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MF‐TOKYO2023/紙上プレビュー(4)
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材料相場表/PDFで公開
トライボコーティング技術研究会、令和5年度第1回研究会・総会を開催
トライボコーティング技術研究会は6月2日、埼玉県和光市の理化学研究所で「令和5年度第1回研究会・総会」をリアルおよびオンラインによるハイブリッド形式で開催した。
研究会・総会のようす当日は、大森 整会長(理化学研究所)の開会挨拶に続いて総会が開催され、令和4年度活動報告・会計報告がなされた後、令和5年度活動計画が報告され可決・承認された。役員改選では、会長に大森 整 氏(理化学研究所 主任研究員)、副会長に熊谷 泰 氏(ナノコート・ティーエス社長)と野村博郎 氏(理化学研究所 大森素形材工学研究室 嘱託)がそれぞれ再任された。
再任された大森会長議事進行を務める熊谷副会長
総会後は、以下のとおり2件の講演がなされた。
・「モリブデンジチオカーバメイト由来中間物質による水素含有DLC膜の摩耗促進機構の解明」野老山貴行氏(名古屋大学)…DLC膜表面の表面増強ラマン分光法(SERS)を用いた測定を簡便に行うための手法として、金ナノ粒子塗布または金スパッタ法を比較。増強効果を得るために最適な波長の選択やラマンデータの検出深さについて明らかにした。金スパッタ法に比べ金ナノ粒子塗布法はラマンシグナルの検出深さに優位性があり、通常ラマン測定法に比べ金ナノ粒子塗布法を用いたSERS測定では最大強度が増加したほか、SERS測定における波長の影響を明らかにした結果、特に633nm波長の場合にIDピーク強度が高く摩擦に伴う結晶構造の変化を検出する際に分かりやすい結果が得られるものと推測した。そのほか、MoDTC由来の中間物質をそれぞれ純物質として添加したポリアルファオレフィン(PAO)油中における摩擦試験を行い、SERS測定を用いてDLC膜の摩耗促進機構(アブレシブ摩耗、水素脱離摩耗、炭素脱離摩耗)の解明を試みた。
野老山氏・「ナノ表面分光の新展開」金 有洙氏(理化学研究所/東京大学)…太陽電池や有機ELなどのエネルギー変換デバイスでは、エネルギーが分子間を移動してデバイスの特性が現れるが、そのエネルギー移動を単分子レベルで計測することは、これまで不可能だった。金氏は金属表面に分子を載せ、走査型トンネル顕微鏡(STM)の探針からトンネル電流を流したり近接場光を発生させ電子を励起させる手法で、単分子の吸収分光に世界で初めて成功し、その分光技術を駆使してエネルギー移動を単分子レベルで計測することにも成功している。本手法により、分子をどのような配置や方向で並べればエネルギー移動の効率が高くなるかを調べることができるため、太陽電池や有機EL、光触媒などの効率を高める研究に利用されてきていることを報告した。
金氏kat 2023年6月27日 (火曜日)