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第17回 高機能素材Weekが開催、高機能素材の研究開発を支援する計測・試験評価機器が一堂に

2週 3日 ago
第17回 高機能素材Weekが開催、高機能素材の研究開発を支援する計測・試験評価機器が一堂に

 機能性フィルム・プラスチック・セルロース・炭素繊維複合材・金属・セラミックスなど、最先端の素材技術が一堂に集結する世界最大規模の展示会「第17回 高機能素材Week」が9月30日~10月2日、千葉市美浜区の幕張メッセで開催された。高機能フィルムやプラスチックの研究開発を支援する計測・試験評価機器では、以下などの出展がなされた。

会場のようす

 

 エー・アンド・デイ(https://www.aandd.co.jp/products/testmeasurement/test/test-friction/efm/)は、JIS K 7218(プラスチックの滑り摩耗試験方法)に適合したトライボロジー試験機(摩擦摩耗試験装置)「EFM-3シリーズ」を展示した。金属や樹脂、セラミックス、コーティング膜、潤滑油など各種材料のトライボロジー試験から、軸受、ブレーキ(摩擦材)、クラッチ(湿式摩擦材)など各種製品のトライボロジー試験まで、豊富な実績を有するEFM-3シリーズの特徴は、①リング、ディスク、ピンの各試験片に対応、②すべり速度範囲:0.001~1000cm/sec、摩擦力測定範囲:0.02~10N・m、③国産メーカーならではの、カスタマイズ可能なシステムへの発展性(計測・制御項目の追加など)。普及型の「EFM-3-G」、高耐久型の「EFM-3-H」、高速高トルク型の「EFM-3-1010」、高速高トルクワイド型の「EFM-3-1020」をラインアップ。EFMシリーズをはじめ各種摩擦摩耗試験機の回転数・加圧力制御と摩擦データの収集・解析を行える摩擦摩耗試験装置用データ処理アドオン「MSAT0009」のほか、計測ニーズに合わせたカスタマイズ対応システムとして、計測項目の追加に対応するための機器「AD4820オプションボード」なども紹介した。

エー・アンド・デイ 「EFM-3シリーズ」

 

 大塚電子(https://www.otsukael.jp/)は、インラインでのフィルムの全面膜厚検査が可能なラインスキャン膜厚計「LS series」と、インラインでのコーティング膜の膜厚評価が可能なインライン膜厚計「MCPD series」、透明フィルムの傷や異物を可視化・定量化できる光波動場三次元顕微鏡「MINUK」を紹介した。ラインスキャン膜厚計LS seriesの特徴は、①最大10m幅対応の抜けなしの全面(全幅・全長)測定、②1msecの高速測定、③光干渉法による高精度な膜厚測定、④0.1~300μmの広範な測定範囲。インライン膜厚計MCPD seriesの特徴は、①オプティカルファイバーを採用した自由な工学系、②光干渉法を用いた膜厚演算、③in-situでの膜厚管理が可能、④非接触・非破壊測定のためサンプルを傷つけない。光波動場三次元顕微鏡MINUKの特徴は、①透明体の可視化:nmオーダーの透明な異物・欠陥を評価、②非破壊・非接触・非侵襲での測定が可能、③フォーカス調整不要で2秒未満の高速測定、④700μm×700μmの広視野、深さ方向1400μmの三次元情報を1ショットで取得。

大塚電子 「LS series」と「MCPD series」、「MINUK」

 

 パルメソ(https://palmeso.co.jp/)は、熟練不要で誰でも変質なくスピーディーに分析試料の観察前処理ができる斜め研磨装置「PERET(ピーレット)研磨」を提示した。「nmレベルからμmレベルを誰でもできる研磨方法が欲しい」、「材料を変質せずに研磨したい」、「表面から深さ方向の観察がしたい」、「平面的でなく立体的な観察画像が欲しい」、「フィラーなどを浮き彫りにしたい」といった、薄膜化・多層化・フィラーなどの複合化が多岐に進化した先端材料分野での観察で必要な前処理加工に関する困りごとに対応する。PERET研磨装置は、材料表面への微粒子スラリーの高速投射でナノエロージョン(研磨)を発生させるが、投射量の設定で目的の深さまで誰でも簡単に研磨できる。すり鉢状研磨痕はその斜面が低角度で中央部の深い位置から両端に向かって浅くなり、観察機器にて表面から深さ方向の情報を同時に取得できる。また、エロージョンは微小領域の強度に応じた研磨量になり、フィラーなどを浮き彫りにして多くの情報量を提供できる。超薄膜、多層フィルム、微小部品、三次元形状など、さまざまな形状や形態の試料、セラミックス・金属・樹脂・ゴム、樹脂と金属の複合材料などあらゆる材料表面において変質を伴わないnm研磨を可能にしたことにより、XRD、ラマン分光、SEM、X線残留応力などの深さ方向分析が行える。

パルメソ 「PERET研磨装置」

 

 ブルカージャパン(https://www.bruker.com/ja/products-and-solutions/test-and-measurement.html)は、ベーシックなナノ機械的特性評価が可能な、コンパクト設計の卓上型ナノインデンテーションシステム「ハイジトロン TS 77 セレクト」を展示した。ナノ機械特性評価で最も利用頻度が高く、ベーシックな手法である定量的ナノインデンテーション試験、ナノ摩耗試験、In-Situ SPMイメージング技術、高解像度の機械的特性マッピング技術を有したエントリーモデルで、オプションとして動的ナノインデンテーション、ナノスクラッチの機能も取り揃えている。また、コンパクト・多機能・高性能を兼ね備えたトライボメーター「UMT TriboLab」を展示。モジュール交換型を採用し、あらゆる速度とトルクに対応、ほぼすべてのトライボロジー試験を可能にしているほか、幅広い環境下での幅広い試験に対応する。さらに、複雑なスクリプト言語や規則を学習する必要がない使い勝手の良い操作性を実現する。

ブルカージャパン 「ハイジトロン TS 77 セレクト」と「UMT TriboLab」

 

kat 2026年10月5日 (月曜日)
kat

NTNセールスジャパン、国際自転車ロードレース「がんばろう熊本 マイナビ ツール・ド・九州2026」で「回る学校」を開催

2週 3日 ago
NTNセールスジャパン、国際自転車ロードレース「がんばろう熊本 マイナビ ツール・ド・九州2026」で「回る学校」を開催kat 2026年10日05日(月) in

 NTNの販売子会社である株式会社NTNセールスジャパンは10月9日~12日に九州各地(長崎県、福岡県、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県)で開催される国際自転車ロードレース「がんばろう熊本 マイナビ ツール・ド・九州2026」(https://www.tourdekyushu.asia/)に3年連続で協賛、各レース会場では、ベアリングを楽しみながら学べる「NTN回る学校」を開催する。

 本大会は、2016年の熊本地震をはじめとする九州各地の自然災害からの復興を象徴するイベントとして開催されているUCI(Union Cycliste Internationale、国際自転車競技連合)公認の国際自転車ロードレース。4回目の開催となる今大会は、「がんばろう熊本」を合言葉に、九州の持続可能な未来づくりとSDGsの推進をテーマとして、計4会場で国内外18 チームがレースを繰り広げる。

 NTNは、各レース会場で主力商品であるベアリングについて親子で楽しみながら学べる「NTN回る学校」を開催。ベアリングの組み立て体験に加え、ロードバイクのホイールに使用されるボールベアリングを実際に手で回しながら、ベアリングに取り付けるシールや潤滑剤の種類によって回転抵抗の違いを体感できる展示を実施する。

 NTNのベアリングは、高級ロードバイク向けのハブをはじめとする自転車部品に採用されており、自転車の安全でなめらかな走行に貢献しています。NTNでは今後も、環境にやさしい移動手段である自転車市場の発展に貢献するとともに、環境負荷の低減に向けた取り組みを推進していく。

ベアリングの組み立て体験
外輪、内輪、保持器、ボールを組み合わせてベアリングの組み立てに挑戦できる。初めてベアリングを見る人も、ベアリングの構造や仕組みについて学べる

 

ボールベアリング手回し体験
ロードバイクのホイール用ハブには、なめらかな回転を支えるボールベアリングが使用されている。実際にボールベアリングを手で回すことで、ベアリングに取り付けるシールや潤滑剤の種類による回転抵抗の違いを体感できる


 

kat