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サーフテクノロジー、NSF-H1適合のフッ素系ドライスプレーを販売開始

4年 5ヶ月 ago
サーフテクノロジー、NSF-H1適合のフッ素系ドライスプレーを販売開始

 サーフテクノロジー(https://www.microdimple.co.jp/)はこのほど、NSF-H1適合の食品機械用フッ素系ドライ潤滑剤「サーフスプレー」の製造・販売を開始した。独自の微粒子投射技術「マイクロディンプル®(MD®)処理」との併用により滑り性が向上し効果が持続、未処理のsus304に比べて50倍以上の寿命延長を実現できる。スプレーの容量は200mL/本で、定価は4000円/本、梱包単位は24本(6本小箱×4箱)。

 ガイド、シュート、レール、セーラー、ギヤ、カム、スライドプレート、チェーン、ベルト、コンベア、シール、ドアヒンジ、鍵穴、自動車、バイク、自転車部品から、玩具、ホビー、遊具施設まで広範に適用できる。

 同スプレーはNSF-H1に適合しているため食品・医薬品・化粧品の製造機械に使用できる。ドライタイプ(乾燥状態)で使用できるため、ほこりの付着や油の飛散がない。

 フッ素樹脂テープの代替えとして使用でき、フィルム等の滑り性が向上。SUS同士のかじり防止や、撥水が求められる箇所にも適用できる。化学的に不活性のため、金属・樹脂・ゴムにも影響がなく適用できる。

 使いやすい2wayノズルで、広範囲にスプレーしたい場合はノズルをたたみ、ピンポイントの箇所にスプレーする場合はノズルを立てることで、効率よく塗布できる。

使いやすい2wayノズル

 

 耐摩耗評価試験の結果、未処理のSUS304に比べ、MD処理+サーフスプレーを処理したSUS304では、MD処理による油膜の保持によって、50倍以上の寿命延長が確認されている。

耐摩耗評価試験の結果

 

kat 2021年3月17日 (水曜日)
kat

DOWAメタルテック、中国で2拠点目となる伸銅品リフローすずめっき加工工場

4年 5ヶ月 ago
DOWAメタルテック、中国で2拠点目となる伸銅品リフローすずめっき加工工場

 DOWAメタルテック( https://www.dowa.co.jp/metaltech/ )は、伸銅品加工事業における中国2か所目の加工拠点である「同和金属技術(南通)有限公司」(同和南通)の本格稼働を本年3月より開始した。

 DOWAメタルテックは、リフローすずめっき加工事業をグローバルに展開しており、中国とタイの各加工拠点において、日本と同品質のリフローすずめっき加工を行っている。中国においては、2002年に上海市松江区の輸出加工区に同和金属材料(上海)有限公司(同和上海)を設立し、主に日本で製造した伸銅品に対するリフローすずめっき加工およびスリッター加工(切断加工)を行っている。また、2012年には深圳営業所を開設するなど、中国での伸銅品加工事業を拡充させてきた。

 今回、本格稼働を開始した同和南通は、伸銅品のリフローすずめっき加工およびスリッター加工を行う。如東経済開発区内にある、省が管理する表面処理めっき専門の工業区にめっき工場(2800m2)を、同じ開発区内の一般工業地にスリッター工場(13000m2)をそれぞれ設立し、月産600tのめっき処理能力を有する。これにより、同和上海と合わせ、中国国内におけるリフローすずめっき加工の生産体制は月産1000tとなる。

 すずめっき加工は、自動車ワイヤーハーネス端子、バスバーなど接続回路部品に広く使われている。同和南通が提供するリフローすずめっき加工は、電子回路や接続部の故障原因となりうる、ウィスカ(針状に析出した金属結晶)の発生を大幅に抑制することができる。さらに、同和南通は通常のリフローすずめっき加工に加えて、高温にさらされる個所でも使用できる高耐熱めっきや小型端子に要求される低挿入力めっき(コネクタ接続時の挿入力を低減したすずめっき)などの加工も可能。
 

同和南通の外観写真

 

admin 2021年3月17日 (水曜日)
admin