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日本ベアリング、ローラーガイド・トランスフォームロボの動画第4弾を公開
日本ベアリングは、高剛性・高運動精度の新開発ローラーガイド「EXRAIL(エクスレール)」をトランスフォーム(変形)させたトランスフォームロボ「exrail-1(エクスレール・ワン)」を披露する動画第4話「Last Battle 光る宇宙へ」をEXRAIL特設サイトと同社YouTubeチャンネルに公開した。
exrail-1動画第4話「光る宇宙へ」
動画第1話「exrail-1立つ!」(2016年11月「JIMTOF2016第28回日本国際工作機械見本市」に合わせて公開)、動画第2話「決戦の時」(昨年11月「2017国際ロボット展」に合わせて公開)、動画第3話「激攻!凍てつく大地」(「JIMTOF2018第29回日本国際工作機械見本市」開催に合わせて公開)に続き、12月18日〜21日に開催の「2019国際ロボット展」に合わせての公開とした。
トランスフォームロボexrail-1は、普段は人々の暮らしを影で支えているローラーガイドEXRAILだが、いざという時にはロボットへとトランスフォームして世界を救うスーパーヒーローになる。exrail-1動画第4話では、巨大隕石とともに出現した強大な敵からの攻撃を跳ね返すexrail-1の強靭なボディと正確で素早い動きで、EXRAILの特長である高剛性と高運動精度を表現した。決め手となる窮極のトランスフォーメーションも見どころ。
動画第4話本編は、「EXRAIL特設サイト」(http://www.exrail.jp/robot/index.html)と「日本ベアリングYouTubeチャンネル」(https://youtu.be/hURKA0NZwNw)で公開している。
日本ベアリングではまた、「2019 国際ロボット展」の同社ブース内のEXRAIL展示スペースでexrail-1動画第4話を放映している。
「2019 国際ロボット展」の同社ブースのようす
GS カルテックス、トレンドセミナーを開催
GS カルテックスは12月4日、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷 私学会館で「GS Caltex トレンドセミナー 2019」を開催、約60名が参加した。
セミナーの様子
当日はGS カルテックス 潤滑油事業本部 潤滑油営業部門 チーム長 Choi Yong Bok 氏の開会挨拶に続いて、以下のとおり講演がなされた。
・「GS カルテックス社の潤滑油事業の概要紹介」GS カルテックス 潤滑油事業本部 潤滑油営業部門 Wee Sung Uook 氏
・「潤滑油ベースオイルの市場と精製技術のトレンド」GS カルテックス 潤滑油事業本部 Yang Dong Joo 氏
・「潤滑油技術のトレンドと将来動向」GSカルテックス 東京支社 技術顧問 浜口 仁 氏
講演終了後は質疑応答の時間が設けられ、活発な議論がなされた。その後、浜口 仁 技術顧問の挨拶で閉会となった。
不二越、高速・高精度動作の中型ロボットを投入
不二越は、高速・高精度を特長とする産業用ロボット「MZシリーズ」のラインナップ
に 25kg可搬の中型ロボット「MZ25」を追加した。12月から販売を開始、2020年度に1000台の販売を目指す。
同社は、2013年に、世界最速・軽量コンパクトロボット「MZ07」(7kg可搬)を市場投入。その後も高速・高精度を特長とするMZシリーズのラインナップを拡充、高い評価を獲得し、全世界で小型ロボットのマーケットシェア拡大を進めてきた。
今回、自動化ニーズが益々高まる自動車部品・一般産業機械分野をターゲットとして、MZシリーズに中型ロボット「MZ25」(25kg可搬)をラインナップ。小型ロボットMZシリーズの高速・高精度、さらに高い汎用性を保持しつつ、中型ロボット市場でのマーケットシェア拡大を進めていく。
今後も、順次、スカラタイプを含めた中小型ロボット、協働ロボットのラインナップを拡げ、ロボットを組み込んだシステム・アプリケーションを提供していくことで、ユーザーのあらゆるFA化ニーズに応えていく。
MZ25の特長は以下のとおり。
(1) 高い汎用性
同一クラスではトップクラスの作業領域とパワフルな手首トルクで、大型ワーク・ハンドに対応し、ローディングをはじめ、バリとり、部品の組立・搬送等幅広い用途で使用可能。また、防塵防滴(IP67)・防錆機能を標準装備し、粉塵、水滴が飛散する環境にも対応
(2) 高速・高精度動作
軽量化と高剛性を両立した設計で、クラストップ レベルの高速・高精度動作(位置繰返し精度±0.05mm) を実現、ユーザーの生産性向上に貢献する
(3) 豊富なアプリケーション
独自の中空手首構造に加え、各種アプリケーションで要望される配線・配管を機体内に標準装備することで 周辺装置との配線などの干渉リスクを低減させ、信頼性が向上。さらに、大流量のエアーブロー等を可能にする大口径のエアーホースや、複数のアプリ線取出口を標準装備す
るなど、ユーザーの利便性が格段に向上
トライボコーティング技術研究会、令和元年度 第4回研究会を開催
トライボコーティング技術研究会は12月13日、東京都江東区の東京都立産業技術研究センター(都産技研)で、「令和元年度 第4回研究会」を開催した。
当日は、大森 整会長(理化学研究所)の開会挨拶に続いて以下のとおり講演がなされた。
「フラーレンの潤滑特性とメカニズム」近藤邦夫氏(昭和電工)…炭素原子のみからなるクラスター型分子であるフラーレンの特徴から諸特性、用途などを紹介し、主として潤滑特性について解説した。フラーレンを潤滑油に添加した効果として、低荷重の摩擦試験では摩擦抵抗が半分以下になるとした。また、中荷重の摩擦試験では基材の摩耗を1/20に抑制。高荷重の摩擦試験では市販の油に添加することにより焼付きを防止することから、より低粘度油が使用できると紹介した。潤滑メカニズムとしては、摺動面にフラーレン単分子よりも大きなサイズの構造体が存在するのではないかと推測した。
講演をする近藤氏「都産技研における航空機関連の取り組みについて」福田良司氏(都産技研)…都産技研では、2017年12月に「航空機産業支援室」を開設。航空機の製造や開発に求められる国際規格に対応する試験設備を導入し、共同開発を通じて航空機産業への参入を目指す中小企業を支援している。講演では、ASTM18(ロックウェル硬さ試験)やASTM E384(マイクロビッカーズ硬さ試験)、ASTM B117(塩水噴霧試験)、FAR 25.853(燃焼性試験)などの国際規格に対応した設備を導入していることや、ASTM E384とASTM18についてはJIS Q 9100に適合した依頼試験として利用できることを紹介した。
講演をする福田氏講演に続いて、都産技研内の航空機産業支援室の見学会が行われ、航空機部品に適用されるASTM規格やFAR規格に対応した試験機、中小企業と共同研究を行い完成した航空機部品の製造技術の紹介などを行った。
次回研究会は来年2月28日、東京都板橋区の板橋区立グリーンホールで開催される「第22回トライボコーティングの現状と将来」として行われる予定。
admin 2019年12月18日 (水曜日)