イグス、創業60周年を記念し、廃プラスチック製自転車のワールドツアーを開始kat
2024年10日24日(木)
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1964年10月15日創業のイグスはこのほど、創業60周年を記念して、廃プラスチック製自転車「igus:bike(イグスバイク)」で世界中を走行するツアーを実施する。本社を構えるドイツ・ケルンを出発点に、igus:bikeが世界の約16の国と地域を巡る。日本へは2025年春にigus:bikeが到着する予定。
igus:bikeは、漁網を中心とした廃プラスチックを原料に使用したサステナブルな自転車です。プラスチックを開発・製造する企業としての社会的責任を果たすべく、イグスとMTRL社が共同で、「プラスチックの廃棄を循環に転換させる未来の移動手段」とのコンセプトで約4年を費やして開発した。プラスチック製自転車は長持ちすると同時に潤滑剤を使うメンテナンスが不要で、屋外使用での腐食や汚れに強い耐性を発揮する。この自転車は、イグスの「モーション・プラスチック(可動部に使用するプラスチック)」技術と環境に対する理念を体現する、イグスの象徴ともいえる製品に位置付けられる。
イグスは10月15日にドイツ本社で、igus:bikeワールドツアーのプレスイベントを実施し、ツアーの開始を宣言したほか、総面積22000㎡に及ぶ新工場を披露した。
ドイツでは1か月にわたり、igus:bikeでイグスと関係の深い顧客を訪ねたり、ハンブルク港、ライン川などのスポットを走るなど、国内を巡る。その後、igus:bikeはアジアへ輸送され、各地の都市、サイクリングスポット、顧客企業などを巡る予定。
イグスバイクに乗るフランク・ブラーゼCEO
イグスバイクが新工場から出発するようす