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第19回 FC EXPOが開催、BPPコーティングなどが展示
「第19回 FC EXPO―【国際】水素・燃料電池展―」が3月15日 ~17日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開催された。表面改質関連では、燃料電池車(FCV)のバイポーラプレート(BPP)用コーティングなどが展示された。
HEFグループは、HEF DURFERRIT JAPAN、TS 群馬、ナノコート・ティーエスの共同で出展。BPP用に開発した、導電性、耐食性、密着性に優れたPVD コーティング「セルテスFC」を紹介した。ステンレス、チタン、アルミニウムといったBPPの基材を問わず、高い耐食性(陽極:1μA/cm2未満・アクティブピークなし、陰極:1μA/cm2未満)・導電性(100S/cm以上)と低い接触抵抗値(0.01Ωcm未満)を持つBPP向けカーボンコーティングとなっている。量産対応としては、成膜面を最適な状態にする自動洗浄ラインから、最大の生産効率を実現する専用治具、生産性を最大化する最先端の成膜装置、確かな品質保証とトレーサビリティーを実現する自動カメラ検査装置を組み込んだ専用生産設備を設計・開発・製造している。
展示ブースのようすBPP用カーボンコーティング「セルテスFC」
IHIグループは、IHI(車両用過給機事業部門)、IHI Hauzer Techno Coating 、IHI Ionbondの共同で出展。IHI Hauzer Techno Coatingは、導電性・耐食性に優れたBPP用PVDカーボンコーティングのサンプルを展示したほか、インライン式PVDコーティング装置「Hauzer Flexliner®」を紹介した。大量生産に適した設計がなされており、高度に自動化された工場ラインへのインテグレートも容易で、モジュールコンセプトのため生産能力増強やコーティングプロセス追加に対しても柔軟な拡張性を有する。BPP向けPVDカーボンコーティングでは年間1000万枚レベルの生産が可能で、量産フェーズに十分対応できるコーティング装置としてアピールした。
BPP向けカーボンコーティング
kat 2023年3月29日 (水曜日)