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NTN、2019 年“超”モノづくり部品大賞 日本力賞を受賞

5年 3ヶ月 ago
NTN、2019 年“超”モノづくり部品大賞 日本力賞を受賞kat 2019年10日24日(木) in in

 NTNは、モノづくり日本会議/日刊工業新聞社主催の2019 年「“超”モノづくり部品大賞」において、ステアリング補助機能付ハブベアリング「s HUB®(エスハブ)」で「日本力(にっぽんぶらんど)賞」を受賞した。

ステアリング補助機能付ハブベアリング「s HUB(エスハブ)」

 

 受賞商品は、タイヤの回転を支えるハブベアリングに、タイヤの転舵角度を最適に制御するアクチュエータを組み合わせたモジュール商品。ハンドル操作や車速に応じて、左右の前輪の転舵角度を独立して微小に修正できる。転舵角度を補正するハブベアリングとして、世界で初めて前輪への搭載を実現した。

 本商品は、通常走行時やコーナリング時に車両の操作性と走行安定性を向上させ、スリップ時などの非常時には車両姿勢の安定化に貢献するほか、タイヤすべりの抑制にもつながり、燃費改善にも寄与する。

 同社が世界シェアNo.1 を誇るハブベアリングの技術を活かして、モジュールの小型・軽量化を実現。既存のステアリング装置や懸架装置を大きく変更することなく搭載を可能とした。

 本商品を内燃機関車や電気自動車、自動運転対応車両に適用することにより、①直進時の操作性と走行安定性の向上、②コーナリング性能の向上、③スリップなどの非常時における安全な回避動作、といった車両特性の実現に貢献できる。

 近年、交通事故のない社会の実現と環境問題の解決に向けて、高い安全性と省エネルギー性を有する車両の開発や、CASEの電動化や自動運転化で実現する取組みが進められているが、本商品が内燃機関車や電気自動車、また自動運転時における安全で快適な走行に貢献するとともに、省エネルギーな自動車社会の実現にも寄与する点が評価され、今回の受賞につながったもの。

kat

NTN、創業100周年を記念し社史を刊行

5年 3ヶ月 ago
NTN、創業100周年を記念し社史を刊行kat 2019年10日24日(木) in

 NTNは、2018年3月に迎えた創業100周年を記念し、「沿革編」「技術編」「資料編」の3部構成で同社の100年の歴史をまとめた社史「NTN100年史 The History of NTN: 100 years」を刊行した。

NTN100年史 The History of NTN: 100 years

 

 同社は、1918年に三重県桑名市で創業して以来、戦前は日本の産業とともに成長し、その後は戦争による主力工場の被災、操業再開からの復興、激変する世界情勢の中での世界市場への挑戦など、幾多の事業環境の変化や困難を乗り越え、2018年に創業100周年を迎えた。

 今回刊行された社史は、同社のこれまでの企業活動を、各時代の経済・社会情勢といった事業環境の変化とともに振り返る「沿革編」、独自技術で開発した高付加価値商品を業種ごとに紹介する「技術編」、さまざまな会社情報をデータや画像で紹介する「資料編」の3部構成で、NTNの歴史をあらゆる側面から振り返る内容となっている。

 同社史は、同社の取引先に贈呈するほか、学校や図書館などに寄贈し、さまざまなステークホルダーの同社への理解を深めてもらう考えだ。

 また、ダイジェスト版を多言語(日・英・中・仏)で順次制作して従業員に配布。これまでの歴史を知ることで自社に対する愛着と誇りを持ち、同社で働くことの社会的意義の理解と今後のさらなる成長への糧とする狙い。

 同社史の体裁は、A4判、オールカラー 465頁 (貼函入り)。

「沿革編」サンプルページ

 

「技術編」サンプルページ

 

kat