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JAST、トライボロジー会議 2021 松江をオンライン開催
日本トライボロジー学会(JAST)は10月27日~29日、「トライボロジー会議 2021 松江」をオンライン開催した。
今回は、機械要素や潤滑剤、固体潤滑、表面処理・コーティング、分析・評価・試験方法などに関わる研究227件が、一般セッションとシンポジウムセッションで発表された。シンポジウムセッションは「トライボケミストリーの最前線」、「固体潤滑:省エネルギーに対応する技術・材料の動向」、「スペーストライボロジー」、「複合化による高分子材料の改質」、「シールにおけるトライボロジー技術」、「トライボロジーの分子シミュレーションとその周辺」、「トライボロジー教育を中心とした教育のオンライン化について考える」、「ヤングトライボロジスト シンポジウム~奨励賞受賞者の研究や若手研究者の研究環境~」のテーマで開催された。
また、28日には特別講演会が開催され、島根県立大学名誉教授・小泉八雲記念館館長の小泉 凡氏が「小泉八雲がみた、「神々の国」出雲」と題して、ツィンバロン奏者の斉藤 浩氏が「妙なる響き ~中欧の打弦楽器ツィンバロン~」と題して講演を行った。
特別講演後のオンライン交歓会で挨拶に立った松岡広成・実行委員長(鳥取大学)は、「コロナウイルスの感染状況が先行き不透明なことから、参加者の安全保障の点からオンラインとはなったものの、今回はポータルサイトを開設し松江の名所の写真をアップするなどして現地感を出す試みを行っている。オンラインながら、講演数は一般講演・シンポジウムで約227件、参加登録者数も現時点で695名と盛況に実施されていると感じている。今回初めて、実行委員会を現地にこだわらない委員構成とし、東北から九州に至る日本各地の方々に協力をいただいた。この試みは、今後のトライボロジー会議の開催地の自由度を拡げることにつながるものと期待している。本オンライン交歓会の第二部にはブレイクアウトルーム機能を使用した歓談の場を用意しているので、是非とも参加いただき、自由に歓談を楽しんでほしい」と述べた。
続いて杉村丈一JAST会長(九州大学)が、「リアル開催からオンライン開催への変更など計画変更がありながら、トライボロジーのアクティビティーがますます高まっていることが感じられる良いトライボロジー会議となっていると思う。今回は現地・山陰の実行委員は数名という委員構成を決定し、松岡実行委員長は全国から集結した委員の役割分担に腐心しオンライン開催としての成功に導いた。今後は、沖縄や北海道などトライボロジー関係者の少ないエリアでも、今回のノウハウを使って開催がスムーズに行えるものと思う。英断された松岡実行委員長の勇気を讃えたい。本音を言えば皆様と実際にお会いして雑談レベルでも交流がしたかった。リアル開催であれば空いた時間に気兼ねなく歓談や情報交換ができる。ぜひとも次回は会場で皆様とお会いしたい。とはいえ今回もオンライン開催ながら、ブレイクアウトルームの設置など人との触れ合いが作れるような工夫をしていただいている。セッション、交歓会を満喫してほしい」と語った。
挨拶する杉村JAST会長
そのほか次回以降のJAST主催イベントの案内として、2022年5月23日~25日に開催予定の「トライボロジー会議 2022 春 東京」について実行委員長の田川 一生氏(ENEOS)が、2022年11月9日~11日に開催予定の「トライボロジー会議 2022 秋 福井」について実行委員長の本田知己氏(福井大学)が、2023年9月25日~30日に開催予定の「国際トライボロジー会議(ITC)福岡 2023」(実行委員長:九州大学・杉村丈一氏)について副実行委員長の澤江義則氏がそれぞれ、開催概要と見どころなどについて紹介した。
会期中は「企業技術、製品展示コーナー」が設けられたほか、出展企業数社による製品PRやサービスについてのオンライン企業プレゼンテーションが実施された。
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大塚電子、DLCをテーマにWebセミナーを開催
大塚電子は10月19日、Webセミナー【膜厚測定 特別セミナー】を開催した。
当日は、トライボロジー表面改質、固体潤滑被膜の研究の第一人者である名古屋大学教授・梅原徳次氏が、「反射分光膜厚計による無潤滑下及び潤滑油下の摩擦界面その場観察による摩擦メカニズムのその場解析」と題して講演を行った。
透明なサファイアガラスと固体表面の無潤滑下および潤滑油下での摩擦界面を大塚電子製の反射分光膜厚計「OPTM」で観察し、窒素雰囲気下におけるCNx膜の構造変化層の厚さと物性の摩擦係数に及ぼす影響が明らかになり、薄膜の固体潤滑理論で摩擦係数の推定が可能であることが明らかになった。また、潤滑油下においても極表面の油の分極率と摩擦の関係が明らかになった。さらに、不均一な油の油潤滑における潤滑油層の濃度分布が明らかになっている。
講演では、①反射分光膜厚計を用いた摩擦界面その場分析法の有効性、②窒素含有DLC膜(CNx膜)の窒素雰囲気下超低摩擦機構の解明、③ベース油中CNx膜の摩擦メカニズムの解明、④二液分離油による摩擦における摩擦メカニズムの解明について、発表がなされた。
また、大塚電子・後藤秀平氏より、同社の光干渉法と高精度分光光度計により、非接触・非破壊かつ高速、精度で膜厚測定を可能にした同社の反射分光膜厚計「OPTMシリーズ」についての紹介がなされた。工具・ギヤ・シャフトなど三次元形状に被覆されたDLCの厚み測定例や、膜厚・膜質の解析例などが示された。
OPTMシリーズkat 2021年11月15日 (月曜日)