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NTN、最大可搬質量3kgの手首関節モジュールを開発

3年 8ヶ月 ago
NTN、最大可搬質量3kgの手首関節モジュールを開発kat 2022年08日15日(月) in

 NTNは、手首関節モジュール「i-WRIST®」の「IWSシリーズ」の可搬性能を向上させた新グレード「IWS-C01」を開発した。i-WRIST本体のサイズは従来のIWSシリーズのコンパクト性(折れ角90°仕様:W417mm×D365mm×H196mm、折れ角45°仕様:W474mm×D415mm×H185mm)を維持しつつ、最大可搬質量が1kgから3kgに増加し、従来よりも幅広い種類のエンドエフェクタの搭載や製品の取り扱いが可能となり、様々な製造工程の自動化と効率化に対応するとともに、生産現場の省人化に貢献できる。

 同社では、外観検査、グリース塗布、洗浄、組立、バリ取りへの用途展開を図り、2025年度に5億円/年の販売を目指す。

 i-WRISTは独自のリンク機構により、手首のようななめらかな動きを実現するロボティクス・モジュール商品。半球状の全方向に対して高速・高精度に位置決めを行うi-WRISTでエンドエフェクタや製品の姿勢を制御することで、外観検査やグリース塗布、製品洗浄などの工程を自動化することが可能となる。

 2021年にはIWSシリーズを開発し、動作速度の向上や、従来の下向きに加えて横向きや斜め向きなど取付け姿勢を自由に選択できるようにするなど、一部の機能を拡張。タクトタイムが短縮されるだけでなく、取り扱う製品や用途に応じて柔軟な装置設計が可能となっている。通常は2台以上の多関節ロボットで行う複雑な形状の製品の外観検査も、1台のIWSシリーズで実現できる。

 今回、同社がi-WRISTを市場展開する中で、ユーザーからの要望の強かった可搬性能の向上に対応するため、制御方法の最適化により最大可搬質量を1kgから3kgに増加させたIWSシリーズの新グレードIWS-C01を開発したもの。最大可搬質量を増加させたことで、搭載可能なエンドエフェクタや製品が増え、より幅広い用途に適用できる。

 外観検査用途において、i-WRISTで製品の姿勢を制御する場合、小型・軽量な樹脂部品だけでなく、小型のアルミダイキャスト部品など人の手で取り扱う重さの製品の大半を取り扱うことが可能となる。また、i-WRISTにエンドエフェクタを取り付けて制御する場合は、大型照明や高性能カメラの搭載が可能となり、より細かい傷や打痕の検出ができるようになる。

 外観検査のほかにも、バリ取り加工などエンドエフェクタへの負荷が大きく変動する工程にも活用できる。

 

手首関節モジュール「i-WRIST」

 

複雑な形状をした自動車部品などの外観検査事例
(同じ検査速度を実現する構成での比較)

 

新グレード「IWS-C01」

 

kat

イグス、金属製から代替容易な肉厚の樹脂すべり軸受を開発

3年 8ヶ月 ago
イグス、金属製から代替容易な肉厚の樹脂すべり軸受を開発kat 2022年08日15日(月) in in

 イグスは、樹脂すべり軸受のラインアップに中荷重用「イグリデュールM210・M260」を加えた。肉厚の金属製軸受からの置き換えでは設計変更が不要で、自己潤滑性の樹脂材料のため軸受部の無潤滑・メンテナンスフリーを実現でき、建設・農業機械など過酷な使用条件下で作業時間とコストの削減に寄与する。

 イグリデュールM210・M260は肉厚が最大5mm、内径は20mm・30mm・40mm・60mm。特に中荷重(10MPa)の揺動用途に最適。すべり軸受の材質は繊維と充填材で強化、軽量でも十分な堅牢性を実現。40MPaの高面圧、連続的な局部荷重、-100℃~+140℃の温度(M260)にも耐えられる。材質には固体潤滑剤が含まれ給油が不要なため、汚れやほこりが付着せず環境に優しい。金属製軸受より軽量なため、機械やシステムの電力消費量を削減できる。

 ドイツ本社の試験施設で、イグリデュールM210・M260について中荷重の揺動運動のテストを実施したところ、数千サイクル後でも、目に見える摩耗が少ないことが実証されている。試験結果はすべて、すべり軸受構成ツール「イグリデュール エキスパート」に送られ、オンライン上でM210とM260の耐用年数を特定の条件下で計算できる。
 

中荷重用「イグリデュールM210・M260」のイメージ

 

kat

THK、最先端の自働化技術を体験できるサポート拠点を福岡に開設

3年 8ヶ月 ago
THK、最先端の自働化技術を体験できるサポート拠点を福岡に開設kat 2022年08日15日(月) in

 THKは、主力の直動製品をはじめ、製造業向けのIoTサービス、各種ロボット技術など、それぞれを活用する手法や導入を検討するサポート拠点として、山陽・九州エリアでは初となる福岡ソリューションセンター(福岡県福岡市博多区)を8月2日に開設した。

 同ソリューションセンターは、LMガイド、ボールねじ、アクチュエータなど同社の主力製品の展示コーナーのほか、部品の状態診断や予兆検知を実現するIoTサービス、さらには自社で開発したサービスロボット、協働ロボット、搬送ロボットなどのデモ機を常設展示し、来場者に最先端の自働化技術を間近で体験してもらいながら課題解決の道筋につなげていく中核拠点としての役割を担う。

 山陽・九州エリアは自動車、半導体、食品・医薬品関連の産業が活発な土地柄で、特に近年は、半導体の関連企業が相次ぎ九州への進出、事業拡大を打ち出しており、“シリコンアイランドの復権”に向けて大きな期待が寄せられている。その一方で、製造業全体では生産性の向上に加えて、労働集約や人手不足が大きな課題となっており、自働化や省人化、ロボット化を推進するニーズが年々高まりをみせている。

 そこでTHKは、山陽・九州エリアにおける旺盛なものづくり産業の需要を受け、最先端の自働化技術を体験できる課題解決型サポート拠点として福岡ソリューションセンターを開設するもの。

 ソリューションセンター内の展示スペースには、デジタルデバイスを用いた直動製品の紹介コーナーのほか、アクチュエータデモ機、部品の状態診断や予兆検知を実現するIoTサービス「OMNIedge」、自社開発のサービスロボット「SEED Solutions」、協働ロボット「NEXTAGE」、ピッキングロボットハンドシステム「PRS」など、様々なデモ機を数多く展示している。

 特にサービスロボットの展示では、技術スタッフがその場で様々なデモンストレーションを実施しながら、ユーザーが抱えるロボット活用の課題解決をサポートする。展示エリア外では、併設するミーティングルームで同社製品の導入を検討しているユーザー向けに、オンラインで東京本社の技術者を交えた技術セミナーなどを定期的に開催する予定。

同社では、「福岡ソリューションセンターでは、ユーザーのニーズに寄り添った最先端の自働化技術を紹介していく。山陽・九州エリアにおける課題解決型サポート拠点としてぜひともお立ち寄りいただきたい」とコメントしている。

 福岡ソリューションセンターの概要は以下のとおり。

・所在地:福岡県福岡市博多区上牟田1-11-1 ORIENT DEALING BLD NO.90 1階

・営業時間:9:00~17:00 ※当面は完全予約制

・連絡先(質問/予約):THK福岡支店 代表電話:092-474-4471代表メール:thk-fukuoka@thk.co.jp

 

THK主力製品をはじめ、IoTサービスや最新のサービスロボットを展示

 

技術スタッフがデモ機を使ってユーザーの課題解決をサポート

 

kat