗り床材を塗布して完成させる「塗り床」が主流となっている。しかし、塗り床は経年劣化によるひび割れや剥がれが発生しやすく、補修や数年に1回程度の大規模なメンテナンスが必要となっている。今回、同社が事業を本格展開するコンクリート磨き床は、これらの課題をクリアする施工プロセスで、アメリカやヨーロッパなどの地域では、塗り床に代わってこの施工プロセスが拡大を続けており、この市場拡大の流れは日本においても見られ、工場や倉庫などでの導入が加速しているという。
栄のMIRAIのフロアに施工されたコンクリート磨き床admin 2020年10月16日 (金曜日)